ノーベンバー・スポーンド・ア・モンスター/心の中のモンスターとの決別
Morrissey - November Spawned A Monster
★★★
Sleep on and dream of love
眠って愛の夢を見て
Because it's the closest you will
Get to love
なぜならそれが一番愛に近づく方法だから
Poor twisted child
かわいそうなねじれた子供
So ugly, so ugly
とても、とても醜い
Poor twisted child
かわいそうな歪んだ子供
Oh hug me, oh hug me
おお、わたしを抱きしめて、抱きしめて
One November
ある11月に
Spawned a monster
モンスターが生まれ落ちた
In the shape of this child
この子の姿で
Who later cried :
あとで彼女は泣いた:
But Jesus made me, so
でも神がわたしを造ってくださったのなら
Jesus save me from
神様、わたしを救ってください
Pity, sympathy
同情、哀れみから
And people discussing me
わたしを見てあれこれ言う人々から
A frame of useless limbs
役立たずの肢体の枠組み
What can make good
All the bad that's been done ?
すべての悪を善に変えるものは何ですか?
And if the lights were out
灯りを消したとしたら
Could you even bear
To kiss her full on the mouth
彼女の唇に口づけをすることに耐えられますか
(or anywhere?)
(あるいは、どこの部位でも?)
Oh, poor twisted child
ああ、かわいそうなねじれた子供
So ugly, so ugly
とても、とても醜い
Poor twisted child
かわいそうな歪んだ子供
Oh hug me, oh hug me
おお、わたしを抱きしめて、抱きしめて
One November
ある11月に
Spawned a monster
モンスターが生まれ落ちた
In the shape of this child
この子の姿で
Who must remain
A hostage to kindness
彼女はやさしさの人質であり続けなければならない
And the wheels underneath her
そして彼女の下の車輪
A hostage to kindness
やさしさの人質
And the wheels underneath her
彼女の下の車輪
A symbol of where mad, mad lovers
狂った、狂った恋人たちが
Must pause and draw the line.
立ち止まり線を引く場所の象徴
So sleep and dream of love
だから眠って愛の夢を見て
Because it's the closest
You will get to love
なぜならそれが一番愛に近づく方法だから
That November
あの11月は
Is a time
Which I must
Put out of my mind
わたしの心から消さねばならない時間
Oh, one fine day
ああ、ある素晴らしい日
Let it be soon
そう遠くない未来
She won't be rich or beautiful
彼女は金持ちでも美しくなったわけでもない
But she'll be walking your streets
でも彼女はあなたの街を歩くだろう
In the clothes that she went out
彼女は闊歩する
And chose for herself.
自分自身で選んだ服を身にまとって
November Spawned a Monster 歌詞 © Sony/ATV Music Publishing LLC, Warner Chappell Music, Inc
★★★
何か月前だろうか。ある日わたしは浴室で髪を洗っていた。
そのとき突然奇妙な感覚に襲われた。手があること、腕があること。手があるってことがとても不思議なことのように思えた。
頭に手をおいて髪を洗う。この手があることって、実は普通ではなくてとてつもなく幸せなことなんじゃないかって。
普段インスタグラムを見ていると、時々身体障害者といわれる人たちの動画が流れてくる。その中には手が無かったり足が無かったり、あるいは不自然に身体が捻じれていたり。
