フルアーマーAniさん
昨日はドライブデートと偽り丹沢の南の地獄現場でAniさんを職人デビューさせるなどした。マジでHellって仕事が進まなくなり、猫の手でも借りたいと泣きつかれたのだ。実話だぞ。
慣れない東名へ向かう道筋でどーでもいい話をした。実はAniさん、Aniって名前で山梨県南アルプス市出身だった(海外だと思ってたのに!)
で、昔はドッグトレーナー目指してたらしいのだが、東京出て来て写真家を狙っているとか。
見てわかる通り、東京でのキラキラした生活目指して自滅するパターンである。
口には出さないが、彼女別に学校行ったり仕事してる様子は無い。激しく「食えてンのか、この子」……と不安になるが、セクシーランジェリー姿思い出して不要な事に気付く。

あ、そゆこと? つまり私もバカボンのパパなのだ。タリラリラン。パパ活なのだこにゃにゃちは
ここで私は決意した。
アニー、金を稼げる様にしてあげよう。
ベッドサイドではなく、実際額に汗して稼ぐ方法だ。
君に空調服とワークパンツを買ってあげよう。夏場に薄手のワークパンツは汗かいて下着が透けるから厚手の奴だ。
安いワークシューズ(先芯入り)を履かせて、ワークマンで上履きも買おう。作業帽も忘れるな。実際人手が足りずに現場に彼女や奥さん連れて来る職人がいない事もない。来てしまえば一人工、どんな奴でも出来る仕事はあるものだ。
作業服に着替えろと言ったら池袋から新宿に抜ける大和トンネル内で着替えおった。高速で三軒茶屋辺りを走り抜けるとカフェ行こうと言い出した。
海老名サービスエリアをパスした辺りでAniに告げる。今日は一日中一緒だよ……嘘ではない。君は今日明日丹沢南の新設クリニックで透析患者用のテレビを50台、ワイと一緒に取り付けるんだ(迫真)
いま、このにほんに、作業員はやたら少ない(超リアリティー)
君は僕と一緒にゼネコン配下の職人の1人になり、8時40分ぐらいの朝礼終わりに「おう、ご安全に!」を唱和する立派な職人となり、いつの日か年上の作業員の職長として指揮を執るのだ……写真沢山撮影できるぞ(施工報告書に添付する為に)
現場近くに1時間前に到着して空調服のジッパーを下げさせる。左腰辺りにあるファンのスイッチ入れる為だ。君は頬を赤らめたが「違う、そうじゃねぇ」
膨らんだ空調服の胸辺りを指で突いてキツくないか、空気が首元に流れるか確認。またしてもAniは顔を赤らめるが、空気抜けないと別の意味で顔を真っ赤にしてぶっ倒れるぞ(迫真)
帽子被るからツインテールを解けという。Aniはツインテールを解いて高いポニーテールにし始めた。帽子被れんやろがい。
車に常備のメンズビオレを彼女に差し出す。休憩中に首筋、胸、脇の下拭くと気持ちいいぞ……彼女の好感度が僅かに下がった。気持ちいいってそういう意味じゃねーから(怒)
10:30 休憩
現場は空調の効きが悪く、車の中はど晴天の日差しに焼かれて灼熱地獄。
「ローストチキンの気持ちがわかるわー」
車の中でワイ氏げんなり。くすくす笑うAni
「手羽先がいい色してるわー、一口食べてみる?」
右手を差し出す。多分塩味がいい感じ。メンズビオレで2人して首筋などを拭く。性感ではなく普通に気持ちいい。言ったやろがい。
12:45 昼飯から車に戻る。
「水風呂入りたいわー」
「帰りに温泉でも探す?」Aniの提案を即時却下。
「熱いのはいやじゃー、水風呂入ってキンキンに身体を冷やしたい。Aniさん、今身体冷えてる? 冷えてるなら抱きしめて俺冷却して? 熱いならナシで」
Aniの顔が赤いが、多分車内の空調効きが悪いせい。

(休憩中の会話は概ねこの通りでした)
山梨産まれ南アルプス市育ちのAniさんは、現場から見える丹沢の山々に大興奮でした。義理の妹も言っていた。京都の山近くで育ったから、何故か山の近くに戻りたくなってしまう(京都訛り)
魂があるのだとしたら、彼らは生まれ故郷に帰りたがるのだろう。練馬生まれ川口育ちの私が平らな土地に住み続ける様に……
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