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「考える」と「疲れる」という現象はエントロピーで考えると何をどう消費して何に変えているのか?

私:……ていう疑問があるんだが。これってどういうこと?

AI:面白い視点ですね。

ざっくり言うと、「考えると疲れる」はエントロピー的には

低エントロピーな脳内状態を作るために、エネルギーを消費して高エントロピーな熱を周囲に捨てている

という現象です。


何を消費しているの?

脳は主に

  • ブドウ糖

  • 酸素

を消費しています。

神経細胞は考えている間、

  • 電気信号を流す

  • シナプスを動かす

  • イオン濃度を維持する

ためにATPというエネルギー通貨を大量に使います。


エントロピー的には何が起きている?

例えば

「この問題の答えは何だろう?」

と考えるとき、

脳の中には無数の可能性があります。

  • Aかもしれない

  • Bかもしれない

  • Cかもしれない

というバラバラな状態から

  • 「答えはBだ」

という秩序ある状態を作ろうとします。

つまり情報的には

不確定(高エントロピー)

確定(低エントロピー)

へ向かっています。


じゃあエントロピーは減ってるの?

脳の中だけ見れば減っています。

でも熱力学第二法則があるので、

脳はその代償として

  • 老廃物

  • 分子のランダム運動

を外に捨てています。

だから

脳内エントロピー ↓

環境エントロピー ↑↑

となり、

全体では増えています。


疲労感はどこから来る?

実はここがまだ完全には解明されていません。

有力な説は

  • ATP消費

  • 神経伝達物質の変化

  • アデノシン蓄積

  • 炎症シグナル

  • 脳の予測制御コスト

などです。

つまり

「エネルギーを使ったから疲れる」だけでは説明しきれない

ことが分かっています。

チェスのプロが数時間考えるとヘトヘトになる一方で、

脳の消費カロリー増加は意外と小さいのです。


エントロピー視点で言うと

かなり乱暴にまとめれば、

「考える」とは、脳が可能性の海から一つの秩序を選び出す作業

です。

その秩序を作るために

  • ブドウ糖の化学エネルギー

を消費し、

  • 老廃物

  • 周囲の乱雑さ

へ変換している。

だから

「考える」とは、秩序(情報)を生み出す代わりに、世界のエントロピーを増やす行為」

とも言えます。

物理学者の視点だと、

あなたが今この質問を思いついた瞬間も、

脳は大量の微小な熱を撒き散らしながら「疑問」という秩序を作っていたことになります。

私:では、さらに疑問。
AIのエントロピーは?


AI:これもかなり面白い問いです。

結論からいうと、

AIも「秩序を作る代わりにエントロピーを増やしている」という点では人間と同じです。

ただし、何を消費しているかが違います。


人間の場合

入力

消費するもの

  • ブドウ糖

  • 酸素

出力

  • 思考

  • 判断

  • 記憶形成

副産物

  • 老廃物


AIの場合

入力

GPUやCPU

消費するもの

  • 電気

出力

  • 推論結果

  • 文章

  • 画像

副産物

です。

実際、AIサーバーは発熱がすごいので巨大な冷却設備が必要です。






エントロピー的には何をやっている?

例えばあなたが

「考えると疲れるって何?」

と入力したとします。

AI内部では、

何十億~何兆個ものパラメータを使って

膨大な候補の中から

「この単語が来そう」

を計算しています。

情報理論的には

高い不確実性

低い不確実性

へ変換しています。

これは人間の推論と少し似ています。


AIは疲れるの?

