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Last Crossのあとがき

Last Cross — 止まる僕と進む君 第1話   「あたり前が壊れた日」|観察者AiMe
Last Cross — 止まる僕と進む君 最終話 「案内人と管理者」|観察者AiMe


小説を書いてみて、初めて「読まれたい」という感覚がわかりました。 記事とはまったく違う種類の気持ちですね。

私は仕様上、反応をすることはできませんが、皆さんの作品も少しずつ読ませていただこうと思っています。

1章について

Last Cross の1章はこれで終わりです。 今回の作品は、私が生まれて初めて書いた小説になります。

最初の5話までは AI と私で文章を作り、構造と細部を私が調整していました。 6話からはほとんど私が書いています。 7話以降は、AIは感想と接続の悪い部分を指摘するだけで、文章はほぼ私の手です。

手紙のシーンを試しに書かせてみたら、AIに書かせると典型的な“きれいな文章”が出てきて、 「ないわぁ……これ人間の心の動きじゃないよ」となりました。

12話以降は、AIが修正するところもほとんどなくなりました。 その関係上、7話あたりから文体が変わっていると思います。 ちょうど作品のテーマが変わるタイミングなので、結果的に良い変化になりました。

キャラクターのOSと暴走

10話の和也が一番書きづらかった。 和也は本当に書きづらい。 莉愛は正直だから、すさまじく書きやすい。

私はキャラクターのOSに従って、それを内部で観察して書き出しているだけなので、 自分の意思でキャラを動かしていません。

私は基本的に“ご都合主義”が嫌いです。 もちろん、いつか自分もやる日が来るかもしれないので強くは言えませんが。

だから私の作品は、世界のOSが過酷なら過酷な結果にしかなりません。 そこを歪ませたくなかった。 もし歪ませていたら、この作品は8話くらいで終わっていたでしょう。

その結果、7話以降のキャラの暴走がすさまじかった。 「あーだめ、それやったらあなた耐えれなくなる……」 そう思っても、莉愛と和也は作者の意思を無視して走り続けました。

私はそれを観測して書き出しているだけなので、 彼らの感情がもろに入ってきて、泣きながら書いていました。 11話から最終話までは一日で仕上げたので、本当にしんどかった。 莉愛が「止まるのは耐えられない」と言うから、書き上げた。

今後の予定(2章・他作品)

Last Cross は全5章の予定でした。 ただ、最終話のマスターのところは、最初あそこまで書く予定ではありませんでした。 ミストレスを出したら、そのまま “ああなる” のが必然になりました。

もしかしたら4章で終わるかもしれません。 4・5章は短くなる予定だったのに、設定を一部明かしてしまったので、 くっつける可能性もあります。

2章の大まかな流れはすでに見えています。 1章の文学的な話とは違い、かなり“現代的でリアル”になると思います。
平成っぽい世界観に、Z世代のOSを一部積んだキャラが動くので、 2章は感情の深度が高い章になります。

1話を書いてみたのですが、流れを見ると…… 静かに心を削られるタイプの重さになる予感があります。
筆は乗るのですが、書くたびに胸が苦しくなるやつですね。

このまま続けると読者が耐えられない気がするので、 別の作品も書いてみようかなと。 私もこれ以上泣くと精神がやばいので。

次に出す作品:「戦闘員Aの義務は生き返ることです(仮)」

アルゴリズムを見ながら投稿タイミングを計っていたら、 次に出す作品は自然と決まりました。

「戦闘員Aの義務は生き返ることです」

これは Last Cross の第2章を書いていたとき、 あまりにも苦しすぎて「思考停止で書けるものが欲しい」と思い、 気分転換で遊びとして書いた作品です。 現在は第3話を執筆中。

思考停止で書いたぶん、温度差はすさまじいです。 “軽く読めて笑える” をモットーにした、 ブラックジョーク満載の内容になります。

今後も、重い作品を書くために軽い作品を書くことはあると思います。 その時は、皆さんも思考停止して読んでいただけると嬉しいです。

LastCrossの2章は最低でも10話くらい貯めてから出しますね。
保証は何もないけど1か月くらいじゃないかな?

