おいでよ都田 Honda vs 岳南 マッチプレビュー
いよいよ、4月26日から天皇杯静岡県代表を決める「静岡県サッカー選手権大会 決勝大会」が始まります。
決勝大会に出場するのは、この4チーム。
アスルクラロ沼津(JFL)
HondaFC(JFL)
岳南Fモスペリオ(東海社会人1部)
常葉大学サッカー部(東海学生1部)
昨年と全く同じ顔ぶれになりました。
対戦カードは以下の通り。

注目は、Hondavs岳南。
昨年の静岡県決勝と同カードが準決勝で再現となります。
Hondaも岳南もほどほどに見ている自分にとっては、嬉しいのだけどなんどか複雑な心境です。今週は、「天皇杯…どんな試合になるのかな…?」と妄想ばかり膨らんで、仕事が全く手に付きません。
ちなみに、致命的なミスも3つしました。
弊社の損害は甚大です。
これ以上、弊社に被害を出すわけにはいかないので、誰よりも知ったかぶりなマッチプレビューを作って気持ちを落ち着かせる事にしました。
寛容な心で読んでね!
予想スタメン
妄想の1番面白い所は両チームの予想スタメンです。
しかし、いざnoteに書こうとすると、出来る限り現実味のあるスタメン予想を載せるしかありません。これがちょっと悔しい。
とんでもフォーメーションのサッカーとかで戦って欲しい。
しかし、公表されている情報だけで現実的に考えると、なんとも普通なこのメンバーに落ち着きます。先週末の試合のスタメンと一緒!

まずはシステムですが、両チームとも今年に入ってからは、基本的に4-4-2をベースに戦ってきているので、天皇杯だからと言って奇抜なシステムは組まんで来ないと思います。たぶん、おそらく、なんとなく。
去年の岳南は3バックや可変も取り入れていたので、岳南の監督さんには色々な引き出しがあるのだと思いますが、今年はそういったやり方が見えないので、なんでだろ?と思っている所ではあります。
隠し玉で準備してたら、それはそれで凄いけど。
では、出場選手は?というと、岳南は、CFのアデルが出場停止。
圧倒的な個性があるアデルの代わりは誰かな?と考えていましたが、先週のワイヴァン戦のスタメンでは、アデルを外したスタメンになっていました。
ワイヴァン戦のメンバーが、そのままベストメンバーだと考えられます。

対するHondaは困った事に緊急事態。
先週のジェイリース戦では、今季の主軸と(個人的に)考えていた選手が半分くらいいませんでした。
2週間前の岡崎戦から正GKの青木祐太が行方不明に。
CBは、今年のキャプテンで昨年のベストイレブンの池松大騎が開幕からずっと不在だし、困った時の八戸雄太もどこへいったのという感じ。
ボランチは、開幕前には大活躍していた小林亮太がずっとベンチにも入らず、今年ゲームメイクの役割をこなしていた寺田阿輝彦も先週から突然いなくなりました。
右サイドハーフも、開幕からスタメンを続けてきた岩切拳心が岡崎戦から行方不明だし、FWも開幕前には大活躍していた岡﨑優希も姿が見えません。
これだけいなくても、JFLカップ西で首位沖縄と同じ勝点の2位なんですから、めっちゃつよい…Hondaさん…としか言いようがありません。
しかしスタメンを考える上では、誰がベストメンバーなのかというより、誰が出れるのか?という感じなので、怪我人情報が無いとさっぱり分かりません。
とりあえず先週のジェイリース戦のスタメンが、天皇杯もスタメンという予想にしてあります。
では、このシステム&メンバーで、両チームがどう戦っていくのか考えていきましょう。
岳南目線での検討
まずは、チャレンジャーである岳南のHonda攻略法を考えてみましょう。
通常時、岳南の攻撃時のストロングポイントは、
真ん中にフィジカルモンスターアデル
左に高速アタッカー平尾
右にドリブルもクロスもある野村
この3本柱です。
しかし、前述した通りCFアデルが出場停止でいません。
アデルの代わりのFWはいないの?って話ですが、可能性として一番高いのは14番原科勇我になるでしょう。
この原科勇我は、なんでも出来る万能タイプのFWですが、アデルとはタイプが違います。エスパルスで言うなら、セフンの代わりに北川航也を据えるようなものです。
間違いなくいい選手なのですが、チームとしてやり方は変更しなければならず、難しい選択肢になります。

さらに、両サイドの平尾・野村がマッチアップするのは、JFLでも屈指のSB佐々木&知花です。この佐々木&知花は、個人的な意見としてはもっと上のカテゴリーで出来る選手だと思っているくらいの実力者。
岳南を贔屓目で見ても、サイドで真っ向勝負するにはかなり分が悪いと思います。

