【窯元で働く 暗黒の日々5】会社倒産して40代で陶芸職人に弟子入りした話「神への挑戦⚔️」
「はい」
「ありがとうございます」
「やってみます」
神の怒りに触れないよう、
この3言のみで過ごす日々。
せっかく鋳込みでキレイに仕上がっている器を、
老眼の親方に、土でめっちょめちょに汚されても、
ぢっっと黙って、手直しする日々。
やることはほぼルーティン化していて、
詳細を質問する必要もなかったので、
若ダンナとのやりとりは、
「今日は何を?」をLINEでお聞きするのみ。
おかげで、横に座り込んでの説教もなくなり、
心はめちゃくちゃ低〜い位置で安定。
そう。
低〜い低〜い、超絶低空飛行✈
ほんと地面スレスレで、
自己肯定感なんてものは、考えたらアウト。
ちょっとバランスを崩したらケガ必至。
そこに輪をかけて、
ろくろでひいていないものを、
ろくろでひいたかのようにごまかす作業を、
更にごまかす作業⋯。
何やってんだろ😮💨
すごく非効率的なことをやっているのに加え、
この、ごまかし連打のきったねぇ器を、
さも、
「窯の伝統技法を使った作品です✨️」
としれっと納品する一味を担っているのも嫌で。
かといって、神に向かって、
「私に仕上げをやらせてくれ」
なんてご意見したら、またキレ散らかすだろうし🤔
そもそも、
窯の雑用以外の仕事を私にやらせたくないから、
私をハブって、わざわざ、
ほぼご隠居の親方を引っ張り出してる訳で。
(親方、いいように使われててかわいそうでした🥲)
んで、考え出した戦法。
“ 自主練で ”
ということにさせてもらおう✊️
暗黒面に陥った原因の腱鞘炎も、
正式に整形外科から卒業認定され、
ほぼ完治していたので、
その旨をお伝えしがてら、
自主練再開のお伺いをたててみようと。
若ダンナはケチいので、
お金がかかることは全部却下する傾向があり。
しかし、自主的に働く分(無給)には特に否定しない。
腱鞘炎前、夜な夜な練習してた時も、
ふらっとろくろ場に立ち寄って、
何かとダメ出しアドバイスをしてくれたりしてて。
(ダメ出ししたいだけ&「余計なことすんなよ」の監視の意味合いだったかもですが😀)
自分の削りとコテの練習ということであれば、
「親方の仕上げきったねぇから私の方がマシ」
てな風に「生意気なことぬかしとるわ⋯」
と穿って受け止められることもないかと。
非国民となって以降、
若ダンナとは、3言のみで、
ほぼ直接的な関わりを避けて過ごしていたからか、
ご乱心は減ったものの、
神の機嫌は完全には取り戻せておらず。
相変わらず、
ろくろ場には入れてもらえてなかったので、
自主練と言えども、
ろくろも削りも無理だろうと踏まえ、
ごまかし仕上げなら、と。
タイミングを見計らって、
ちょうど親方の体調や老眼の話が出た時に、
下手に下手に、
腰が地面にめり込んでるくらい低〜いところから、
「親方がもし体力的に大変そうなら、
ここのところ5日連続で窯作業しても、
手の調子は全く問題なく、
腱鞘炎の心配もないから、
自主練がてら、仕上げをやらせてもらえれば⋯」
言うたったでー✊️!!!
下僕のわたくしたちは、
神の希望を叶えることに全精力を費やすべきで、
本来、こちらの希望を伝えることはNGなので、
若ダンナ、どう出るかな🫣
またキレるかな、不機嫌になるかな⋯🫣
と恐る恐る。
「ふーん⋯。ちょっと考えてみるわ。」
おお!
とりあえず、即却下にはならんかった🙌ワーイ
そして、お返事を待つことに。
