令和8年5月18日(月)~5月22日(金)の注目決算10銘柄
主役は「大手損保3社」。個別材料では「芝浦機械」「アーレスティ」「大同信号」に注目
2026年5月18日(月)〜5月22日(金)の期間に決算発表を予定している日本株の中から、投資家が特に確認しておきたい10銘柄を厳選しました。
この週は、決算発表社数そのものは多くありません。
ただし、中身を見ると、
東京海上HD、MS&AD、SOMPO HDの大手損保3社
決算発表を延期していた芝浦機械
収益改善が進むアーレスティ
上方修正後の着地確認が重要な大同信号
など、決算後の株価反応が大きくなりやすい銘柄が並んでいます。
特に、5月20日(水)は今週最大の山場です。
損保大手3社に加えて、アーレスティ、大同信号も同日に本決算発表を予定しており、個人投資家にとっても見逃しにくい1日になるでしょう。(ms-ad-hd.com)
今週の注目10銘柄
$$
\begin{array}{|c|c|c|c|l|}
\hline
\text{発表予定日} & \text{コード} & \text{銘柄} & \text{注目度} & \text{決算で見るべき核心} \\
\hline
\text{5月18日(月)} & 6104 & \text{芝浦機械} & \text{★★★★★} & \text{決算延期後の説明、受注回復が売上・利益に結びつくか} \\
\text{5月18日(月)} & 1847 & \text{イチケン} & \text{★★★★☆} & \text{利益率改善の持続性、修正後計画に対する着地} \\
\text{5月18日(月)} & 7214 & \text{GMB} & \text{★★★☆☆} & \text{本業利益の回復、一時損失の剥落、電動化対応製品の伸び} \\
\text{5月19日(火)} & 5363 & \text{TYK} & \text{★★★☆☆} & \text{増収ながら減益の流れに歯止めがかかるか} \\
\text{5月19日(火)} & 7621 & \text{うかい} & \text{★★★☆☆} & \text{客単価上昇が利益改善につながるか} \\
\text{5月20日(水)} & 5852 & \text{アーレスティ} & \text{★★★★☆} & \text{大幅増益の持続性、海外拠点の改善} \\
\text{5月20日(水)} & 6743 & \text{大同信号} & \text{★★★★☆} & \text{上方修正後の最終着地、本業の強さと配当} \\
\text{5月20日(水)} & 8630 & \text{SOMPO HD} & \text{★★★★★} & \text{政策株売却、株主還元、2026年度の利益計画} \\
\text{5月20日(水)} & 8725 & \text{MS\&AD} & \text{★★★★★} & \text{事前上方修正後の本決算、還元策と来期予想} \\
\text{5月20日(水)} & 8766 & \text{東京海上HD} & \text{★★★★★} & \text{損保株全体の評価を左右しやすい最重要決算} \\
\hline
\end{array}
$$
決算発表予定日は、各社IRカレンダーおよび決算発表予定一覧をもとに整理しています。

今週の決算は「3つのテーマ」で見ると分かりやすい
今回の注目10銘柄は、次の3つに分類できます。
テーマ1
大手損保3社の「資本政策」と「株主還元」
東京海上HD
MS&AD
SOMPO HD
テーマ2
個別材料が強い銘柄
芝浦機械
大同信号
テーマ3
業績改善や利益率の回復を確認したい銘柄
アーレスティ
イチケン
GMB
TYK
うかい
1. 今週最大の主役は「大手損保3社」
2026年5月20日(水)は、
SOMPOホールディングス(8630)
MS&ADインシュアランスグループHD(8725)
東京海上ホールディングス(8766)
がそろって本決算を発表する予定です。
大手損保株は近年、単に「保険料が伸びているか」だけでなく、
政策保有株式の削減
自社株買い
増配
ROE向上
資本効率改善
といったテーマで評価されてきました。
そのため今回の決算では、
前期の最終利益だけでなく、2026年度の利益見通しと株主還元策が特に重要です。
2. 東京海上HD(8766)
今週の“最重要決算”。損保株全体の評価に影響しやすい
東京海上HDは、5月20日16時に2025年度決算を発表予定です。(東京海上HD)
第3四半期累計では、
$$
\begin{array}{|l|r|}
\hline
\text{指標} & \text{実績} \\
\hline
\text{経常収益} & \text{6兆6,742億円} \\