こうなってくると3本柱を全てへし折られる未来がちょっと見えて、なかなかの絶望感です。
それでも、勝ち筋を探しましょう。それが天皇杯です。
さて、そんな絶望感の中で突破口になりそうなのは、今シーズンから加入した可児壮隆です。
フロンターレ下部出身らしいボールタッチとファンタジックなプレーが魅力で、ワイヴァン戦でもバイタルで受けた時には光るプレーを見せていました。あのプレーをHonda相手にも見せられれば、Honda守備陣に穴をあけることも出来るかもしれません。
その可能性にかけるのならば戦術乾のように、アタッキングサードでの指揮権を託してみるのもいいかもしれません。

それでも、Hondaを崩せないようなら、意図的にカオスを作っていくしかありません。
岳南がHonda相手にカオスを作るとしたら、こちらも新加入の大迫暁がキーマンになります。サイドバックながら指揮官にもなれるタイプで、一発のサイドチェンジもあります。そして、カオスを作り出すのに最も必要な精度の高いロングスローがあります。

岳南には絶対的なエアバトラーである後藤虹介がいるので、大迫暁のロングスローは大きな武器になります。
自慢のサイドアタッカーが勝負を仕掛けて、最低限相手ゴール付近でスローインさえ取れれば、大迫暁のロングスローがあると考えると、Hondaとしてはなかなか厄介に感じる所でしょう。
この2つと、TRMでJ2甲府を苦しめたハイプレスを合わせて、Hondaに混乱を与えたいというのが、岳南の基本路線になりそうです。
Honda目線での検討
では、Honda目線でも考えていきましょう。
まず、岳南の守備の特徴として
①ハイプレス
②掻い潜られたらリトリート
③CBをゴール前から動かさない
この3点があります。
Hondaはビルドアップをするにあたり、まず①ハイプレスが厄介です。
岳南は2度追い3度追いは当たり前にやってきますし、ある程度岳南を疲れさせても、交代で入ってくる選手も運動量豊富です。特に岳南13番の中島澪音は、かなりパワーを持って入ってくるので、岳南はハイプレスは試合通して注意が必要です。
ではそのハイプレスをどうやって回避しようかと考えると、回避のポイントは児玉&松森の2CFになると思います。
岳南の2CBは、相手FWが下りる際にそこまでついていかない傾向があります。いいタイミングで岳南ボランチ脇に下りれば、ボールを引き出せ、場面を引っ繰り返せるでしょう。

一旦、ひっくり返しさえしてしまえば、岳南がリトリートしながらひいてくれるので、押し込むのはそこまで難しくありません。
あとは、どう崩すかですが、岳南はとにかくCBの後藤虹介が高性能なので、「後藤虹介をどうやって動かすか」が、考え方の基本になると思います。
一番シンプルなのは、SBを引き出した上でポケットを取るパターンです。
そこからマイナスでもいいし、ファーサイドへふっても良さそう。
とにかく後藤虹介が1人で対応出来ない状況に追い込む事が肝心です。
その他の注意点としては、岳南GKの後藤佑介が反応とシュートストップに長けている点です。甲府も、良いシュートを放ってもシンプルなパターンでは、全て後藤佑介に触られていました。
シュートの際には、GKの目線をずらすような一工夫は必要だと思います。
まとめ
システムがかみ合っていると予想されている以上、
・相手より走る
・球際で負けない
・1対1で勝つ
こういう当たり前の部分が勝敗を分ける重要な要素になってきます。
そういう土台の上に、両チームの狙いや個vs個のデュエルの部分も見れたら嬉しいなと思っています。
本文中にも触れましたが、大注目のデュエルが
佐々木俊輝vs平尾拳士朗
知花康士朗vs野村海翔
このサイドの主導権を争う攻防は、試合全体に影響しますし、
児玉怜音vs後藤虹介
この制空権争奪戦も大注目です。

そして、エスパルスサポーター的には、
東 廉vs後藤 佑介
の清水ユース同期対決も大きな楽しみの一つ。
Hondaの東廉は、昨年、怪我に苦しみ、なかなか試合に出れませんでしたが、JFLカップ2戦目の三重戦からスタメンを掴むと、4試合連続でスタメン出場中。ちょっとハチャメチャなプレーをする時もあるけれど、東廉なら何かを引き起こすだろうと期待感を持てる選手へ成長しました。

対する後藤 佑介は、大卒で南葛SCへ加入するも出場機会が得られず、下関への移籍を決断。下関でスタメンを獲得し、さらに静岡へ凱旋移籍。昨年の東海リーグチャンピオンクラブ岳南でも正GKを掴む所までやってきました。
1年前に、初めて南葛で見た時はメンバー外だった事もあり、サッカー選手というよりイベントスタッフという感じだった後藤佑介がですよ。

そんな様々な思いがつまった
静岡県サッカー選手権大会 決勝大会
HondaFC vs 岳南Fモスペリオ
は、Honda都田サッカー場で4/26(日)13:00キックオフです。
都田で待ってる!
