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花屋と、花園

── ふたつの歌がひらく世界 ──

同じ「花」を歌っているのに、
立っている場所が少し違う。

そんなふうに感じる
2曲がある。


世界で一つだけの花

No.1にならなくてもいい
もともと特別なOnly one

花屋に並ぶ、たくさんの花。
色も、形も、咲き方も違う。

名前があり、
役割があり、
選ばれるという前提がある場所。

その中でこの歌は、
「比べなくていい」
「あなたはあなたでいい」
と、静かに語りかけてくる。

それは、
誰かと比べてしまう世界に
そっと置かれた言葉。


Florence III

キラキラきらめく光の花びら
ひらひら舞い上がる私の夢

誰かと比べなくていい
私の色で咲けばいい

ここにあるのは、
並べられた花ではなく、
広がっている花の世界

選ばれなくても、
認められなくても、
咲いている。

宇宙(そら)の愛を地球で咲かせる

という一行は、
何かを目指す宣言というより、
すでに起きている現象のように聞こえる。

「ここにいるだけで幸せ」

という言葉も、
説明ではなく、
状態そのもの。


花屋と、花園

片方は、
社会の中で生きる歌。

もう片方は、
自然の中で在る歌。

どちらも
「あなたでいい」と言っている。

でも、
その言葉が生まれている場所は
少し違うのかもしれない。


この2曲を並べてみたとき、
あなたは
どちらの世界観が好きだろう。

花屋か、
花園か。

答えは、
選ばなくてもいい。

ただ、
感じたままで。



FlorenceⅢ:楽曲は⬇️


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