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38度の炎天下で働く高齢者


 
連日の猛暑。
こちらは最高気温37度、38度が続いています。
炎天下では太陽の光で肌が焼かれるようです。炎天下には1分だっていられないくらいです。
空気が熱いってどうなんです?
生物が生きる地球環境としてどうなんだって思いますよね。
暑すぎてセミもなかない。
蚊も飛ばない。
庭の野菜は全滅。
 
すみません、暑いのと野菜が全滅したのとで相当怒っています。
それで今日の話題はもっと深刻です。
高齢者がこの38度の炎天下で働いていることです。
 

昼の12時、私は仕事帰りにスーパーに寄りました。
そこでは駐車場係のおじいさんが3人ほど車の誘導をしています。
私が案内に従って駐車場の中に入っていくと、中に一人のおじいさんがいました。
係の制服を着ています。
長袖の制服。
今みんな着ている、風を送る涼しい服ではありません。
そのおじいさん、ひとつ場所が開いたというので走ってそこに私を案内しようとしました。
私は思わず言いそうになりました。(心の中で言っていました)
「おじいさん、走らなくていいから」
 
炎天下、長袖で働いているやせたおじいさんが走る。
いいんですか、こういうの。
おじいさんは働かないと食べていけないのでしょうか。
あんな80歳近い老人がこんな過酷なことをしないと生きていけない世の中って何なんだろうと思いました。
 
 

2年前のことを思い出します。
同じ駐車場でした。
その日もとても暑かったのです。
 
駐車場係の人は、今のおじいさんより少し若い60代くらいのようでした。
体格もしっかりした人で、やはり長袖の制服を着ていました。
送風機能のついた服ではありませんでした。(2年前はまだ駐車場係の誰も送風機つきは着ていませんでした)
私が車で入り、開いている場所を探しながらゆっくり走っていると、その人が屋根のついた歩道の支柱に寄りかかりました。
そしてそのままその場に座り込んでしまいました。
気になったので見ていると、気を失ったのでしょう、座り込んだ直後にすうっと後ろにひっくりかえってしまいました。
私には、その人がゆっくり後ろに倒れ込んだように見えましたが、本当はくるっとひっくり返ったのかもしれません。
あーっと思っているうちに、ゆっくり後ろに倒れていくように見えました。
 
私は車を止めることができたものですから、そのまま車を降りて係の人が倒れたと店内に走り込もうとしました。
しかしエンジンを止めている最中に他の係の人が気づいて介抱し、すぐ店長らしき人が走って出てきました。
熱中症でしょう。
大変ショッキングな出来事でした。
私が店内に入ると少しして、救急車の音が聞こえました。
その人は救急搬送されていきました。
 
 
あれから2年。
駐車場係はこの地獄のような気温のもと、でもなくなりません。
お客さんの要望があるからでしょう。
多くの人が送風機のついた服を着るようになりましたが、年齢層はやはりほとんどが多分60歳以上です。
 
AIに聞けばなんでも即座にわかるこの進んだ世の中で、やっぱり炎天下でおじいさんは働くのですね。
 
働かないと食べていけないのですね。



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