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瞬間の淋しさ

淋しさには、いろいろな形がある

何日も続く淋しさもあれば、ほんの一瞬だけ心を貫く淋しさもある

今は後者

その時間を逆算して一日を過ごす

もうすぐ話せる
もうすぐ今日が終わる

そんなふうに思いながら、少しずつ時計の針を追いかけている

だから、いつもより早い「おやすみ」が届くと、一瞬だけ時間が止まる

「あっ、そっか」

思わず声に出る

理由はわかっている

早く寝る日もある
忙しい日もある

私を拒絶したわけではないことくらい、ちゃんと理解している

それでも、その一瞬だけは理屈が届かない

心だけが取り残される

返信を書こうとしても、言葉が出てこない

返したくないわけじゃない

返せない

画面を閉じても、何をするでもなく時間だけが過ぎていく

でも、不思議なことに、その淋しさは永遠には続かない

少し時間が経つと、頭と心が同じ場所まで戻ってくる

「大丈夫」と思える自分がいる

だからといって、あの瞬間の淋しさが嘘だったわけではない

ほんの数分だったとしても

胸が締めつけられるほど苦しかったことに変わりはない

感情って、長さと重さが必ずしも一致するわけではない

短いから軽いわけではない

一瞬だから小さいわけでもない

私にとって瞬間の淋しさは、波のようなものだ

突然押し寄せてきて、息もできないくらい飲み込まれる

そして、波はやがて引いていく

だから私は、その波が来るたびに思う

消えていく感情だからといって、なかったことにはしなくていい

あの一瞬、確かに私は淋しかった

それだけは、偽りのない私の気持ちなのだから

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