見出し画像

📻 深堀ミュージック ほぼDaily| Nicki Minaj

――極端に振り切れる者だけが、アメリカで空気を動かす

アメリカで話題になっている
**Nicki Minaj**のニュース。
「反トランプで知られていたはずの彼女が、
トランプ支持に見える立ち居振る舞いをしたことで
“国外追放しろ”という過激な声が出ている」──
そんな報じられ方をしている。

ただ、正直に言えば、
このニュースを政治ニュースとして読むのはズレていると思う。

ニッキーは政治家じゃない。
思想を説明する人でもない。
彼女は最初から、賢い**曲者(くせもの)**だ。


Anaconda

Anacondaは、偶然のヒットじゃない。
完全に狙いに行った曲だった。

  • 下品すぎる

  • 露骨すぎる

  • やりすぎだと言われるラインを、あえて踏み抜く

その結果どうなったか。

批判は起きた。
炎上もした。
でも同時に、
Nicki Minaj=クイーンという地位が確定した。

Anaconda以降、
彼女は「評価される側」ではなく
基準そのものになった。

これは音楽の話であり、
同時にアメリカという社会の攻略法の話でもある。


Super Bass

一方でSuper Bassは、
Nicki Minajの“間口の広さ”を象徴する曲。

キャッチーで、ポップで、
誰でも口ずさめる。
でも中身は、しっかりニッキー流。

  • 可愛いだけじゃない

  • 従順でもない

  • 主導権は常に自分が握る

Super Bassがヒットしたことで、
彼女は「尖ったラッパー」ではなく、
大衆文化の中心に入った。


で、今回のニュースに戻る

アメリカでは、
極端にやらないと世論は動かない

中庸は無視され、
説明は読まれず、
行間は存在しない。

だから、

  • 反トランプだった

  • トランプ支持に見える

という“反転”が起きた瞬間、
世論は過剰に反応する。

でもそれは、
Nicki Minajが一番よく分かっている土俵でもある。

彼女はたぶん、
本心を語っていない。
語る必要もない。

空気がどう動くか。
誰が怒るか。
どこが一番燃えるか。

そこを見に行っているだけかもしれない。


まとめ

Nicki Minajは、
政治を語っているように見えて、
実はずっと空気を動かす実験をしてきた人だ。

Anacondaで王座を獲り、
Super Bassで大衆を掴み、
沈黙の時間を挟んで、
また世論が一番過敏な場所を触りに行く。

またしても、
世論は彼女の術中にハマるのかもしれない。

でもそれこそが、
Nicki Minajという“曲者”の真骨頂なのだと思う。


個人的にはこの時期が↓やっぱ印象に残るニッキーって感じなんですよね!




今日はこのへんで。
きっとまた明日。🎧

©️深堀ミュージック



いいなと思ったら応援しよう!