テレビと紙の本を手放したら、部屋も心もスッキリした
部屋の真ん中で、大きな存在感を放っていた黒い画面。
そして、いつか読むかもしれないと本棚を埋め尽くしていた、大量の紙の本たち。
それらは家にあるのが「当たり前」の景色でした。
テレビをつければ、ショッキングなニュースや、感情をザワつかせるバラエティの音が部屋中に溢れ出す。
人一倍、空間のエネルギーや視覚・聴覚からの情報を受け取ってしまうHSPの私にとって、我が家はリラックスする場所のはずなのに、常にノイズで満たされていたのです。
「一度、この情報源をすべてリセットしてみよう」
そう思い立ち、思い切ってテレビと紙の本を手放してみることにしました。
テレビを処分し、配線を抜き、ガランとした空間ができたとき。
そして、本棚から本を送り出し、片付けたとき。
テレビが占領していた壁際のスッキリとしたスペースを見つめたとき、胸の奥が軽くなるのを感じました。
大きな黒い塊と紙の本が消えただけで、部屋の視界がパッと開け、空間全体が明るくスッキリしました。
そして変化は、部屋の物理的なスペースだけではありませんでした。
私の心の中までもスッキリと穏やかになっていったのです。
夜、テレビの騒がしい音に思考を邪魔されることがなくなりました。
SNSやニュースの「誰かの意見」に振り回されることなく、自分の内側の声に耳を傾ける時間も自然と増えていきました。
プレッシャーから解放されたことで、今本当に自分が大切にしたいこと、例えばマットの上でただ自分の呼吸と向き合うような、贅沢な「何もない時間」を過ごせるようになりました。
私は、寂しさや不安を埋めるために、ついついモノや情報を詰め込んでしまいがちです。
けれど、本当に欲しかった心の平穏は、何かを付け足した先ではなく、余計なモノを引き算したその中にありました。
大きなテレビのスペースと紙の本のスペースが空いて、風が通り抜けるようになった部屋。
外からの刺激をそっと遮断し私は今、何にも侵されない自分だけの心地よい時間を、味わっています。
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