【東京エッセイ】Love Me Tender(やさしく愛して)
窓の外が未だ暗い夜明け前に、一人部屋の中で椅子に座っていたら、ふと聴きたくなって、曲をかけた。
サビの部分の、
Love me tender, love me sweet, never let me go
という歌詞に、心の中に広がる切ない優しさ。
これは、今はそうではないから、そうあって欲しいという渇望の歌なのだろう、と感じる。
もう既にそうなら、わざわざ歌詞に心を込めるだろうか?
悲しくて切なくて死んでしまいたい程の寂しさに、心が乾き切った哀切の想いを感じる。
いつのまにか瞳が潤んでいた。
