ADHDの息子が野球で初めて「居場所」を見つけた話#09
ADHD×双極性障害の息子は小学校の頃から野球を続けています。
その存在が多動やうつ症状改善の
糸口になっております。
こんにちは。
ADHDの夫と、ADHDと双極性障害を併発した息子を支えて25年。
2児の母(๑˃̵ᴗ˂̵)
はれこ と申します。
今日も笑顔でいられるよう、noteを書きます。
息子は小学校3年生の時に野球を始めました。
本人がやりたいと言ったことがきっかけですが、正直に言うと、私にも願いがありました。
発達障害のある息子に、仲間とのつながりや居場所を持ってほしい。
将来、社会との接点を持ちながら生きていってほしい。
自身ではコントロールできない多動の衝動を抑えられたら嬉しい。
そんな思いで始めさせました。
それから何年も経ち、息子は高校生になりました。
ADHDと双極性障害を抱えながら学校へ通っています。
高校生になってからは、勉強の悩みが増えました。
勉強したいのに思うようにできない。
頭に入らない。
分からない問題が続くと気持ちが落ち込む。
そんな葛藤を抱えています。
でも、野球だけは続けています。
息子は授業を受けることが難しい日があります。
そんな日でも、部活だけは参加することがあります。
以前の私は「授業に出られないのに部活だけでいいのだろうか」と思っていました。
ところが高校の先生方は、
「部活だけでも来られるなら十分です」
と支えてくださいました。
そして主治医からも、
「部活があるから学校へ通えているなら、とても良いことです」
と言われました。
その言葉を聞いて改めて思いました。
発達障害や双極性の治療の上では
学校とつながっていること。
仲間がいること。
発散する場所があること。
社会との接点を持ち続けていること。
これらは、とても大きいことなのだと。
普通の高校生でも、勉強と部活の両立は大変です。
まして息子はADHDと双極性障害があります。
それでも野球を続けています。
私はその姿を、本当にすごいと思っています。
小学生の頃、社会とのつながりを願って始めた野球。今振り返ると、野球は単なるスポーツではありませんでした。
学校へは行けなくても、居場所がある。
頭がモヤモヤする日も、体を動かしたらスッキリする。太陽の光を浴びたら気持ちが前向きになる。
ヒットが打てた日は勉強がはかどる。
大声を出すと体が楽になる。
そんな成功体験を野球から貰いました。
野球は今、息子を社会につなぎとめてくれている大切な一本の糸なのだと思っています。
ですが正直、野球は少年野球から中学ボーイズチームを経験しましたが、簡単なものではありませんでした。
発達障害をかかえた息子が所属するにはとても厳しい世界で、親の私達もとても大変でした。
高校進学の際、それらを考慮してくれる場所を見つけて進学できたのは運がよかったです。
同じ野球部員にもめぐまれ、誰も息子を責めませんし、ありがたいことに尊重してくれます。
監督も理解しようとして下さいます。
部から必要とされてる実感があるそうです。
嬉しいですよね。
そして、その学校に進学できたのは息子の努力が身を結んだ証拠なのです。
どうか、自信を持って欲しい。
あなたはとても頑張っている。
私が1番認めております。
今日も学校に行きたくないと話す息子です。
「部活があるから午後から学校に行こうかな」
なんて話してます。
鬱症状が強くなった日でも
外に一歩踏み出す活力になればいい。
結果、踏み出したら満足して帰ってくるのだから
「それでいいよ」
母はあなたの決断を承認していきます。
