🎧 深堀ミュージック ほぼDaily|Some Guys Have All the Luck
同じ曲なのに、歌う人が変わるだけで、ここまで表情が変わるのか。
そんなことを教えてくれる一曲が、**♪ Some Guys Have All the Luck(1973)**だ。
オリジナルを歌ったThe Persuadersは、切なさの中にもソウルらしい温もりがある。恋愛だけは、どうしても自分に運が回ってこない。そんな男のぼやきを、どこか優しく聴かせてくれる。
その後、Robert Palmerが歌うと一変する。同じ曲なのに、都会的でスタイリッシュ。少しクールで、大人の男の嘆きに聴こえるから不思議だ。
そしてRod Stewart。
彼が歌うと、「運がない男」の歌なのに、どこか豪快で前向きにすら感じてしまう。あのハスキーな声と独特の存在感が、悲しい歌をロッド流のロックへ変えてしまうんだ。
歌詞の内容はシンプルだ。
世の中には何をやってもうまくいく男がいる。一方で、自分は恋だけはどうしても報われない。そんな少し情けなくて、誰もが一度くらいは感じたことのある気持ちを歌っている。
だから時代が変わっても共感できるんだろうね。
私は三人とも大好きだ。
「どれが一番か」と聞かれても答えられない。
The Persuadersにはソウルがあり、Robert Palmerには色気があり、Rod Stewartにはスターの華がある。
同じメロディでも、歌い手によってまるで別の作品になる。
それも音楽の面白さなんだと思う。
今日はこのへんで。
きっとまた明日。🎧
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