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季節はずれの数の子

何年ぶりだろう。昨年末、お正月用に久々に塩数の子を買った。夫婦二人の我が家は、お正月用の料理を用意することはほぼない。仕事が盆正月など暦通りの休みではないことも理由の一つだ。

こんなことを書いていると「年末年始に書いているの?」と思われそうだが、今は間違いなく3月である。

話を戻すが、年末に買った塩数の子は半分は正月にいただき、少しばかりのおせち気分を味わった。
もう半分は塩漬けのまま冷蔵庫で眠らせておくことにした。

私は数の子が大好き。
消費期限が4月までだったので、もう一回食べようと、お楽しみに取っておいたのだ。

今朝 チルド室から塩数の子を出して、塩抜き作業に とりかかった。冷たい塩水の中で数の子を薄皮をはがしていると、(こんな時期になにしてるんだろう?)と少し変な気分になる。

好きでやっているんだけど、この作業はやっぱり年末感が強いものなんだと実感してしまった。

そして数の子の切れ目を見て、思い出したことがあった。ずっと昔、あれは味が染み込みやすいように人が包丁を入れていると思っていたことを。

薄皮をむきながら、改めて切れ目のきれいさに感心した。

さて。あと2、3回塩水を交換して、出汁に浸けて…。
明日の夕飯に出すことにしましょ。

「えっ?数の子?」の反応が楽しみだ。

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