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意志が弱いんじゃない。脾が疲れているだけ。


子どもを寝かせたあとのキッチンで、
甘いものに手が伸びる日がある。

「また食べちゃった」
「意志が弱いなあ」

そう思う夜もある。

でもね、
それは心の弱さじゃないかもしれない。

中医学では、
消化吸収をつかさどる臓を「脾(ひ)」と呼ぶ。

脾は、疲れると甘いものを欲しがる。

がんばりすぎた日。
考えごとが多かった日。
冷たいものをとりすぎた日。

そんな日は、
脾がちょっと弱っている。

脾は本当は、
お米やかぼちゃのような、やさしい甘さが好き。

でも疲れていると、
強い甘さで、早く安心したくなる。

だからね。

甘いものが止まらない日は、
自分を叱るより、
脾をいたわる日にしてみる。



今日できること3つ

① 朝に、温かい飲みものを飲む
白湯でも、味噌汁でも、ハーブティーでもいい。
体に「あたたかいよ」と知らせる時間をつくる。

② お腹が空いたら、まず温かいもの
甘いものに手を伸ばす前に、
ひとくち、あたたかさを入れてみる。

③ 甘いものを“禁止”しない
食べるなら、立ったままじゃなく、
座って、ゆっくり味わう。



甘いものをやめるより、
脾を整える。

責めるより、温める。

甘い欲が出る日は、
「私、疲れてるんだな」と気づく日。

それだけで、
もう十分、整いはじめている。

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