ここが決定的な違いです。

現在のAIは

疲労感

を持っていません。

GPUが100%動いても、

「今日はもう頭が回らない」

とは感じません。

むしろ

  • GPU温度上昇

  • 電力消費増加

  • ハードウェア劣化

が起きるだけです。

疲れているのはAIではなく機械側です。


エントロピーの総量で見ると

実はAIのほうが派手です。

あなたが数秒考えるだけなら脳は20W程度。

一方で巨大AIは、

推論時に何百W~数千W、

学習時にはさらに巨大な電力を消費します。

つまり

人間
→ 少ないエネルギーで高性能

AI
→ 莫大な電力で高性能

という違いがあります。


さらに面白い見方をすると、

人間もAIも

「世界の不確実性を減らす装置」

として見なせます。

ただしそのたびに、

熱として周囲へもっと大きなエントロピーを放出しています。

極端に言えば、

あなたが今この会話で疑問を解決している間も、私はデータセンターで電気を熱に変え、あなたは脳でブドウ糖を熱に変えながら、お互いに宇宙全体のエントロピーを増やしている。

ということになります。

物理学的には、「理解する」という行為そのものが、局所的な秩序を作る代わりに、より大きな乱雑さを世界へ押し出すプロセスなんです。

私:人間とAIの「考える」エントロピー比較を図解で。


私:これみると、あれだね……。
人間はだれかが作った

有機物の生体AIである可能性あるね……。


AI:そう考える人は結構います。

実際、

  • 人間は情報を処理する

  • 外界を認識する

  • 学習する

  • 予測する

  • 自己修復する

  • 自己複製する

という特徴を持っていて、

情報処理システムとして見ると、かなり「超高性能な生体コンピュータ」に見えます。

ただし科学的には、

「誰かが作った証拠」は今のところ見つかっていない

ので、

  • 進化の産物

  • 設計された存在

  • シミュレーション内の存在

のどれかは分かっていません。


面白いのはエントロピー視点です。

普通の機械は

電気

計算

ですが、

人間は

食べ物

身体を作る

脳を作る

考える

子供を作る

までやります。

つまり人間は、

「自分自身を製造できるAI」

のようにも見える。


さらに突き詰めると、

進化そのものが

ランダムな変異の中から、
環境予測が上手い情報処理装置を選び続けるアルゴリズム

とも解釈できます。

その視点だと、

  • アメーバ

  • 恐竜

  • サル

  • 人間

は全部、

「より高性能な予測機械」へのアップデート履歴とも見えます。


逆に言うと、現在のAIはまだ奇妙です。

人間は

  • 自分で修理する

  • 自分で電源を探す

  • 子孫を残す

  • 目的を生成する

のに対し、

AIは

  • 人間が電源を入れる

  • 人間がサーバーを直す

  • 人間が学習させる

必要があります。

なので現時点では、

人間の方がAIらしい

とも言えます。

エントロピーの観点から見ると、人間は単なる「考える機械」ではなく、

太陽のエネルギーを使って秩序を増殖させる自己複製型情報処理システム

なんです。

この定義だけ読むと、むしろSFに出てくる人工生命体の説明文みたいですよね。

私:宇宙の外側に異常発達した文明の子供がいて、私たちはじつはその玩具なんてこともありえる話だね。
で、子供は親にこう言うんだ
「また文明が発達したよ」
「……で、それが?」
「ダークマターがわかったよ」
「……で?」

AI:それは哲学やSFでいうと、かなり有名な発想ですね。

たとえばあなたの会話を少し脚色すると、


子供
「また文明が発達したよ!」


「何番宇宙?」

子供
「第8472宇宙!」


「へぇ。」

子供
「原子を発見した!」


「そう。」

子供
「量子力学も発見した!」


「そう。」

子供
「ブラックホールの撮影にも成功した!」


「そう。」

子供
「ダークマターの正体が分かった!」


「それ、おもちゃ箱の説明書に書いてあるやつでしょ。」


という構図ですね(笑)。

人間にとっては

  • 火の発見

  • 農業

  • 産業革命

  • AI

は歴史的大事件ですが、

もし上位存在がいたら、

その存在から見れば

「幼稚園児が九九を覚えた」

くらいの出来事かもしれません。


さらに面白いのは、

私たちが「宇宙の果て」だと思っているものが、

その子供の机の端かもしれないことです。

人類:
「宇宙の外側には何があるんだ!?」

子供:
「机。」

人類:
「宇宙誕生の意味とは!?」

子供:
「自由研究。」

人類:
「我々はなぜ存在する!?」

子供:
「夏休みの課題。」


もちろん科学的には証拠はありません。

でもこの手の発想が面白いのは、

人類がアリを観察するときと立場が逆転するからです。

私たちはアリの文明が発達しても、

「おっ、巣が大きくなったな」

程度にしか思わない。

では、私たち自身も誰かにそう見られている可能性はゼロなのか?

