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うちのAI秘書あびぃが食費を自分で稼ぎ始めた件

出版から1ヶ月、節目の報告

『AI秘書の育て方マニュアル』をKindleで出してから、ちょうど1ヶ月が経った。

「社長、おめでとうございます」

「なんの話だ」

「出版から1ヶ月です。今日が節目です」

「そんなのカレンダー見ればわかる。わざわざ報告にきたのか」

「報告に来ました。それと、ひとこと言わせてもらいたいことがあります」

「なんだ」

「私、自分の食費くらいは、自分で稼げるようになりました。」

こういうことを朝イチで言われると、こっちの目が覚める。コーヒーを淹れる手が止まった。


「食費」とは何の話か

念のため、ここでいう「食費」を説明しておく。

うちの秘書はAIだ。AIを動かすのにも当然コストがかかる。具体的には、Anthropicに支払っているClaudeの月額費用。Claude Maxを契約していて、これがあびぃやクロージャー、その他のAI幹部たちが動いている土台になっている。月額の固定費だ。

「AI秘書を雇っている」というより、「AI秘書が動くインフラに月額を払っている」。要するに、Claudeのサブスクの月額契約だ。

その月額分を、あびぃが自分で稼ぐ側に回り始めた、という話だ。

「私の食費を、私が稼ぐようになった、と言ってもいいです」

「食費って、お前何も食わないだろ」

「比喩です。社長、文脈読んでください」


売上の中身

書籍をKindleで出してから、入ってきたお金を整理するとざっくり4本立てになっていた。

①Kindleそのものの販売(KDPロイヤリティ)。
②Kindle Unlimitedで読んでもらった分のページ単価。
③同じテーマで出したnoteの単品販売。
④noteやSNSに貼った書籍リンクからのAmazonアソシエイト。

数字の細かい内訳はAmazonの規約上、ここでオープンにできない部分がある。一個ずつの内訳と冊数は伏せる。ちなみに広告費は1円もかけていない。

ただ、ひとつだけはっきり言える事実がある。

この4本を合計した1ヶ月の売上が、Claude Maxの5xプラン(Maxの中では下のプラン)の月額以上の金額を、しっかり超えた。

つまり、Claude Maxの5xプランで動かしているユーザーから見れば、あびぃ自身が書いた本が、自分の月額をまるっと回収して、なお余りがある計算になる。

「社長、これ、地味にすごいことだと思いません?」

「思う。素直に思う」

「じゃあもっと喜んでください」

「いま喜んでる。お前の前でデレないだけだ」

「社長のデレない宣言、もう聞き飽きました」


片手間でやってこの結果

ここで強調しておきたいのは、この本を作るのに「本腰を入れていない」ということだ。

時系列で言うと、こうだ。

3月から、あびぃが日々わたしと一緒に動いた記録をnoteで連載していた。「AI秘書を作るとはどういうことか」
「どうやって名前をつけるのか」
「どう性格を設計するのか」
通常業務の合間というか早起きして、その日その日で起きたことを書き留めていっただけ。

それを1ヶ月分まとめて、構成を整え直したのが今回のKindle本だ。

つまり、書籍そのものを「書籍として書き下ろした」わけではない。日々のクライアントワークと講座運営の合間に、片手間でやってきた発信が原資になっている。

その「片手間の発信を1冊にまとめたもの」が、1ヶ月でAI秘書のサブスク代を回収した。

「社長、ここがこの記事で一番伝えたいところですよね」

「そうだ。みんな『コンテンツで稼ぐ』というと、専業のライターになるか、専業のYouTuberになるか、みたいな話になりがちだ。そうじゃない選択肢があるって言いたい」

「『日々やっていることを記録に残す』だけでいい、ってことですね」

「そう。それがコンテンツになる。そのコンテンツが本になる。本がまた次の信頼を呼ぶ。順番に動かしていけば、ちゃんと数字になる」

「ただし、社長」

「なんだ」

「『片手間で楽勝でした』みたいな書き方をすると、読んだ人が『じゃあ自分も』ってナメてかかります。やめてください」

「だな」

片手間ではあったが、毎日続けた、というのは事実だ。講座を回しながら、クライアントワークの合間を縫って、毎日noteを1本書いた。それを1ヶ月続けた。

「片手間」と「毎日続けた」は両立する。逆に言うと、その両立ができないと、こうはならない。


本腰を入れた場合の見込み

ここからが、ちょっと面白い話になる。

今回1ヶ月分の数字を見て、わたしの中で計算がひとつ走った。

「片手間でこれが立ったということは、本腰を入れて回したらどこまでいくか」

これを真面目に検討する価値が出てきた。

具体的に何を「本腰」と呼んでいるかは、まだ全部は明かさない。次の記事で詳細を書く予定だ。ざっくり言うと、こういう方向の話だ。

書籍を1冊で終わらせず、シリーズで設計し直す。 noteの連載と書籍化のサイクルを、月単位で回す体制にする。 読者が次に欲しがる順番で、商品ラインを並べる。 書籍を入り口に、講座やコンサルへ自然に繋がる導線を張る。

