子どもが成長するほど、“子育ての悩みは種類が変わるだけで減らない”と気づく
子どもが5歳になりました。
少しずつ自分でできることが増えてきて、
赤ちゃんの頃に比べると、確かに楽になった部分もあります。
でも同時に、ふとした瞬間に思います。
「悩みって、減ってないな」と。
5歳になっても、まだ別の大変さがある
赤ちゃんの頃は、目の前のことがすべてでした。
寝ない。
泣く。
抱っこ。
その頃は、とにかく一つひとつを乗り越えるので精一杯でした。
それが少し落ち着いた今、
次はまた別の悩みが出てきています。
言うことを聞かない。
わざとやる。
説明しても伝わりきらない。
感情の起伏が大きくなる。
「成長しているはずなのに、また別の難しさが来るんだな」と感じます。
「今が一番大変」が何度も更新される感覚
不思議なのは、どの時期にも「今が一番大変だ」と思っていることです。
赤ちゃんのときは赤ちゃんの大変さがあって、
今は今で5歳なりの大変さがあります。
そのたびに、「前のほうが楽だったかもしれない」と思う瞬間もあります。
でも振り返ると、どの時期もそれぞれ違う種類のしんどさでした。
悩みは“消える”のではなく“形を変える”
今思うのは、悩みは減っているのではなくて、
形を変えているだけなのかもしれないということです。
・ミルクや睡眠の悩み →
・生活リズムや安全の悩み →
・コミュニケーションや性格の悩み
対象が変わるだけで、悩むという行為そのものは続いています。
5歳という「自分でやるけど、まだ完全ではない時期」
特に今の5歳という年齢は、少し独特です。
自分でやりたい気持ちは強い。
でも、まだ全部はうまくできない。
その間で、失敗したり、癇癪を起こしたり、
こちらが説明してもすれ違ったりします。
できるようになった部分と、まだできない部分が混ざっているので、
対応も毎回少しずつ違います。
「手がかからなくなった」は半分だけ本当
よく「少し楽になったでしょう」と言われることがあります。
確かに、物理的な手間は減りました。
でもその代わりに、
考えることや判断することは増えた気がします。
・これは叱るべきか
・見守るべきか
・説明すべきか
・今は流すべきか
前より“迷う時間”が増えたように感じます。
悩みの総量は変わっていない気がする
結局のところ、悩みの総量はそんなに変わっていないのかもしれません。
ただ、内容が変わっているだけ。
小さい頃は「今をどう乗り切るか」でしたが、
今は「どう関わっていくか」という少し長い視点の悩みに変わっています。
それでも少しずつ慣れていく
不思議ですが、完全に楽になるわけではないのに、
少しずつ慣れていきます。
前よりも、すぐに焦らなくなったり、
少し引いて見られる瞬間が増えたりします。
悩みがなくなるのではなく、
悩みとの距離の取り方だけが変わっていく感じです。
さいごに
子どもが5歳になって思うのは、
「悩みは減るものではない」ということでした。
ただ、形が変わっていくだけ。
そしてその変化に合わせて、こちらの関わり方も少しずつ変わっていく。
育児というのは、悩みをなくすことではなく、
悩みの形が変わり続けることと一緒に歩くものなのかもしれません。
