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今のところ一番美味しいレバニラ

うまあ、レバニラ


レバーは好みが分かれると思うが、私は大好きだ。焼き鳥屋に行けば、レバー串を頼むし、焼き肉屋に行けばレバーを頼む。レバ刺しが消えたときはものすごく悲しかった。当然、中華料理屋に行けばレバニラを頼む。

ちなみに、私はレバニラ派だが、ニラレバでもいいと思う。あまりこだわっていない。ニラも好きだからだ。


私は出張で、ある土地によく行く。観光地でも何でもない、かなりローカルな地域である。宿泊は近くのそれなりの都市(ココスがある)だが、日中はのどかな場所で仕事をする。農場内での仕事もあるので、そうした場合はお弁当なりカップラーメンを持ち込んで食しているが、外回り的な仕事があったりとか、昼過ぎに農場に入ることがあるので、そうしたときのお昼は外で食べる。


ちいさな町ではあるが、探せば飲食店はいくつもあり、5年も通っているとお気に入りのお店もできるものだ。noteでは、私が食べておいしかったものを少しずつ紹介したいと思っているが、お店の名前や場所を出すことには少し迷いがある。自身の行動範囲が明らかになることは、個人情報を少しずつ漏らしていることに他ならない。また、本当にローカルな土地にも行くので、果たしてこの情報を公開することで、だれかの役に立つのだろうかという疑問もある。もちろん、ココスのように全国展開しているお店に関しては、隠す必要もないし、私も愛をもって接しているので、全力で推していく所存だ。だが、小さな個人店については、わざわざ店名や場所まで必要はないかと思っている。私は食ブロガーでもないし、ただただ、美味しいものを食べて、満足しているだけの人だからだ。あくまで今のところの話であって、今後変わっていくかもしれない。


今日はレバニラの話である。そこは、小さな町中華屋さんである。外観は中華料理屋だとは思えないようなガラスの冊子。民家がやや飲食店のようになっている?かのような外観。車がたくさん停まっていることを除けば、そこが飲食店だとは気づかない。ただ、大きな看板は立っている。それが色あせて読みにくいだけだ。

タイミングを誤ると駐車場はいつも満車で入ることができない。なるべくオープン直後を狙う。扉を開ければ、テーブ10数席程度、こあがり3席、意外と広い。接客はあかるく親切。


基本的に美味しいので、何を食べようか少し迷う。全メニュー制覇に挑戦しているが、だいたい「レバニラ定食」か「担々麺」になってしまう。しかもレバニラ定食は期間限定メニューなのだ。この日は期間終了の数日前。当然選ぶは「レバニラ定食」である。


うつくしい


一見するとレバーが小さく、量が少ない…?と思ってしまうが、もやしを掘り起こすとレバーがザクザクとでてくる。お宝である。レバーを口に含むと、ふちの部分はカリっとしており、なかはねっとりとしたレバー特有の食感。味付けは決して濃いわけではないが、旨味があふれてくる。不思議なことに食べても食べてもレバーが減ったように見えない。盛りが気前よし。


ちょっと嬉しいのがサイドのサラダ。定食にはサラダが付くがいつも野菜がシャキシャキなのである。ご飯も味噌汁もうまい。漬物もいいわき役である。

まったく食べる手が止まらない。惜しむらくは、ビールが飲めないことだ。車でしか来れない場所であり、宿泊先からも大分遠い。このレバニラは絶対ビールに合うのに。悔しい。でも、米にもとても合う。

無心で橋を動かし、至福のまま、ごちそうさまをする。


このお店に最初に入店したきっかけは、社長の紹介である。社長はとてもグルメで、食事に命を懸けているような人だ。色々と価値観の部分で私と相容れないことは多いと感じているが、この食に対する想いや、美味しいものを追求する姿勢は尊敬している。そんな社長が、ここに来たら、この店でお昼を食べると決めているうちの一つだと、連れてきてくれたことがある。その時は、レバニラ定食に心を惹かれていたが、社長に合わせてラーメンと餃子を食べた。これもめちゃうまだったので、レバニラへの期待がとても高まり、一人の時に再来店したのだ。以降、タイミングが合えば通い、「レバニラ」「担々麺」「それ以外の食べたことないメニュー」をローテーションしている感じ。ややレバニラ・担々麺が多い。


チェーン店の食事も大好きなのだが、この個人店のキラリと光るような一品に出会えた時の喜びは大きい。ましてや私の好きなメニューが、好みにどんぴしゃな時は、計り知れない。(どんぴしゃなんて、久しぶりに使ったが)今思い出しても、また食べたくなる。次の出張が待ち遠しくあるが、残念ながらレバニラはお休み期間中である。


こうした出会いがあるから、出張先でいろんなお店を開拓するのが辞められないのだろう。これを超えるレバニラに会える気がしない。もし美味しいレバニラを出すお店があれば、ぜひ教えてほしい。


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