あと何年あるんだろう。そんな話をする年齢になりました。
先日、30代で出会った友達3人で、小樽へ出かけました。
二人はひと足先に還暦を迎えたので、そのお祝いも兼ねての小旅行です。
美味しいものを食べて、景色を眺めて、たくさん笑って。
そんな楽しい時間の中で、ふと友達が言いました。
「最近ね、あと何年生きられるんだろうって考えるようになったんだ。」
その言葉が妙に現実味を帯びて聞こえました。
私たちが出会ったのは30代。
子育てに追われ、毎日が慌ただしく過ぎていた頃です。
気づけば30年近くの月日が流れていました。
「あっという間だったね。」
その一言に、みんながうなずきました。
もし80歳まで元気に過ごせるとしたら、あと20年ほど。
30年がこんなにも早かったのなら、これからの20年も、きっとあっという間なのでしょう。。。
先日、80歳の誕生日を迎えた叔母から「銀行に付き添ってほしい」と連絡がありました。
春に骨折をしてから、一人で出かけることが難しくなったそうです。
一緒に暮らす息子(わたしのいとこ)はいます。
でも、「仕事の合間に頼むのは申し訳ない」と、私に声をかけてくれました。
家族だから何でも頼めるわけではなく、家族だからこそ遠慮してしまうこともある。
そんな気持ちが伝わってきました。
義母のことも思い出しました。
年齢を重ねるにつれ、一人ではできないことが少しずつ増えていきました。
誰にも迷惑をかけたくない。
きっと多くの人がそう願っているはずです。
でも、人は年齢を重ねると、少しずつ誰かの力を借りながら暮らしていくのも
事実です。
だからこそ、元気に歩けること
友達と笑いあえること
美味しいものを「美味しいね」と言い合えること
そんな何気ない一日が、とても愛おしく感じます。
人生は長いようで、振り返ると本当に短い。
だからこそ何気ない1日を大切に積み重ねていきたい。
還暦を迎えた友達との小旅行が、そんなことを改めて教えてくれました。