動画の中で彼らは不自由ながらも踊ったり、日常の作業をこなしていたりしてしている。悲壮感があるものもあれば、そうでないものも多い。ときにわたしたち健常者以上の自信に満ちた笑顔をしている。
わたしにも知的障害を持つ甥っ子がいるので、障害については考えることがある。それでいつかこの曲のことは書きたいと思っていた。
で、数日前からなぜかこの曲のことが氣になりだしてきて、なぜこのタイミングで?と思っていたのだけれど、訳し始めてからその理由がわかった。
ずっとこの曲は 身体的障害を持つ子のことを歌ったものと思っていたけれど、そうではないような気がしてきた。というか、わたしたちすべての人間について歌った曲だった。
モンスターはわたしたちが心の中で産み落としたものだ。あえて言葉を当てはめるなら自己否定。だろうか。
昔のわたし。自己否定の塊。容姿を嘆き、性格を嘆き、人の目を氣にしていつも縮こまっていた。それは自分の体験や親や他人に言われたこと、社会の風潮などが主な原因となって自分で作り出していたもの。
役立たずだと誰よりもわたしを憐れんでいたのはわたし自身。そして人のやさしさに飢えていた。自分の足で立つことができず常に依存先を探していた。
そんなわたしにも転機が訪れた。自分の中の負の感情を根気よく癒していったことで心の中に自由を感じ始める。
その自由の部分が大きくなってくると、だんだん自分の中の女性性と男性性がハーモニーを奏でだす。そうすると何か行動をしたくなってくるのだ。自分を出して表現したくなってくる。それは人から見るとちょっと奇妙に思えるようなことだったりするかもしれない。
歌詞の中の「車輪」は車椅子と訳されることがあるが、わたしはタロットのカードを思い浮かべた。
大アルカナの「Ⅶ The Chariot/戦車」。「Ⅵ The Lovers/恋人たち」のひとつ前のカード。行動を表す。
「Ⅶ The Chariot/戦車」の次は「Ⅷ Strength/力」、そして「Ⅸ The Hermit/隠者」
行動を起こすことで力を持つが、その後しばしの休憩というか調整期間がやってくる。じっくりと自分と向き合う時間。自分の内面を理解し、モンスターと完全に決別するために。
歌詞の中には2度「車輪」というワードが出てくるのだが、2度目の「車輪」こそ「Ⅸ The Hermit/隠者」の次のカード、「Ⅹ Wheel of Fortune/運命の輪」なのではないかと思った。
最後のバースはモンスターを捨て去り、すべてを受け容れた姿。誰の意見も影響も受けず、自分が本当に望んだ自分になったことを意味している。
これから私の中で何かが大きく変化してくる。そんな予感を感じている。
そう遠くない未来?
そうだったら嬉しいけど。
※ このエッセイの英語版を Medium に置いています。
ただ意味を移しただけではなく、原文の温度が残るように整えた版です。
The English version is available on Medium.
It is not a direct machine translation, but a version shaped to preserve the temperature of the original.
November Spawned a Monster
Breaking Away from the Monster Inside Me
★★★
障害者のテーマで書き始めたので、こちらも載せておきます。以前ガイドに質問したもの。うちの甥っ子なんてまさに。彼は完全完璧に今を生きている。
(知的障害者について。彼らは何で生まれてくる?)
他の者に学びを与えるため。彼らは高い意識の魂だからもう学ぶ必要がないんだ。他の人のために生まれてくる。
(身体障害者については?)
彼らの学びは大きいよ、君ら普通の身体を持っている者以上に。
自分の身体を受け容れる、それはなかなか大変なことだよ。でも、それが出来れば、本当に高い精神性を得ることができる。早く飛躍したい魂がそういう人生を選んで生まれてくる。
★★★
11月生まれのわたし、この曲は自分のテーマソングとしていた(笑)11という数字には「始まり」や「転換期」という意味があるそうだ。
上に貼ったビデオのモリッシー。スケスケシャツだし、変なクネクネダンス踊ってるし、口に咥えた林檎、チョコレート舐め舐め、乳首の絆創膏とか、ツッコミどころ満載で初めて見た時、それもニコニコ動画のコメント付きwだったので爆笑した。
これをキモイと見るか、美しいと見るかであなたの感性が試される(笑)
★★★
引き続き守護ガイドリーディングも募集中。多分8月の始めぐらいで100人達成でしょうか。
Spotify : noteで書いた曲をプレイリストにしています。
最後までお読みいただきありがとうございます💙
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いつもありがとうございます。
わたしとあなたの中にはすべてがあります。