\text{経常利益} & \text{1兆2,024億円} \\
\text{親会社株主に帰属する四半期純利益} & \text{8,992億円} \\
\hline
\end{array}
$$
となりました。
経常利益は前年同期比で減少した一方、純利益は増加しています。
東京海上HDで見るべきポイント
① 通期利益の着地
第3四半期時点でかなり高い利益水準にあります。
本決算では、会社計画に対してどの程度の着地となったかを確認したいところです。
② 2026年度の利益見通し
株価により強く影響しやすいのは、
「過去の好業績」より「次年度も高収益を維持できるか」です。
③ 政策保有株式の削減
東京海上HDは、政策保有株式を2029年度末までにゼロとする方針を掲げ、
その中間目標として現中期経営計画の3年間で半減を示しています。
良い決算と受け止められやすい内容
2026年度も高水準の利益計画
増配または市場期待を上回る配当予想
自社株買いの発表
政策株売却の進展
本業利益の持続的な伸び
注意したい内容
来期利益見通しが慎重すぎる
株主還元が市場期待に届かない
利益成長の説明が一時要因中心に見える
3. MS&AD(8725)
すでに大幅上方修正済み。本決算では「還元」と「来期予想」が焦点
MS&ADは、5月20日15時30分に2025年度通期決算を発表予定です。
同社は5月11日、2026年3月期の通期業績予想を修正し、
株主還元の原資となるグループ修正利益を、従来予想から2,400億円引き上げて1兆円とする見通しを公表しました。
第3四半期時点では、
$$
\begin{array}{|l|r|}
\hline
\text{指標} & \text{実績} \\
\hline
\text{正味収入保険料} & \text{3兆8,404億円} \\
\text{連結四半期純利益} & \text{6,571億円} \\
\text{グループ修正利益} & \text{7,557億円} \\
\hline
\end{array}
$$
となっています。
MS&ADで見るべきポイント
① 事前上方修正後の最終着地
上方修正をすでに出しているため、
決算本番では「さらに上振れたか」よりも、「来期にどうつなげるか」が重視されやすいです。
② 2026年度の利益計画
前期が強かった分、
次年度の利益計画が弱いと、好決算でも株価が伸び悩むことがあります。
③ 株主還元策
MS&ADは、政策株式の削減を前倒しで進め、
2029年度末の残高ゼロに向けた方針を示しています。
政策株売却に伴う資本の使い方や、配当・自社株買いの方向性が重要です。
良い決算と受け止められやすい内容
来期も高水準の利益計画
増配や追加還元の明示
自社株買いの実施
政策株売却の着実な進展
注意したい内容
大幅上方修正がすでに株価に織り込まれている可能性
2026年度予想が弱い場合の失望売り
還元策が市場期待を下回る場合
4. SOMPO HD(8630)
政策株売却と追加還元が最大の焦点
SOMPO HDは、5月20日16時30分に決算発表予定です。(損保ホールディングス)
第3四半期累計では、
$$
\begin{array}{|l|r|}
\hline
\text{指標} & \text{実績} \\
\hline
\text{保険サービス損益} & \text{3,899億円} \\
\text{金融損益} & \text{3,430億円} \\
\text{税引前四半期利益} & \text{6,778億円} \\
\text{親会社所有者帰属四半期利益} & \text{5,183億円} \\
\hline
\end{array}
$$
となり、利益は前年同期から大きく伸びました。
SOMPOで見るべきポイント
① 政策株式の削減ペース
SOMPOは、2025年度の政策株式削減目標を2,500億円に引き上げ、
2030年度のゼロ化に向けて前倒しで進めています。
② 株主還元
同社は、
基礎還元:修正連結利益の3年平均の50%
追加還元:政策株売却損益等の税後50%を原則還元
という方針を示しています。
③ 来期の利益見通し
足元の利益水準が高いため、
2026年度の会社予想がどの程度強いかは、株価反応を左右しやすい材料です。
良い決算と受け止められやすい内容
高水準の利益着地
政策株売却の加速
連続増配の継続
追加還元の拡大
注意したい内容
今期好業績に対して来期見通しが弱い
還元余地の説明が物足りない
一時利益への依存が強く見える
5. 芝浦機械(6104)
今週最も“特殊要因”が強い銘柄。決算延期後の発表に注目
芝浦機械は、当初予定していた5月12日の決算発表を延期し、
5月18日に発表予定としました。
会社は延期理由について、
「決算数値の確定に時間を要しているため」と説明しています。
