人は性悪、人間は性善──なぜ僕たちは自分勝手なのに、誰かに優しくできるのか
人間は善なのか、悪なのか。
いわゆる性善説とか性悪説の話だ。
人は本来いい存在なのか。
それとも放っておけば悪い方に流れていく存在なのか。
昔から色々な人が考えてきたテーマだと思う。
ただ、僕はこの話を聞くたびに、どっちか一つに決めるのは少し違うんじゃないかと思っていた。
というのも、人間って明らかに自分勝手なところがある。
自分が損しそうになると逃げたくなる。
誰かが成功すると素直に喜べないことがある。
自分のミスなのに、どこかで環境や他人のせいにしたくなる。
誰かを助けた方がいいと分かっていても「まあ誰かがやるだろう」と思ってしまうこともある。
そういう自分を考えると、人間は決して綺麗な存在ではないと思う。
でも一方で、誰かに優しくすることもできる。
困っている人を見ると放っておけないことがある。
大切な人のためなら、自分の時間やお金を使える。
誰にも見られていなくても、悪いことをすれば胸が痛む。
自分が得をしなくても、誰かが救われるならそれでいいと思える瞬間もある。
じゃあ人間は善なのか。
それとも悪なのか。
僕はこの問いについて、今のところこう考えている。
人としての本質は、性悪である。
人間としての本質は、性善である。
ここから先は
5,715字
¥ 300
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
