【窯元で働く 地獄への没落期6】会社倒産して40代で陶芸職人に弟子入りした話「俺、見てたから👁️」
ここ、焼き物の街が、
1年で1番盛り上がる、
陶器のお祭りがやってきた〜🙌ワーイ
普段はシャッター街になっている商店街も、
夜になると猪🐗にしか出会わない街中も、
どこから人が湧いて出たのかと思うくらい、
めちゃくちゃにぎわうお祭り🪭
私が働いている窯でも、
お祭の賑わいに乗じて、
1年に1回だけの、B品販売を。
このお祭りでしかB品を出さないので、
開店1時間以上前から並んで待っているお客さんも。
そのため、
窯も毎年てんてこ舞いの2日間。
やきものの祭なので、
個人作家さんもブースを出すのが定番で、
先輩ももれなくご自身で出店されるため、
大概、下っ端の私がまるっと2日間駆り出される⋯
のが定番だったんですが😗
こんな時でも、
あからさまに私を窯仕事から外す所業⋯🥲
普段、猛スピードで梱包しているので、
私を店頭に置いておいた方が、
レジの回転が良くなると思うんですが、
窯の一員として外部に見せたくないのか🫠
私だけ祭の会場から離れた、
工房の外の片隅で、
えげつない直射日光を浴びながら、
B品を修整する作業を言い渡されました🔥
遠〜くから、
祭のワイワイしている賑わいを小耳にしながら、
たれた釉薬をマシーンでひたすら削りまくる。
このマシーンは、
陶芸業界ではよく見かけるもの。
ヤスリが高速回転していて、
そこに器を当てて一気に削る。
高速回転しているので、
ガラス状の釉薬の破片が顔に飛んで来たり、
当てすぎると摩擦で火花🔥が散ったり、
気を抜くとかなり危険なので、集中。
危ない作業ではあるものの、
私がキレイに削りさえすれば、
捨てられるはずの器がB品として復活✊️するので、
マシーンの勢いで器本体まで削らないように、
慎重に慎重に。
更なる追い打ちが
このマシーンは室内に置くと危ないため、
ここでは屋根もない屋外に設置されており、
直射日光でクソ暑🔥
つば広帽子を装着し、
保冷剤を入れたひんやりタオルを首にまきつけ、
とどめは、
受話器を首に挟みハンズフリーで話す、
仕事のデキるOLの如く、
日傘を首で挟んで固定して、
汗ダラッダラたらしながら、ひたすら、
ウィ~ンウィ~ンウィ~ンウィ〜〜〜~ン。
無心でやっていたら、
若ダンナが出来上がりの器を取りにきました。
自分的には、
B品としてなかなか良きレベルに仕上げられたわ🤗
とほくほくしていたんですが、
「え?これは何?」
「???」
自分では、
うまいことできたと思っていたけど、
もしかしたらダメだったのかな😮と、
手を止めて若ダンナを見ると、
仕上げた器ではなく、私の足元を凝視👁️
ん?と思って下を見たら、
マシーン台の下に器がコロン。
しかも割れている⋯。
なぜここに器が?
そして、なぜ割れている?
よくわからないまま、
手に取ってよくよく観察していたら、
若ダンナから、
「え?何でかわかんないの?」
ぬお!?
デジャブ😶!?
前回の皿割れカケラ事件で、
先輩にしつこいくらい何度も聞かれた、
同じセリフを今度は若ダンナが!
相変わらず分からなかったので、
「わかりません⋯」
と答えると、また例のごとく、
「ほんとに何でかわかんないの?」と何度も。
そう言うなら、あなたは何かご存知なのか?
わかってるなら教えてくれればいいのに、
と思いつつ、考えていたら、
「ここに器あったでしょ?」と。
作業開始時に、
見本として若ダンナが1つ器を削って見せてくれて、
それをマシーンの台の上にポンっと置いた。
その器が割れている、と。
先輩の時とは違い、
若ダンナは自分が触った皿だったので、
すぐに正体がわかったようで、
あの時の皿だと。
そう聞いて、確かに割れているのが、
見本で削った時の皿だということは私にもわかり、
「あ、あの皿ですね」と。
でも、その皿が何で割れている😯???
若ダンナがマシーンの台の上に置いた皿が、
台の下で割れている。
という状況から単純に考えると、
台から落ちて割れたんだろう、と🤔
なので、
「削りの振動が結構あったので、
それで落ちて割れちゃったんだと思います」
お。今回はちゃんと解明できたぞ✊️
と思っていたら、
「気づかなかったの🤬?」と若ダンナ。
火花を浴びないよう気をつけながら、
本体を削らないよう集中していたし、
日傘を首で固定していたので、
視界はほぼ手元のみから動かせず。
それに、マシーンの音がうるさくて、
削っている間、周りの音はほぼ聞こえず。
後になって、
削っている間に落ちたんだろう、
ということは想像はできましたが、
作業中は本当に気配すら感じておらず😟
若ダンナが落ちている器に気づいた時に初めて、
私もその器の存在に気づいたので、
「気づきませんでした」と答えたら、
「本当に気づかなかったの?」と、また⋯😮💨
若ダンナ的には、
すぐ近くで落としてるのに気づかない訳がない🤬
ということなんだと思いますが、
いや、
落ちて割れているのに気づいてたら、
割れ物を放置するのは危ないので、
ちゃんと拾って、人が通らない、
どこか危なくないところに移動してますって⋯🥲
そう思いながら、
ひとまず割れた皿を拾っていたら、
「俺、見てたから👁️」
と、若ダンナから衝撃の一言が👽
え🫠!?
見てたならその時に教えてよ!
割れたやつ放ったらかしだと危ないと思わんの?
何でわかってんのに「これは何?」とか聞くの?
見てたなら、
器が落ちて割れた後も、
そのまま気づかず作業を続けている私の姿も
見ていたであろうに、まさかの放ったらかし?!?
衝撃を受けつつ、
若ダンナが何をしたいのかよくわからず。
ただ、何となく、
強引に隠蔽キャラに貶められているような⋯🥺
唯一わかったのは、
私の作業中の安全を確保しよう🦺とは、
1ミリも思っていないこと。
そして、安全どころか、
更なる地獄への扉が。