第3四半期までの業績
$$
\begin{array}{|l|r|r|}
\hline
\text{指標} & \text{実績} & \text{前年同期比} \\
\hline
\text{受注高} & \text{875億4,200万円} & +15.6\% \\
\text{売上高} & \text{927億1,900万円} & -30.3\% \\
\text{営業利益} & \text{18億7,500万円} & -85.7\% \\
\text{経常利益} & \text{28億1,200万円} & -79.3\% \\
\hline
\end{array}
$$
受注は増えている一方で、売上高と利益は大きく落ち込んでいます。
また会社は、事業環境の変化により、中期経営計画「中計2026」の2027年3月期目標は未達となる見込みと説明しています。
芝浦機械で見るべきポイント
① 決算延期の説明が十分か
延期そのものが直ちに悪材料とは限りません。
ただし、投資家心理に不安を与えやすいため、
決算短信・説明資料で理由がどこまで丁寧に示されるかは重要です。
② 受注増が売上・利益に結びつくか
受注高が改善しても、利益に反映されるまで時間差が生じることがあります。
第4四半期にどこまで回復したかを確認したいところです。
③ 2026年度の業績予想
今期が厳しくても、来期の回復シナリオが明確なら評価が変わる可能性があります。
良い決算と受け止められやすい内容
延期理由が明確で不透明感が後退
受注の強さが売上・利益に反映
来期業績予想に改善が見える
中期計画の修正方針が具体的
注意したい内容
来期予想も弱い
延期理由の説明が曖昧
受注増に対して採算改善が見えない
6. アーレスティ(5852)
大幅増益の継続性を見極める決算
アーレスティは、5月20日に本決算を発表予定です。(株式会社アーレスティ)
第3四半期累計では、
$$
\begin{array}{|l|r|}
\hline
\text{指標} & \text{実績} \\
\hline
\text{売上高} & \text{1,233億9,600万円} \\
\text{営業利益} & \text{31億7,800万円} \\
\text{経常利益} & \text{25億9,000万円} \\
\text{親会社株主に帰属する四半期純利益} & \text{34億8,700万円} \\
\hline
\end{array}
$$
となり、利益面で大きな改善が進みました。
なぜ利益が改善したのか
会社資料では、
中国工場における生産体制の合理化
固定費削減
地域ごとの収益改善
などが寄与したと説明されています。
アーレスティで見るべきポイント
① 利益改善は本物か
第3四半期までの改善が、
本決算でも維持されているかを確認したいところです。
② 海外拠点の収益性
アーレスティは、地域ごとに採算差が出やすい企業です。
特に中国・北米・インドの状況は重要です。
③ 2026年度の会社予想
業績回復局面では、
「前期実績」より「次期も伸びるか」のほうが株価に効きやすいです。
良い決算と受け止められやすい内容
通期利益が計画超え
来期も増益見通し
海外拠点の改善継続
配当や資本政策の前向きな説明
7. 大同信号(6743)
上方修正後の“答え合わせ”。本業の強さを見る決算
大同信号は、2025年11月7日に、
業績予想の修正
配当予想の修正
投資有価証券売却益の計上
を公表しています。(大都信号)
第3四半期累計では、
$$
\begin{array}{|l|r|r|}
\hline
\text{指標} & \text{実績} & \text{前年同期比} \\
\hline
\text{営業利益} & \text{13億4,700万円} & +42.6\% \\
\text{経常利益} & \text{15億2,700万円} & +42.8\% \\
\text{親会社株主に帰属する四半期純利益} & \text{10億6,200万円} & -19.0\% \\
\hline
\end{array}
$$
となりました。
営業利益・経常利益は大きく伸びた一方、純利益は前年を下回っています。
大同信号で見るべきポイント
① 修正後の会社計画に対する最終着地
第3四半期時点で、
通期業績予想は2025年11月7日公表の計画から据え置きでした。
本決算では、どこまで余裕を持って着地したかが注目されます。
② 本業の利益成長
鉄道信号・交通インフラ関連の需要が、
来期も続くかが重要です。
③ 配当方針
業績予想と同時に配当予想も修正しているため、
本決算では来期配当がどう示されるかも確認点です。
良い決算と受け止められやすい内容
修正後計画を上回る着地
本業主導の利益改善が明確
