【2025年3月11日以降】Figmaの料金、シート、請求の仕様が変わるのでまとめてみた
はじめに
普段からFigmaのチームや組織を管理している人は既にご存知かもしれませんが、昨年2024年12月に公式から発表された通り、Figmaは2025年3月11日から全体的に値上がりします。
シート(権限)の構成なども変更になり、チームの管理者としては無視できないトピックなのでまとめてみました。
公式サイトでは表記揺れがありますが、本記事では下記のように記載していきます。
デザインツールとしてのFigma: Figma Design
Dev Mode、開発モード: 開発モード
ヘルプにも詳しい記載があります。
最新の正しい情報は公式サイトを確認してください。
主な変更点
主な変更点としては下記の3つです。
Figma Designの値上げ
請求モデルの再構築
すべてのシートの機能を拡充
1. Figma Designの値上げ
プロフェッショナル、ビジネス、エンタープライズ問わず軒並み値上げになります💸
詳細は公式の情報を確認してください。
以下のリンク先の表では誤解を招く可能性があるので念のため記載しますが、「/月」は年払いの月あたりの金額を示しています。
Figma Designの値上げについて | Figmaの料金、シート、請求体験の変更について – Figma Learn - ヘルプセンター
2. 請求モデルの再構築
現在、シートのアップグレードはユーザー主導で行われており、管理者はシートのアップグレード後、次の請求の前に確認することを余儀なくされています。この状況について、フラストレーションが溜まるとのご意見を管理者の方々からいただいていました。
これを更新し、新しいシートがリクエストされた瞬間から管理者が事前にコントロールできるようにします。デフォルトでは、追加料金が発生するシートのアップグレードはすべて管理者の承認が必要となります。また、これまでのように製品ごとに複数のシートを管理する必要がなくなり、ユーザーごとに1つのシートを管理するだけで済むので、作業が簡単になります。
管理者は、シートタイプごとに次のシート承認設定を選択できます。
シートの手動承認: すべてのシートアップグレードリクエストは管理者によって手動で承認される必要があります。
空いているシートがある場合を除き、手動で承認(デフォルト): 有料シートをリクエストした人は、空いているシートがある場合、自動的にシートが付与されます。シートは、事前に購入されているが誰にも割り当てられていない場合に利用可能です。
シートの自動承認: すべてのシートアップグレードリクエストは自動的に承認されます。利用可能なシートがない場合は、新しいシートを購入します。
これまで、デフォルトのシートタイプは「閲覧者」でした。この「閲覧者」は表記だけ見れば閲覧のみの権限に思えますが、実際はいつでも自らフル(有料)シートになれる恐ろしい権限です。
なぜ何年もこの恐ろしい実態のままだったのかわかりませんが、これが「ユーザー主導」と記載されている所以です。管理者がこれを知らずに放置していると大変な請求額になります。
現行でもデフォルトのシートタイプを「限定閲覧者」にしていればその心配はなかったのですが、今回そのデフォルトの仕様が変更になるようです。
このあたりは実際に検証したいところです。
3. すべてのシートの機能を拡充
これまではFigma DesignやFigJam、開発モードそれぞれでフルシート、閲覧者シート、限定閲覧者シートを管理していましたが、2025年3月11日以降は4つのシートのみになります。
Figma社の用いる「アクセス」の概念は閲覧のみだったり編集が可能であったりするので、こちらも実際に検証したいところです。
フルシート
Figma Design、開発モード、Figma Slides、FigJamを含むすべてのFigma 製品へのフルアクセス
Devシート
開発モード、Figma Slides、FigJamへのフルアクセス
ただし開発モードのアノテーションや測定ツールの編集権限はない
Figma Designファイルの閲覧とコメントアクセス
コラボシート
Figma SlidesとFigJamへのフルアクセス
Figma Designファイルの閲覧とコメントアクセス
閲覧シート
Figma Design、Figma Slides、FigJamへの閲覧およびコメントアクセス
まとめ
正直、これまで管理者のUXが地の底だったので少し運用しやすくなる可能性が出てきて嬉しいです。
管理者にとっては承認フローや各シートの「アクセス」の実態の検証、社内でのルールの改定などやることが増えてしまいますが、デザインツールとしてのFigmaは大好きなのでこれからも期待しています。
