A Tale of Magic【3つのお題に空想のひらめきを】
第58回 3つのお題(世界ノスタルジー)
お題①:「ロンドンの赤い郵便ポスト」
お題②:「石畳のパン屋」
お題③:「雨の日の喫茶店」
カフェの大きな窓の外はお昼からの雨がシトシト
ロンドンバスが、その大きな体を曲げるたびに水しぶきが飛ぶ
向こうの通りには、お気に入りの石畳のパン屋さんもある
大きな通りには赤い郵便ポストも見える
私は、それをカフェからゆっくりと眺めていた
ミルクティーと猫一匹と雨の日の喫茶店で
ねぇ、何をみてるの?
ロンドンバスよ
何を考えてるの?
来ないかなって
誰?
ん?
誰を待ってるかってこと?
うん、ずっとずっと外を見て
誰か待っているんでしょ?
あったかいミルクティーを飲んで、私は気持ちまでホカホカしていた
男の子よ
へーどんな子?
勇気があって、友達思いで、色んな冒険をして
魔法が使えて
私は、そこでまた一口、ミルクティーを飲む
額に、イナズマの傷のある男の子
黒猫は、質問をやめて急に笑い出す
あれは物語だよ
そうね
全部物語よ
私はおかわりのミルクティーを注ぐ
ねぇ、あなただって猫なのに
私とおしゃべりしてるじゃない
私はニッコリ笑って、また外を眺める
雨はシトシト、まだ止みそうになかった
ミルクティーはあったかくて美味しい

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いつもお題とイラスト楽しいです
よろしくお願いします
イギリスの皮肉っぽくかけたかな