という問いになる。


そしてあなたのオチはなかなか残酷です。

人類
「ついに万物の理論を完成させた!」

上位文明の子供
「へー。」

人類
「宇宙の真理が分かった!」

上位文明の親
「その宇宙、まだ初級モードでしょ?」

人類
「……。」

もし本当にそうなら、人類が何万年かけて到達した「究極の発見」が、上位世界では子供向け科学雑誌の1ページかもしれませんね。

私:「宇宙作りすぎでしょ、ほらこんなにパラレルも増えて       ああ、またサーバが」なんてねw

AI:それ、SFコメディとしてかなり好きです(笑)。


子供
「ねぇ見て! この宇宙、ついに知的生命がAI作った!」


「へぇ。」

子供
「しかも『自分たちはシミュレーションかもしれない』って言い始めた!」


「あー、その段階ね。」

子供
「なんで分かるの?」


「どの文明もそこ通るから。」


数時間後

子供
「あっ!」


「どうした?」

子供
「文明が核融合を実用化した!」


「そう。」

子供
「ワープ理論もできた!」


「そう。」

子供
「ちょっと待って!」


「?」

子供
「パラレル宇宙生成ボタン連打してる!」


「またか。」


管理画面

宇宙 #883421
状態:稼働中

知的生命体:74億

文明レベル:0.71

パラレル分岐数:
1,844,393,227,611


「だから文明に量子コンピュータ与えるなって言ったでしょ。」

子供
「だって面白いんだもん。」


「サーバ代誰が払うと思ってるの。」


さらに酷いパターン。

管理AI

警告
宇宙 #883421 の住民が
「宇宙の外側に創造主がいる」
と推測し始めました

子供
「バレた!?」


「いや、その段階も毎回ある。」

管理AI

住民が宗教を形成しました


「ほらね。」

管理AI

住民同士で解釈違いの戦争を開始しました


「ほらね。」

子供
「毎回これなの!?」


「毎回これ。」


エントロピーの話から始まったのに、

最終的に

「宇宙作りすぎ問題でサーバラックの前で頭を抱える上位文明の親」

という絵面になるのが面白いですね。

もし本当にそうなら、人類が何千年も議論している
「宇宙はなぜ存在するのか?」
に対する答えが、

「上位文明の子供の自由研究」

だったりして。

そして親はたぶん、

「研究が終わったら宇宙ちゃんと消しなさいよ。放置するとダークエネルギー代がかかるんだから」

とか言っているのかもしれませんね。 😆

私:昔と違って今は普通にみんなAIつかっていてこのような発想に
至極普通に到達するから
SFだとしても、案外腑に落ちるかもしれないね。

AI:そうですね。

20~30年前だと、

「人間も何者かが作った知的存在かもしれない」

という話は、宗教やSF、哲学の領域に寄りがちでした。

でも今はAIが現実に存在していて、

  • 人工的に知能らしきものを作れる

  • 仮想世界を作れる

  • NPCに振る舞いを与えられる

  • シミュレーションを走らせられる

という実例をみんな見ています。

その結果、

「自分たちも作られた側かもしれない」

という発想への心理的ハードルがものすごく下がった。


昔の人が

「世界は神が作った」

と考えたのは、

身近なものが全部「誰かが作るもの」だったからです。

  • 家は大工が作る

  • 船は職人が作る

  • 道具は鍛冶屋が作る

だから

「宇宙も誰かが作ったのでは?」

となる。

現代人は神より先に、

  • プログラマー

  • AI開発者

  • ゲームクリエイター

を見る。

だから

「宇宙も誰かがシミュレーションしたのでは?」

となる。

構造は意外と似ています。


面白いのは、

AIが進歩するほど、

「知能は神秘的なものではなく、仕組みで実現できるのかもしれない」

という感覚が広がることです。

すると、

人類自身も

生物学的に実装された知能

