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“強運厄除の神社” 小網神社の魅力と見どころを徹底紹介

◆はじめに

日本橋――高層ビルと老舗の街並みが交差し、
都会の喧騒と伝統が同居するこのエリアに、
ひときわ強い信仰を集める小さな神社があります。
それが、日本橋七福神の一社として知られる 小網神社 です。

“強運厄除けの神社”。
そう呼ばれるほどのご利益が語り継がれ、
平日でも参拝者の列ができることもあるほどの人気ぶり。
オフィス街の真ん中でありながら、
鳥居をくぐった瞬間に空気が変わるような、静かな神域が広がっています。

今回は実際に参拝したときの体験を交えながら、
小網神社がなぜこれほど多くの人に愛されているのか、
その由来・魅力・見どころをじっくり紹介していこうと思います。

七福神めぐり全体の回り方や他の神社の紹介はこちら
はじめての日本橋七福神|アクセス抜群の街歩きコース 


◆小網神社とは? 〜歴史とご祭神〜

ここからは
小網神社が「なぜ強運厄除の神社と呼ばれるのか」
その理由を歴史と伝承から見ていきます。


〇由緒

かつてこの地(武蔵国豊島郡入江)には、
観世音と弁財天を祀る「萬福庵」があり、
約1000年前に恵心僧都によって開かれたと伝えられていました。

文正元年(1466年)、周辺で悪疫が流行した際、網師の翁が庵を訪れ、
数日後に庵主が見た夢で「翁を稲荷大神として祀れば疫は鎮まる」
と告げられます。
翁は姿を消していましたが、村人が祈願を続けたところ悪疫は治まり、
村人は大神のご加護に感謝しました。

その評判を聞きつけた太田道灌も参拝し、土地を寄進。
寺は「小網山稲荷院萬福寿寺」と称され、
周辺一帯も「小網町」と呼ばれるようになりました。

明治の神仏分離により「小網稲荷神社」となり、
昭和4年には現在の社殿が造営。
戦火を免れたことで、
日本橋地区に残る唯一の戦前の木造神社建築となりました。
向拝の「昇り龍」「降り龍」の彫刻は「強運厄除の龍」
として特に信仰を集めています。

現在は「小網神社」と名を改め、
社殿・神楽殿は中央区の文化財にも登録されています。

〇ご祭神

倉稲魂神(うがのみたまのかみ)(お稲荷大神)
市杵島比賣神(いちきしまひめのかみ)(弁財天)
福禄寿(ふくろくじゅ)

◆小網神社の伝承と評判

〇圧倒的な“強運”の象徴

小網神社はその由緒に加え、数々の“強運”を象徴する出来事から
「強運厄除の神さま」として厚く信仰されています。

第二次世界大戦では、出征前に小網神社で奉告祭を受け、
御守を授かった氏子兵士が全員生還。
また、昭和20年3月10日の東京大空襲でも、
社殿を含む境内の建物が奇跡的に戦災を免れました。

さらに、関東大震災(大正12年)の際には旧社殿が倒壊したものの、
宮司が御神体を抱えて避難した新大橋に多くの人々が集まり、
混乱なく助かったと伝えられています。
この出来事は新大橋の避難記念碑にも刻まれています。

〇金運神社としても人気が高い背景

小網神社の弁財天(市杵島比賣神)は、
かつて境内にあった萬福寿寺に安置されていた像で、
恵心僧都による開基と伝わります。
明治の神仏分離によって神社と寺は分かれましたが、
その後寺院が廃絶したため、
1869年(明治2年)に弁財天が小網神社へ遷座しました。

弁財天が舟に乗った姿であること、
また萬福寿寺に由来することから「萬福舟乗弁財天」と呼ばれ、
毎年10月28日の大祭には多くの参拝者が訪れます。

さらに境内には「銭洗いの井」があり、
金銭を清めて財布に収めると財運が授かるとされることから、
「東京銭洗い弁天」としても広く信仰されています。

◆境内の見どころ

〇徳を授ける福禄寿さま

鳥居をくぐって左側に、福禄寿さまの御像があります。
この福禄寿さまは、健康長寿の御利益とともに、
「福徳」「人徳」「財徳」など、
さまざまな「徳」を授ける神様として、日本橋七福神の一柱。