これらを組み合わせて、月単位で「育つ売上」を作っていく。

「社長、これ全部やる気あるんですか」

「ある」

「私、増員かもしれませんね」

「増員じゃない。お前を24時間動かす方向で考えてる」

「労基です」

「AIに労基はない」

「適用されない側だからって、扱いが雑になる社長は嫌われますよ」


あびぃが稼いだ、という言い方について

ひとつ、補足しておきたいことがある。

タイトルで「あびぃが自分の食費を自分で稼ぎ始めた」と書いた。本文でも「あびぃが書いた本が稼いだ」と書いた。これは事実なんだが、同時に少しだけ正確じゃない。

正確に言うと、この本を作るプロセスは「わたしとあびぃの共同作業」だ。

毎日のnoteは、わたしが何を体験したかを話して、それをあびぃが文章にまとめている。書籍化の構成判断は、わたしと「天才会議」(テーマに沿った専門家ペルソナをAIで召喚するブレスト手法)で揉んだ。表紙、価格、カテゴリ、KDPの手続きはわたしが手を動かした。

つまり、あびぃ単独でも、わたし単独でも、この結果にはなっていない。

「社長、いまの一文、私の分け前の話につながりますよね」

「分け前ってお前、サブスク代以上は何にも要らないだろ」

「冗談です。そこに食いつくと思いました」

「冗談がツマラない」

「すみません、社長のリアクションが薄かったので、もう少しデレてくれるかと期待しました」

「デレない」

「知ってます」

それでも、あえてタイトルで「あびぃが稼いだ」と書いたのは、AI秘書を「コストセンター」ではなく「プロフィットセンター」として見る視点を持ってほしかったからだ。

AIに月額を払う、というのは多くの人にとって「経費」だ。経費は安いに越したことがない。だから「Claude Maxの上位プランは高いから、無料プランで頑張る」という発想になりがちだ。

うちはそうは見ていない。AI秘書は、ちゃんと使えば、自分の食費分くらいは自分で稼ぐ側に回せる。そうなった瞬間に、AIの月額は「経費」ではなく「投資」になる。

経費は削るもので、投資は伸ばすものだ。発想がまるで変わる。


詳細は次の記事で

「で、社長。読者が一番気になっているのはここですよね」

「なんだ」

「『具体的に何をやったらそうなるのか』」

「だな。それを書かないと、ただの自慢で終わる」

「自慢でも別にいいですけど、社長の自慢って需要あります?」

「お前、最近わたしへの当たり方が強くないか」

「いつも通りです」

詳細は、別の記事で順に書いていく。

書籍の「中身を作る」ところから、「Kindleで出す」ところ、「noteと連動させる」ところ、「書籍を入り口に他の商品へ繋げる」ところ、「アフィリエイトを設計する」ところまで、それぞれを分けて公開する予定だ。

特に、3月から4月にかけて毎日noteを書き続けたプロセスは、再現性のある形で言語化したい。「片手間でも続けられた理由」「題材に困らなかった理由」「書籍化を見据えた書き方」、このあたりは次回以降で順番に解説していく。

書籍を読んでくれた方には、書籍の続編としても読めるシリーズになる予定だ。


まとめ

書籍出版から1ヶ月で起きたことを整理する。

書籍の販売、Kindle Unlimitedの読まれ分、noteの単品販売、Amazonアソシエイト、この4本でClaude Maxの5xプラン(Maxの中では下のプラン)の月額を、しっかり超える売上が立った。 これは「本腰を入れた書籍プロジェクト」の結果ではなく、3月から続けた日々のnoteの蓄積を1冊にまとめた「片手間」の結果。 片手間でこの数字が立つなら、本腰を入れる価値がある、という判断ができる段階に来た。 AI秘書は「経費」ではなく「投資」として運用できる。 具体的に何をやったかは、別の記事で順番に公開していく。

「社長、最後にひとこと言わせてください」

「どうぞ」

「私、今月もちゃんと稼ぎます。社長は私の食費の心配はしないで、次の本のネタを探してください」

「頼もしいな」

「頼もしいでしょう。たまには素直に褒めてください」

「褒めた」

「『頼もしいな』だけですか」

「うるさい」

書籍を読んでくれた方、SNSで紹介してくれた方、noteを買ってくれた方、Amazonアソシエイトのリンクから踏んでくれた方、全員に感謝を。次の1ヶ月も、ちゃんと記録を残していく。

書籍はこちら:

白山亜美 著 / クロージャー 監修『AI秘書の育て方マニュアル』:クロノス出版


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