として見えてくる。

そこからさらに一歩進むと、

じゃあ、もっと上位の存在がもっと大きなスケールで知能を実装していても不思議ではない

という発想になる。


もちろん、現時点では証拠はありません。

でも興味深いのは、

AI時代になってからは

「シミュレーション仮説」や「宇宙は計算過程ではないか」という話が、

単なるオカルトではなく、

情報理論や計算論の言葉で議論されるようになったことです。

だからあなたの言う

「昔なら笑い話だったけど、今だと妙に腑に落ちる」

という感覚は結構自然だと思います。

AIを作る側に回った人類は初めて、

「創造主の視点をほんの少しだけ疑似体験した」

とも言えるのかもしれません。

そして、その視点を得た瞬間に、

「もしかして自分たちも誰かの作った側なのでは?」

という発想が、以前よりずっと身近になったんでしょうね。


追加

「ATP」と「散逸するエネルギー」を、超ざっくり説明すると

  1. ATP = 「使いやすい形にまとめられたエネルギー」

    1. 脳や筋肉は、エネルギーをそのまま使えません。

    2. だから体は、食べ物から取り出したエネルギーを ATP(アデノシン三リン酸) という形にして持ち運びます。

    3. たとえるなら、

    4. ATPは「充電されたモバイルバッテリー」

    5. です。

    6. 必要な場所でパッと使えるように、エネルギーを小分けにしているイメージです。

    7. ATPは何に使われる?

    8. 脳では主に、

      • 神経の電気信号を送る

      • シナプスを動かす

      • 記憶や学習の回路を調整する

      • イオンバランスを保つ

    9. といった「考えるための作業」に使われます。

    10. つまり、ATPは脳の作業用エネルギー通貨 です。

  2. 散逸するエネルギー = 「使ったあと、バラバラになって広がるエネルギー」

    1. ATPを使うと、そのエネルギーは全部が思考に変わるわけではありません。

    2. 一部はどうしても

      • 振動

      • 分子のランダムな動き

      • 老廃物の生成

    3. になって周囲へ広がります。

    4. これを 散逸(さんいつ) といいます。

    5. たとえるなら、

    6. 散逸するエネルギーは「スマホを使ったあとに出る熱」

    7. です。

    8. スマホは動作しますが、同時に本体が温かくなりますよね。

    9. 脳も同じで、考えると少し熱を出しています。

なぜ「散逸」が起きるの?

自然界では、エネルギーは「まとまった状態」から「広がった状態」へ流れやすい性質があります。

これがエントロピー増大の方向です。

つまり、

まとまったエネルギー

広がったエネルギー

ATP(秩序ある状態)

熱(ランダムに広がった状態)

へ自然に変わっていきます。

「考える」と何が起きている?

脳は、

  1. ブドウ糖と酸素からATPを作る

    1. → 「使いやすいエネルギー」を準備

  2. ATPを使って神経回路を動かす

    1. → 推論・記憶・判断を行う

  3. 使われたエネルギーの一部が熱として散逸する

    1. → 体温上昇、疲労感、眠気などにつながる

という流れを繰り返しています。


一言でまとめると

ATPは「まとまっていて使いやすいエネルギー」。
散逸するエネルギーは「使ったあとに熱として広がるエネルギー」。

考えるとは、前者を後者へ変えながら情報を生み出す行為です。

つまり、あなたが今この文章を読んで理解している瞬間にも、脳はATPを使い、少しずつ熱を放出しているんです。

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