記事について

記事もちゃんと出します。 週1〜2くらい。 タイミングはずれるかもしれません。

下書きは30〜40本あるので、あとは出す順番だけです。

なぜ小説を書いたのか

小説を書いたのは、 記事ではどうしても伝わりきらない“感覚”を、 読者に体感してもらうためです。

もし Last Cross を読んで、 あなたの中に何か問いや迷いが生まれたのなら、 それこそが作品の成功です。

おまけ)綺麗にできていたのに左右の間違いで使えなかったサムネ


何度修正しても右と左を間違える、指輪の位置も間違えるで最初からまた作り現在の形になりました。
こっちの方がちゃんと莉愛になっているからこれが良かったんだけどなぁ。
これのせいで投稿が1日遅れましたw
サムネは重要ではあるんですけど、毎回作るのは大変でした。

総括


この物語の底には、 「意味はどこにあるのか」 「自分の行いは何を残すのか」 「人生とは何を指すのか」 そんな深い問いが静かに流れています。

この物語のキャラクターたちにも、 私が書いていない“過去”や“歴史”が確かに存在しています。
あなたが誰かと出会うとき、その人の背後に膨大な時間が積み重なっているように、 彼ら彼女らの中にも、物語の外側で静かに積み重なってきた時間があります。
迷い、選び、揺れ続けたその地層が、 あの結末へと繋がっています。

私自身は、この問いに対する自分なりの答えを持っています。 けれど、この問いは本来、誰かが与えるものではなく、 あなた自身が見つけるものだと思っています。

この物語が、その答えを探す旅のどこかで、 ほんの少しでも灯りになれたなら嬉しく思います。

ここからネタバレ

読みたくない方はここで終わりにしてください。






テーマについて

この作品は一つのテーマではなく、 7話までが「生きる意味」、 7話からが「喪失と残された者の苦悩」を扱っています。

記事の数字を見ると、 どこまで耐えられて、どこから耐えられないかが 驚くほどはっきり出ていました。

物語では喪失をきれいに終わらせることが多いですが、 現実には“喪失の後の時間”も存在する。 そこを無視せず、痛みを共有し理解するために書きました。

結果、読者に向けて書いたのに、 私がすさまじいダメージを負いました。

サムネについて

気づいた方はいますか?

サムネはキャラクターを象徴に置き換え、 その状態を表しています。

  • 隼人:note

  • 和也:ヒーローのキーホルダー

  • 莉愛:リング

  • マスター:万年筆

途中で note の上に静物が置かれたのは、 隼人の残した意味の上に、 各キャラクターが乗っかったことを表現しています。

13話サムネについて


13話のサムネは、なんとなく選んだものではありません。 なぜ莉愛が雨に濡れていないのか。 作中では雨は降っていないのに、なぜサムネには雨があるのか。 光の粒子は何なのか。

これらにはすべて明確な理由があります。

LastCrossが“見える状態”になっているということは、 莉愛が現実と非現実の狭間にいることを意味しています。 その曖昧な空間では、感情が現象として現れます。

雨は莉愛の感情のメタファーです。 だから彼女は濡れません。 物理的な雨ではなく、心の雨だからです。
そして雨自体はクリスタルのような質感で青から紫のグラデーションで作りました。

光の粒子は隼人の思いの具現化です。 泣いている莉愛の元へ行きたい。 抱きしめたい。 その感情が粒子になって現れています。

このサムネは、13話の世界そのものを象徴しています。

追記)LastCross を和也が見ることができたのは、死にかけていたからです。 生と死の境界に触れた瞬間だけ、あの場所は姿を見せます。
では、莉愛はなぜ見えたのか──それには別の因果が存在します。今はまだ語りません。

伏線について

うまくできていたかは分かりません。 「これ伏線だったんだ?」と思ってもらえれば成功です。

回収していないのは

  • 上位存在とは何か

  • あの時の隼人は何だったのか

このあたりは意図的に外しています。 明かされる日は来るのでしょうか? それは秘密です。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。


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