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「ブロックス」親が本気でも勝てない!娘が“遊び”から学んだ図形の力

負けると悔し泣きしていた娘が、ある日“戦略ノート”を作り始めた──
遊びだったブロックスが、図形問題への自信に変わっていくまでの話です。

わが家の週末は、家族3人で囲むブロックスをすることが多いです。平日は母と子で対決。親が本気を出しても、最後に勝つのはだいたい子どもなのです。



こんな方におすすめです

  • 小学生〜大人まで一緒に遊びたい方

  • 図形やパズルが好きなお子さん

  • 勝ち負けだけじゃない「考える遊び」を取り入れたい家庭に

  • 中学受験で図形分野に伸び悩んでいるお子さんにも…?(※あくまで体験談です!)

こんな方には向いていないかも…

  • ゲームはスマホやゲーム機があれば充分という方

  • できれば子供がひとりで遊んでほしいという方(他の兄弟や親が関わるのは難しい状況)

  • 「考える遊び」は時間がかかると思う方

  • 正解がすぐに知りたいと思う方





始まりはただの遊びだった

わが家はもともとゲーム機を買っていませんでした。コロナ禍で小学校が休校になり、外出も難しい中、「親子で何か一緒に遊べるものを」と思って選んだのがこの「ブロックス」でした。

アマゾンでお値段がお手頃、レビューも高評価。ルールも簡単で、小学校低学年でも十分楽しめます。自分の色のピースを、角だけが接するように盤面に配置していき、最終的に一番多く置けた人が勝ち。単純だけれど奥が深い、そんなゲームです。

当初は親のほうが強く、だいたい子どもに勝っていました。負けず嫌いな娘は、負けると泣きながら地団駄を踏むこともしばしば。あまりに悔しがるので、「そんなにイライラするならもうブロックスはやらないよ!」と何度言ったか分かりません。

「あともう1ゲームやる!」

自分が勝つまで終わらない娘に対して、それほど悔しがるのであれば、負けてあげたほうがいいだろうか。
私はそんな葛藤も抱えながら、ゲームしていました。
完全に根比べの状態でした。

とはいえ、負けてあげるのは本人のためにはならないだろうと、親が手加減することはほとんどなかったように思います。
そのためますます悔しさを募らせていたようでした。




戦略ノートの登場

ある日、子どもが自作のノートを作っていました。A4のコピー用紙にブロックスの盤面や動物のイラストが描かれていて、それを何枚もホチキスやセロテープで綴じているのです。

「ここの角はとっておく」「こうなったら相手の動きをふさぐ」など、内容はまさに戦略ノート。まさか、自主的に攻略ノートを作るとは。

負けたとき、勝ったとき、それぞれを自分なりに分析していたようです。(ただしお宝ノートなので、チラッとしか親には見せてくれません)

ノートを作り始めてから、徐々に勝てることが増えていきました。そして今では7~8割の勝率。親も勝てないことが増えてきました。



遊びがいつのまにか「学び」に変わっていた

興味深かったのは、中学受験の勉強が本格化してきたころ。図形問題で、ブロックスのマス目そっくりの思考系図形問題が登場。

そのとき娘は「あ!これはブロックス問題だ!」と即答で解いてしまったのです。目から鱗でした。

大人だと考えながら解くような問題を、ブロックスのマス目が完全に頭に入っている娘は頭の中でクルクルっと図形を回転できてしまうようなのです。
これには驚きました。

遊びと勉強のあいだにある見えない橋を、いつの間にか渡っていた──そんな感覚でした。




勝ち負けよりも大切だったもの

ブロックスのおかげで、娘には「図形に対する自信」が芽生えました。「私は図形に強い」という感覚です。

もちろん、ブロックスをやったから急に難問が解けるようになったわけではありません。

でも、

  • ブロックスを通じて、図形への苦手意識がなくなった

  • 自分から難しい問題にチャレンジするようになった

  • 解けるようになって、得意意識が強まった

という良い循環が生まれたことは確かです。

いったん「苦手」だと思ってしまうと、チャレンジする気持ちすら起きません。

一緒に遊ぶ時間のなかで、「考えるって楽しい」と思える瞬間が、少しずつ育っていたのだと思います。




遊びだからこそよかった

勉強に役立つからと始めたのではなく、あくまでも「楽しいから」。無理強いしなかったことも、続いた理由のひとつです。

子どもの性格や素質によって、どんな遊びが合うかは本当にそれぞれ。

わが家でも数多くのボードゲームや知育玩具を試してきましたが、「ハマった」と言えるものは意外と少なかったです。

「これは絶対に好きそうだ!」と選んだゲームが、まさかの不発ということもよくありました。

だからこそ、いろいろ試して、家族で一緒に遊べる時間を持つことが大事だと思っています。

もしその結果、学力につながればラッキーくらいの気持ちで。そんなゆるさが、実は知育にはちょうどいいのかもしれません。




ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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