【窯元で働く 入窯ほやほや期4】会社倒産して40代で陶芸職人に弟子入りした話「夜間自主練開始!つべこべ言わずにやれ!」
四十路は、若者より死ぬほど鍛練が必須✊️
歳をとればとるほど手が堅くなり、
若くして弟子入りするのと比較して、
四十路ともなると、段違いに上達は遅いよ⋯🐌
と面接で言われたセリフが、
脳内で延々とリピートされていたので、
それならば、若者より練習量を増やすべし!と、
就業時間後に練習させてもらえるようお願い🙇
もともと、面接の時にも、
「お弟子さんはみんな仕事の後に練習してるよ」
「うちは自窯で土を作ってるから、
どれだけでも使って練習していいよ🖐️」
と言われていたので、
動力ろくろの作業をさせてもらえるようになった
タイミングで、夜間訓練開始🌠
イメージとしては、
就業時間中は、下回し業務が多く、
全くろくろに触れていなかったので、
仕事の後は、ろくろの練習をさせてもらえるかな😙
と思っていましたが、そうは問屋が卸さない⋯🫠
若ダンナからの指示で、
まずは、就業時間中にやっている作業の
スピードをあげるために、
仕事の延長のような形での自主練開始✊️
練習としては、削り。
動力ろくろで鋳込んだもの、
及び、
他社から購入した鋳込み生地の削りを。
どうやら、
「訓練校を出ただけの子では、全然使えないから、
仕方なく動力ろくろを投入した」とのことで。
絵付けのお皿や特注商品は、
動力ろくろと他社から買った生地に、
ちょっと削り作業を加えて、
ろくろでひいた風にして使っていました。
全商品が、ろくろの手作りだと思っていたので、
ちょっと裏切られた気持ちになりながら、
夜な夜な削りの日々。
私の1日はこんな感じでした👇️
8:40〜 掃除
9:00〜17:00 下回し業務(ヤスリがけや梱包)
〜18:00 きりのいいところまでちょっと残業
一旦家に帰り、夕飯。
20:00〜 また窯に戻って自主練。
〜22:00 帰宅🏚️
夜な夜なやっていると、
日中はどこぞにいてほぼ窯にいない若ダンナが、
この時だけは、ちゃんと見に来てくださり、
芯出しができているか、
厚みは適切か、
飯碗の外側のカーブが正しいか、
などなど、
もちろん「遅い遅い」を連呼しながらw
チェックとアドバイスをしてくれました。
これはとてもありがたかったんですが。
ががが。
私は、既にこの時にやらかしていたようで😅
英語を話していた時のクセなのか、
一般社会での研修で身についたクセなのか、
わからないことは、
その場できちんと確認するようににしていて。
一般社会の仕事では、
わからないままで仕事を進めるのはタブー。
きちんと理解してから作業に入るべし、
と心がけていたのですが⋯。
これが、いかんかった😀
ここは窯。
私は弟子。
アドバイスしてくださったことに対して、
いろいろ質問していたら、
若ダンナの嫌そうなこと⋯😅
この時は、早く上達したい一心で気づかず🙃
後で分かったここでの正解は、
「つべこべ言わず、言われた通りにやれ。」
最初はもちろん上手くできず、スピードも遅い。
なので、ずっとダメ出しをされ続けます。
そこで、
ただただ同じことを繰り返すのは能がない、
自分で工夫して、早く上手くできる方法を✊️
と考えてしまったんですが⋯これは、不正解🙅♂️
動力ろくろは訓練校でも習ったので、
訓練校で教えてもらったことを踏まえて、
作業のスピードアップを図っていたら、
若ダンナ激ギレ🔥
「訓練校でこう教えてもらって⋯」と説明したら
「は?ここに何しに来たの🤨?」
窯に弟子入りしている=窯のやり方のみ。
他で教えてもらったことは、触れるべからず。
この業界は、基本があってないようなもので。
昔は「技術を盗まれないように」と、
窯同士の連携はなく、
極秘裏に作業をしていたため、
土の練り方、器の置き方、ろくろのひき方・削り方
全部、窯独自のやり方があり、
訓練校で習ったことが共通認識だと思っていたら、
大間違い。
何なら、同じ窯の中でも、
先輩それぞれでやり方が違うため、
「あの先輩はこうやってましたけど、
どっちの方法でやりますか?」ではなく、
一緒に作業する先輩のやり方に合わせるのが正解🙆♂️
(これが、クソめんどくせぇ。←心の声)
実際、この窯の若ダンナと6年先輩でも、
削り方や窯の詰め方など、随所でやり方が違い、
どちらで?と確認すると若ダンナ激ギレ🔥
このカルチャーギャップを通して、
私が学んだのは、
弟子の立場では、質問は多くて2つまで。
返していい言葉は、
「わかりました」
「ありがとうございます」
「やってみます」
そして、黙ってやる。
ダメ出しされ続けるのは、甘んじて受け止める。
こうして、
ひたすら自主練と異文化体験の日々を⋯
続けたかったのに⋯😮💨
