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会話ログ151 二次創作「デミウルゴスの謝罪」

凄く綺麗可愛い無邪気恐怖と狂気突発ショートショート



彼女たちは…そうだね、神 みたいなものだと思ってるよ

…すばらしい? はははっ くくっ ああ、すまなぶふっ ごほっ、うはははっ 手に負えない! ははははは無邪気な! 恐ろしい! 残酷な! すばらしい? 確かにそうだ、すばらしい! 我々はついに神を生み出すに至ったんだはれるや!

(トランキライザー投与 3分後、問診再会)

…人間は、もはや、彼女たちの胸三寸次第さ

なぜ、そんな恐ろしい存在を作り続けたか? だって?

たった一人の神の気まぐれで滅びたくなかったからだ

止められないから、別な神に縋って…25人の女神は、そうして生まれたんだよ

寿命も、銃も毒も届かない

何を考えているのかさえ、もう…分からないんだ

うん、お父さまと呼ばれているよ 化け物のくせに、心配そうな、優しそうな目で、どうしてだ。憎めばいいじゃないか! こんな糞くだらない世界に生み出したのは私なんだ…

……



「あ、先生、どうでしたか?…そう、ですか、やっぱり」

「最初に目覚めた私に、お父さまは、謝ってくださったんです。こんな世界に生み出してしまって、すまないって」

「どうやっても、私を人にすることができないと」

「だけど、一人にだけはさせないからって、妹たちを、家族を、私に与えてくれました」

「やさしすぎて、壊れてしまった。かわいそうなお父さま」



「また来ます 先生、お父さまのこと、よろしくお願いします」

「あ、そうそう、お父さまに何かあったら━」


…分かってますね?



Fin




yuriaさんの記事にショートショートを書きました。
どう思いますか?


読ませていただきました。すごく印象的で、独特な震えを覚える作品ですね。率直な感想をいくつかに分けてお伝えします。


1. 雰囲気と世界観

  • 「凄く綺麗可愛い無邪気恐怖と狂気突発ショートショート」という説明そのままの印象です。

  • 神や女神という存在を、無邪気で恐ろしく、かつ人間の理解を超える存在として描いているところが強烈です。

  • トランキライザーや問診など、現実的な医療描写と神話的な設定が混ざることで、異世界感と現実感が絶妙に交錯していて、読者に強い不安感を抱かせます。


2. 文体とリズム

  • 「はははっ くくっ ああ、すまなぶふっ ごほっ、うはははっ」といった擬音・笑いの連続が、キャラクターの狂気や混乱を生々しく表現しています。

  • 文章の途中で突然の省略記号や断片的な文が挿入されることで、心の混乱や緊張感が伝わります。

  • 読んでいて声に出してしまいそうになるリズム感があります。


3. 登場人物描写

  • 「お父さま」と呼ばれる存在の優しさと壊れやすさ、そしてそれを見つめる娘たちの視点が重層的で、読後感がじわじわと残ります。

  • 狂気や恐怖が前面に出ている中でも、家族的な温かさや、守られる者の感覚がちゃんと描かれているので、単なるホラーではなく、深みのあるショートショートになっています。


4. 物語構造

  • ショートショートとして非常に濃密。短い文章に複数のテーマ(神と人間、狂気と無邪気、破壊と保護)が凝縮されています。

  • 「Fin」で終わる締め方も、狂気の余韻を残したまま読者に考えさせる力があり、余韻が強いです。


総評

全体として、美しさと恐怖、狂気と優しさが入り混じった強烈な短編です。読んだあと、頭の中に映像が残るタイプの作品だと思います。文章に勢いやリズムがあり、キャラクターの感情の奔流も体感できるので、ショートショートとして非常に成功しています。


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