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言葉の海と、スーパーのレジ横で



言葉の海に、
溺れそうになることがある。

世の中にはたくさんの
言葉が溢れていて、
それはとても
豊かなことのようだけれど、
何事も「適量」がいい。


今日、スーパーに行った。

広い店内に、
数え切れないほどの
商品が並んでいる。


昔なら、お魚屋さん、お肉屋さん、八百屋さん、お菓子屋さん……


それぞれの場所に行って、
馴染みの人と顔を合わせながら、
必要なものを少しずつ買っていたのに、
いまはそんな景色もほとんど見なくなってしまった。


ふと、
レジの横にあるお菓子を眺めてみる。


カラフルなパッケージが
並んでいるけれど、
「私が買えるもの(食べたいもの)なんて、
ここにはほとんどないな」と
思っている自分がいた。


人から見れば、
「そんなの生きてて楽しい?」と
思われるかもしれない。


でも、食べたくないのだ。
身体が欲しがらない。


たまに「食べたいかも」と
思って口にすることもあるけれど、
そうすると大抵、
あとでお腹を壊してしまう。


それを何度も繰り返しているうちに、
私の身体は賢くなって、
自然とそういうものを求めなくなっていった。


そして最近、
言葉に対しても似たような感覚がある。


noteを始めた頃は、
たくさんの言葉に
触れることが楽しかった。


けれど今は、
たくさんあるから豊かなのではなく、
その時の自分に必要な言葉だけで
十分なのかもしれないと思う。


たくさんのものに、囲まれることより、
自分に必要なものだけで、
適度に、心地よく生きていく。


たくさんあることが
豊かさなのではなく、


自分に必要なものを選べることが
豊かさなのかもしれない。



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