来期も堅調な利益予想
配当方針が前向き
8. イチケン(1847)
売上横ばいでも利益は増える。建設株では“利益率”が重要
イチケンは、5月18日の本決算発表予定銘柄です。(みんかぶ)
第3四半期累計では、
$$
\begin{array}{|l|r|}
\hline
\text{指標} & \text{実績} \\
\hline
\text{売上高} & \text{778億9,800万円} \\
\text{営業利益} & \text{65億6,700万円} \\
\text{経常利益} & \text{65億6,400万円} \\
\text{親会社株主に帰属する四半期純利益} & \text{44億6,400万円} \\
\hline
\end{array}
$$
となりました。
売上高は前年同期比でほぼ横ばいながら、営業利益・経常利益・純利益は増加しています。
イチケンで見るべきポイント
① 利益率改善の持続性
建設株では、売上が伸びても利益率が悪化すると評価されにくいです。
逆に、売上が横ばいでも採算改善が進めば評価される余地があります。
② 修正後計画に対する着地
イチケンは第3四半期決算と同日に、
通期業績予想と配当予想の修正を公表しています。
本決算では、修正後の計画をどう着地させたかが重要です。(株式会社イチケン|商業建築の総合建設業)
③ 来期見通し
受注環境、建設コスト、利益率の説明を確認したいところです。
9. GMB(7214)
本業は改善。一方で一時損失をどう見るか
GMBは、5月18日に本決算を発表予定です。(みんかぶ)
第3四半期累計では、
$$
\begin{array}{|l|r|r|}
\hline
\text{指標} & \text{実績} & \text{前年同期比} \\
\hline
\text{売上高} & \text{781億5,600万円} & +1.4\% \\
\text{営業利益} & \text{18億1,700万円} & +4.8\% \\
\text{経常利益} & \text{13億900万円} & +3.0\% \\
\text{親会社株主に帰属する四半期純利益} & \text{2億2,900万円} & -47.1\% \\
\hline
\end{array}
$$
となりました。
本業利益は改善した一方で、最終利益は減少しています。(GMB株式会社 |)
GMBで見るべきポイント
① 本業の回復
営業利益・経常利益が増益で推移している点は前向きです。
② 一時要因の影響
同社資料では、減損損失や過年度法人税等といった一時的損失が最終利益を圧迫したことが示されています。
③ 電動化対応製品
冷却装置部品では、
インテグレーテッド・サーマル・モジュールなどの電動化対応製品の販売が増加しています。
この流れが通期・来期に続くかも確認点です。
10. TYK(5363)
売上は増加、しかし営業利益は減少。利益率の底打ちを確認したい
TYKの第3四半期累計は、
$$
\begin{array}{|l|r|}
\hline
\text{指標} & \text{実績} \\
\hline
\text{売上高} & \text{239億700万円} \\
\text{営業利益} & \text{25億4,600万円} \\
\text{経常利益} & \text{33億3,300万円} \\
\text{親会社株主に帰属する四半期純利益} & \text{24億8,200万円} \\
\hline
\end{array}
$$
でした。
売上高は前年同期比で小幅に増えた一方、営業利益と経常利益は前年を下回っています。
会社は、販売構成の変化により原価率が悪化したことを減益要因として説明しています。(Yahooファイナンス)
TYKで見るべきポイント
① 利益率の回復
増収でも利益が減る場合、
投資家は売上高よりも採算性の改善を重視します。
② 来期見通し
原価率悪化が一時的なのか、
構造的なものなのかを見極めたいところです。
③ 配当や株主還元
素材株の中では安定配当を評価する投資家も多いため、
来期の配当方針も確認点です。
11. うかい(7621)
売上増でも利益減。客単価上昇が利益につながるか
うかいの第3四半期累計は、
$$
\begin{array}{|l|r|r|}
\hline
\text{指標} & \text{実績} & \text{前年同期比} \\
\hline
\text{売上高} & \text{103億2,500万円} & +1.3\% \\
\text{営業利益} & \text{4億7,100万円} & -20.0\% \\
\text{経常利益} & \text{4億7,000万円} & -17.4\% \\
