見出し画像

40年間、歩き方を間違えていたかもしれない。

最近、子供の影響でサッカーの身体動作を勉強している。
リフティングやシュートの振り抜き。そこで繰り返し語られるのが、膝下の使い方だ。コンパクトに。膝下を振り抜く。上から下へ振り下ろす。
最初は「ふーん」くらいに聞いていた。でも実際にやってみると、気づいてしまった。
ハムストリングとお尻に、自然と力が入る。

動作を分解するとこうだ。
膝を前面に半弧を描くように振り上げる。そのあと、膝下を振り下ろす。極端に言えば、踵が弧を描いて戻ってくるイメージ。着地の瞬間、ハムストリングとお尻の筋肉が収縮し、股関節が前面にスライドする。膝は力を抜いたまま、自然に伸びきっていく。
これ、歩行とまったく同じ構造だ。

40年間、ぼくは歩くたびに膝から先だけを使っていたのかもしれない。前に蹴り出す意識ばかりで、ハムとお尻はほぼ置いてけぼり。股関節を前に送り出す感覚なんて、考えたこともなかった。
試しにこの動作を意識しながら歩いてみた。
なんか、違う。重心が低い。推進力が後ろから来る感じ。お尻が働いている実感がある。

歩き方なんて、生まれてからずっとやってきた動作だ。「正しいに決まってる」と無意識に思っていた。でもサッカーボールを蹴る子供の動きを観察するうちに、自分の身体の使い方を疑い始めている。
40年越しで、歩き直している。​​​​​​​​​​​​​​​​

いいなと思ったら応援しよう!