共通テストにベルばら🌹問題(世界史)
昨日あった大学入試共通テストの世界史問題に漫画ベルサイユのばらを引用した問題が出題された。
設問自体はフランス革命の頃の時系列並べかえと革命直後のフランス人権宣言に絡めた内容のようだ。
ネットの反応は「ベルばら」を読んでいて役に立ったとか、何が役に立つか分からない、などの意見が多い。
果たして、そうだろうか。
試験のとき、1番重要なのは集中力だと、私は考えている。集中力が途切れたら、絶望的といえる。なにしろ時間が限られている。試験時間内に立て直すのは難しい。
では、試験問題で自分が好きな漫画や小説が題材で扱われたらどうなるか。多かれ少なかれ内容がフラッシュバックすると思う。そして試験問題とは別の事が頭に入り出す。集中力はそこで途切れる。アニメオープニング「草むらに名も知れず〜♬」が頭に流れ出したら試験どころではない。
そう考えると、「ベルばら」愛読者が必ずしも読んでいて良かったとはいえないだろう。
※「ベルサイユのばら」は、フランス革命期の話を魅力的に描いた名作であり、設問が悪いというわけではない
逆にいえば、読んでいたとしても集中力を切らせることのない、その程度ではブレないメンタルの持ち主になる必要があるのだ。
自分が受験したのは当時、センター試験と呼ばれる試験。歴史好きのため、世界史・日本史は得意科目だった。ちなみに数年前にセンター試験から変わった共通テストの世界史問題を子どもが大学受験した年に解いてみた。悲しいかな正答率は5割未満だった(^_^;)。
その時に気づいたのは、今の共通テストが、やたら資料を読ませる形態ということだ。資料を読ませての設問は、単に暗記している出来事をアウトプットするより手間がかかる。資料を丁寧に読めば知識がなくても正答をイメージできるが、資料を正しく読めないと正解を知っているのに間違った選択肢を選んでしまうような問題が多いように感じた。
単純に、人物名や政策名の空欄補充や時系列並べかえする問題の方が、ずっと楽だ。
少子化だから今の受験の方が易しいという人もいるが、間違いなく今の問題の方が解きにくいと言える。