\text{四半期純利益} & \text{7,300万円} & -22.6\% \\
\hline
\end{array}
$$
でした。
会社は第2四半期時点で、
コース・価格の見直しやサービス料改定が客単価の上昇に寄与し、
増収基調を支えたと説明しています。(大和IR)
うかいで見るべきポイント
① 客単価上昇が利益改善につながるか
売上は増えても、
人件費や原材料費が重いと利益は伸びません。
② 営業利益の改善
今回の決算では、
増収効果がどこまで利益に残ったかが重要です。
③ 来期計画
高付加価値路線を維持しながら、
利益率を改善できるかが焦点になります。
12. 決算発表後、投資家は何を見ればよいのか
決算短信を開くと数字が多く、
どこから確認すべきか迷う人も少なくありません。
今回のような本決算では、
次の順番で見ると整理しやすいです。
① まず「来期予想」を見る
最も重要なのは、
売上高予想
営業利益予想
純利益予想
EPS予想
です。
本決算では、
過去1年の数字よりも、次の1年を会社がどう見ているかが株価に効きやすいです。
② 次に「配当」と「自社株買い」を見る
特に、
東京海上HD
MS&AD
SOMPO HD
大同信号
では、還元策が株価に与える影響が大きいです。
増配、自社株買い、追加還元の有無を確認したいところです。
③ 「営業利益」と「最終利益」を分けて見る
純利益だけを見て判断すると、
一時要因に振り回されることがあります。
今回でいえば、
GMB:本業利益は改善、最終利益は一時損失で弱い
大同信号:営業利益・経常利益は大幅増、最終利益は前年割れ
というように、
利益の中身を分けて見ることが大切です。
④ 決算説明資料では「会社が何を強調しているか」を読む
決算短信は数値確認に向いています。
一方で、決算説明資料には経営陣のメッセージが表れます。
成長ドライバーは何か
一時要因と恒常要因をどう分けているか
来期の重点施策は何か
を読むことで、
数字の意味がより分かりやすくなります。
13. 今週の注目銘柄を分類するとこうなる
$$
\begin{array}{|l|l|l|}
\hline
\text{分類} & \text{注目銘柄} & \text{見るべき点} \\
\hline
\text{市場全体への影響が大きい}
& \text{東京海上HD、MS\&AD、SOMPO HD}
& \text{株主還元、政策株売却、来期利益計画} \\
\text{個別材料が強い}
& \text{芝浦機械、大同信号}
& \text{決算延期後の説明、上方修正後の着地} \\
\text{業績回復の継続性}
& \text{アーレスティ、イチケン、GMB}
& \text{利益改善が続くか} \\
\text{利益率の回復確認}
& \text{TYK、うかい}
& \text{原価上昇・コスト負担を吸収できるか} \\
\hline
\end{array}
$$
14. 今週、特に注目したい5銘柄
最後に、私が特に重視したい5銘柄を挙げるなら、次の通りです。
1位 東京海上HD(8766)
損保大手の中核。
来期見通しと株主還元は、保険株全体の評価に影響しやすいです。
2位 MS&AD(8725)
事前上方修正済みだからこそ、
本決算では還元策と次年度計画が焦点になります。
3位 SOMPO HD(8630)
政策株売却と追加還元の進展が、
投資家心理を左右しやすい銘柄です。
4位 芝浦機械(6104)
決算延期後の発表という特殊要因があり、
今回最もボラティリティが高まりやすい銘柄の一つです。
5位 アーレスティ(5852)
利益改善が本格化するかを確認する局面です。
来期も増益基調を示せるかが重要です。
まとめ
今週は「損保3社」と「個別材料株」を分けて見ると整理しやすい
2026年5月18日〜22日の日本株決算は、
大きく次の2本柱で見ると分かりやすいです。
1. 大手損保3社
東京海上HD
MS&AD
SOMPO HD
見るべきは、
利益の着地よりも、政策株売却・株主還元・来期見通しです。
2. 個別材料が強い銘柄
芝浦機械
大同信号
アーレスティ
見るべきは、
決算延期後の説明、上方修正後の着地、利益改善の持続性です。
今週の決算は、
単に「増益か減益か」を見るだけでは不十分です。
むしろ重要なのは、
来期の会社予想
配当や自社株買い
一時要因を除いた本業の強さ
経営陣がどのテーマを強調しているか
です。
特に5月20日(水)は、
日本株の中でも注目度の高い決算が集中する1日になりそうです。
※本記事は、公開情報をもとにした情報整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。決算発表日や開示内容は変更される場合があるため、最終的には各社のIR資料・適時開示をご確認ください。

