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4人で1つの「動く歯科医院」。76歳のドクターと私たちが、おいしいランチを原動力に走る理由

​こんにちは、訪問歯科衛生士のノンです。

​「訪問歯科」と聞くと、みなさんはどんな光景を思い浮かべますか?「お医者さんが1人でカバンを持って、お家にやって来るのかな?」と思われている方も多いかもしれません。

​実は、私たちの訪問歯科は「チーム戦」です。

歯科医師(ドクター)1人、歯科衛生士2人、そして運転や多方面との調整を担うコーディネーター1人。総勢4人のプロフェッショナルが1台の車に乗り込み、まるで「小さな動く歯科医院」のように毎日 patient(患者様)のもとへ駆けつけています。

​今回は、そんな私たちの知られざるチームの舞台裏と、車内でのちょっとほっこりする日常をお話しします。

​4人それぞれの「プロのバトン」

​車の中には、治療やケアに必要な専門機材がぎっしり。全員がそれぞれの役割を全うすることで、院内と同等、それ以上のシームレスなケアが可能になります。

​ドクター(歯科医師): 的確な診断と、治療の舵取り。

​歯科衛生士(2人): 患者様の状態に合わせた丁寧な口腔ケア。2人体制だからこそ、1人がサポートに回り、より安全で質の高いケアを提供できます。

​コーディネーター(ドライバー): 安全運転はもちろん、機材の搬入、施設やご家族との連携、現場を和ませる空気作りまで担う頼もしい存在。

​誰一人欠けても、私たちの訪問歯科は成り立ちません。

​かつての鬼教官?76歳ドクターの一番の楽しみ

​そんな私たちのチームを率いるドクターは、御年76歳のおじいちゃん先生です。

実は昔、とても厳しい先生だったそうなのですが、今ではすっかり丸くなり、優しくて利用者様からも大人気のアイドル的存在です。

​そんな先生の、一日の最大の楽しみ。それは……**「おいしいランチ」**です!(笑)

​午前中の訪問が終わると、車内での第一声は決まって「さあ、今日はどこで食べましょうか?」。先生にとっては、これが何よりも大切な議題なのです。

​「お昼にお値打ちで、おいしいランチが食べられるとね、午後からの仕事のパフォーマンスがグンと上がるんだよ」

​そう言って嬉しそうにパスタや定食を頬張る先生の姿を見ていると、不思議と私たちまで元気になります。おかげで、今では私も毎日のランチ選びがすっかり楽しみになってしまいました。

​「おいしい」を届けるために、まず私たちが笑顔で

​次の訪問先に向かう車中では、「さっきの患者様、お口が綺麗になって喜んでたね」「次の患者様は少し緊張しやすいから、優しく声をかけようね」といった真面目な作戦会議も行われます。

​けれど、それと同じくらい、おいしいご飯の話で笑い合う雑談の時間も、私たちのチームには欠かせない大切なエネルギー源です。

​私たちが目指しているのは、ただ機械的に歯を治すことではありません。

車の中で培ったチームの温かい空気や笑顔を、そのまま患者様のお部屋にお届けすること。

​「お口からおいしく食べる喜び」を患者様に伝える私たち自身が、まず「おいしい!」を全力で楽しむこと。

​今日も76歳の頼れるドクターを筆頭に、お腹も心も満たされた最強の4人チームで、たくさんの笑顔とお口の健康を届けに走ります。

​「今日のランチもごちそうさまでした!午後も元気にいってきます!」

​最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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