あの星よりも
海よりも広く
空よりも広い
内なる心が
盛大に叫んでいる
宇宙の中の惑星の一生が
何十億年だとしたら
私たちの一生なんか
風に吹かれる塵と同じ
だけど
軽くはないんだ
生まれて
死ぬ
その間に感じる全ての物語は
あっという間だとしても
小さくはなくて
大切だったり
痛かったり
泣いたり
嬉しかったり
そうやって出来ているんだ
空を見上げた先の星は
確かにいつのものかはわからない
けれど確かに存在していた
その星に
人の人生は負けてない
ほんの塵のようであったとしても
私はそう思う
桜 歩美