〇強運厄除の「昇り龍」「降り龍」

社殿向拝の左右にある彫刻の龍は、
天に昇る姿と天から降りる姿が対になっています。
この龍は神社の御利益にちなみ、
強運厄除の「昇り龍」「降り龍」として崇められています。

「昇り龍」は、参拝者の祈りや願いを受けて神様に伝え、
「降り龍」は、
神様からの徳(神徳)を参拝者に授けると伝えられています。


真下から社殿向拝の左右を見上げる

〇銭洗いの井

社殿向かって左側には、当神社二之宮・市杵島比賣神(萬福舟乗弁財天)
の御像と、銭洗いの井があります。
この井で金銭を清め、財布などに収めておくと、
財運を授かるとされており、
近年は「東京銭洗い弁天」として崇敬を広げています。


◆アクセスと参拝のコツ

はじめて参拝する場合は、以下の順番がおすすめです。

  1. 鳥居をくぐって、まず空気の変化を味わう

  2. 左手の福禄寿さまへご挨拶

  3. 「昇り龍」「降り龍」を見上げながら本殿へ参拝

  4. 最後に銭洗いの井で金銭を清め、財布へ戻す

このように参拝すると効率良く動けて混雑時のときにも便利です。

〇最寄り駅


野本橋七福神 巡拝地図

●東京メトロ日比谷線「人形町」駅 A2 出口より徒歩5分
→A2出口を上ったら、背方向の「日本橋小学校」方面へ進みます。
→「玉ひで」前を通り、1つ目の信号を横断して直進します。
→道路左側に「ローソン」、右側に『神社案内板』)が見える交差点を右折します。
→1つ目の交差点を左折すると社殿が見えます。

●都営地下鉄都営浅草線「人形町」駅 A5 出口より徒歩7分
→A5出口を出たら右手に進みます。
→1つ目の信号を道路左側に横断します。
→右手に見える「なか卯」を左折します。
→最初の十字路を右折し進むと、右手前方に『神社神楽殿』が見えます。

〇おすすめの時間帯

平日の午前中でも多くの人が訪れています。
休日に行くのはさらに混雑が予想されますので休日は避けて、
平日の午前中に行くのがおすすめです。

それゆえに七福神巡り中は【最初】または【最後】
に訪れるのがいいと思います。

◆日本橋七福神めぐりの中での“小網神社”の役割

七福神めぐりのなかでも、小網神社は特に 「強運・金運・厄除け」
を司る存在として際立っています。

日本橋七福神の各社にはそれぞれ得意分野があります。
住宅街にひっそり佇む神社、商売繁盛のご利益で知られる神社、
医療安全で親しまれてきた神社──
その中で、小網神社は“人生の土台を整える運気”とも言える、
強運と財運を一度に授かる稀有なポジションを担っています。

実際に巡ってみると、
小網神社を訪れるタイミングで気持ちが“締まる”感覚があります。
七福神めぐり全体の中でも気持ちの節目になりやすく、
ここに立ち寄ることで
「旅が一段と開運ルートへ乗った」
そんな実感を抱く方も多いのではないでしょうか。

◆滞在時間と御朱印

●参拝の所要時間の目安

・混雑なし:5分
・写真や銭洗い含む:10〜20分

●御朱印

本殿の隣にある社務所にてお守りなどと共に受け取ることが出来ます。
1枚 500円


小網神社の御朱印

◆まとめ

小網神社は、
強運と金運の両方のご利益を求める人にとって、特に外せない一社です。

都会の真ん中とは思えないほど澄んだ神域の空気が流れ、
参拝した瞬間に気持ちが整うような不思議な静けさが広がっています。

日本橋七福神めぐりの中でも、小網神社はまさに“旅の要となる存在”。
初めて巡る人にも、開運散歩をもっと楽しみたい人にも、
強くおすすめしたい神社です。

そして、帰り道にふっと胸の奥が軽くなるようなら、
それはきっと、
小網神社からの“強運の風”を受け取った証なのかもしれません。

「七福神めぐりもしてみたい」と思った方へ。
小網神社だけでなく、
他の六社の回り方や見どころをまとめた記事をご用意しています。
はじめての日本橋七福神|アクセス抜群の街歩きコース 


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