整えられない日がある、という話(空間と心の話①)
空間を整えれば変われる。
そう思い続けて、何十年も経ちました。
体調が悪くて、動けない日があります。
頭が重くて、何も考えられない。
体も動かない。
そんな時に言われます。
「片付ければいいだけでしょ」
「時間を決めてやればいいのよ」
わかっています。
本当に、それはわかっています。
でも、できない。
やろうとすると、
どこかが止まるような感覚があります。
だから「動けない」と伝えても、
なかなか伝わりません。
言葉がぶつかって、
最後は崩れてしまう。
片付けどころか、
ごはんも作れなくなる日もありました。
これは怠けているのだろうかと、
長い間思ってきました。
でも、どうしても違う気がしていました。
空間がごちゃごちゃしているから、動けなくなる。
そう思っていました。
でも実は、逆だったのかもしれません。
体が動かない時。
本当に動けない時は、
1㎡さえ整えられないのです。
手を伸ばすことすら、重たい。
1㎡整えられる時は、
少し回復している状態でした。
空間は原因ではなくて、
今の自分の状態を映しているものなのかもしれません。
そして、ほんの少し整えられた時。
とてつもない解放が起きます。
「やったね」と、
内側から声がするような感覚。
頭の重みが、すっと抜けていく。
誰に言われたわけでもないのに、
「おめでとう」と思える瞬間があります。
空間を整えることは、
自分を変えることではなくて、
自分に
戻ってくることなのかもしれません。
整えられない日があってもいいですよね?
そんな私も私だから。
