モンゴル語 Монгол хэл
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私は今日、彼と会う予定だ。
ロシア語を勉強していたので、キリル文字は一通り読めると思っていました。しかし、この文章を見た時、意味だけならまだしも読み方すらわかりませんでした。モンゴル語独自の文字と、独自の読み方を使っていたためです。

モンゴル語はアルタイ語に属する言語です。アルタイ語族かアルタイ諸語か、さまざまな解釈があるため、アルタイ語という呼び方をします。
アルタイ語
アルタイ語は中央アジア、モンゴル、シベリア等に分布する言語の集まりです。膠着語であること、母音調和を行うこと、SOV語順であることなど印欧語と文法面で大きく異なる特徴を持っています。

モンゴル語はアルタイ語の大きな3グループのうちのひとつ、モンゴル語族に属する言語です。中でもハルハ・モンゴル語はモンゴル国の国語となっています。表記は伝統的な縦書きのモンゴル文字から、ソ連時代にキリル文字へと移し替えられました。再びモンゴル文字に戻す話も出ているそうですが、暫くはまだキリル文字表記が続くと思われます。
が、モンゴル語のキリル文字はモンゴル語の音と完全に対応しているのか、疑問に思う事があります。キリル文字を覚えて、読むだけでモンゴル語の正しい発音と一致することは少ないです。母音も子音も欠落しまくるので、規則通りに読むロシア語を勉強した身としては、不規則な音素の欠落は非常に勉強しづらく感じる事が多くあります。
形容詞 жаахан (少しの) を例にとります。モンゴル語では2番目以降の母音は欠落する(二重母音を除く)ので、読み方はjaakhan、ではなくjaakhn、となります。単母音の欠落はほぼ全ての単語で起こります。
さらに子音の欠落も頻発します。長い綴りの言葉は特に顕著です。ネイティブの会話をYouTubeで見ていると、学習者にはまずわからないレベルで発音を省略していました。子どもたち хүүхдүүд は後半のд 以降はもう聞こえません。be動詞の位置付けのбайна ももはや最初の б しかわかりません。ネイティブしか聞き取れないレベルで発音しているのかもしれないですが。特に口語では発音の簡略化はよく見られる現象のようです。

日本語と似ているか?
モンゴル語と日本語は似ている、と言われる事があります。アルタイ語に共通する祖語は未だ見つかっておらず、モンゴル語族やテュルク語族、日琉語族は数詞などを含む単語の共通性はほぼありません。しかし、文法では類似点がいくつも挙げられており、膠着語、母音調和(日本語はほぼ消失している)、SOV語順、rで始まる固有語を持たないなど、驚くほど文法事項が一致しています。
モンゴル語を勉強している時は、単語は響きは全く別物だが、文法の考え方は似ているな、と思う事が多くあります。基礎単語を身につけたら頭の中での分の組み立てや直訳はすんなりとできる様になると思います。そこに辿り着くまで折れずに単語の学習を続けたいものです。

両国のモンゴル料理店に行きました。
モンゴル出身の元力士の方が料理を作ってくれます。店内にはお相撲さんのちょんまげやモンゴルの骨董品などが並べられており独特な空間でした。モンゴル料理はあっさりでクセがなく、とても美味しかったです。モンゴル醤油という日本の醤油とは違う調味料を使っているそうですが、違いはわかりませんでした。日本人の口にも合います。
近いうちにモンゴルを訪れたいと思っています。ウランバートル、砂漠の街サインシャンド、世界遺産のカラコルム、フブスグル湖などをゆっくりと回ろうと考えています。ゲルにも宿泊したいです。それまでに何とかモンゴル語を基礎会話レベルまで磨き上げたいものです。
