ADHDの息子、カップルの間にいても気づかない#37
こんにちは。
ADHDの夫と、ADHDと双極性障害を併発した息子を支えて25年
2児の母(๑˃̵ᴗ˂̵) はれこ と申します。
今日も笑顔でいられる様、noteを書きます!
「空気を読む。」
これが息子は昔から苦手です。
ADHDの特性なのか、人の表情やその場の雰囲気から「今はこうした方がいい」ということを察するのが、あまり得意ではありません。
冗談や社交辞令、その場の状況も、そのまま受け取ることがあります。⇩先日のnoteより
高校生になった今、野球部では続々と彼女ができています。
残念ながら息子にはおりません。
ある日も、部活帰りに一緒に帰ろうと友達へ声を掛けたそうです。
でも相手はどこか歯切れが悪く、「今日はちょっと…」という雰囲気。
普通なら「あ、誰かと約束があるのかな」と気づく場面です。
ところが息子は気づきません。
「察してくれ!」
と言われて初めて、友達の隣に女の子がいることに気づいたそうです。
「え!?彼女いたの?」
そんな調子です。
そして数日後。
今度は、いつも可愛がってくれる野球部の先輩から「ご飯行こう」と誘われました。
先日、引退した先輩です。
嬉しくて息子は喜んでついて行きます。
お店に着いて初めて気づきました。
先輩の隣には彼女さん。
「え!?何で!?」
本人は完全に驚いたそうです。
一応、「俺、いても大丈夫ですか?」
と聞くと、「いいよ、いいよ。」と二人は笑顔。
息子も「じゃあ、いいのか」と納得します。
ところが店員さんに案内されると、
先輩と彼女さんは二人席。
息子だけ別の席。
「え…?」
と思ったそうですが、「まぁ、いっか。」
と切り替えます。
そしてハンバーグを二皿、1人で食べたそうです。
食事が終わると、先輩が「今日は俺が出すわ」とごちそうしてくれたそうです。
息子は帰宅して開口一番、
「ラッキーだった!」
と満面の笑み。
母としては、「そこじゃない。」
と思わずツッコミたくなります。
さらにその後、
「勉強しよう。」
という話になり、息子は「じゃあ帰ります」と言ったそうです。
すると先輩が、
「寂しいから、近くにいてくれ。」
と一言。
私は思いました。
「え?二人きりにならなくていいの?」
結局、その日も三人で勉強。
息子は分からない化学を先輩に教えてもらい、
「今日はいい一日だった!」
と満足そうに帰ってきました。
どうやら息子の中では、
先輩に彼女ができたことよりも、
ハンバーグを奢ってもらてたこと。
勉強を教えてもらえて解決できたこと。
その二つの方がずっと大事件だったようです。
私は時々、もう少し空気を読めたら、生きやすいのかなとも思います。
このままでは相手の気持ちに気づかず、先輩に金魚のフンのようについて歩いてしまう日が来るかもしれない⁉︎
でも、この日の息子は、本当に楽しそうでした。
誰かを傷つけようとしたわけでもない。
計算して行動しているわけでもない。
ただ目の前の出来事を全力で楽しんでいただけ。
そんな姿を見ていたら、
「まぁ、本人が幸せなら、それでいいか。」
と思えたのです。
いつか経験を重ねて、人との距離感も少しずつ覚えていくでしょう。
でも、この天然さも息子の魅力。
周りを困らせることもあるけれど、周りを笑顔にすることもある。
そんな息子を見ていると、今日も母は思います。
幸せそうなら、それでいい。
最後に息子が一言
「俺、彼女はできないな!」
母もそう思う(笑)
そして昨日もスイーツ食べに行くからついてきてと、誘われたそうな。
それは断ったらしいです(笑)
