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それだけのこと

日々、みっともない状態を課せられていて
誰に見られるわけでもないと自分に言い聞かせながら
ずっと心を抉られている

そんな場所を写真に撮って送れと言われた

恥ずかしくなかった
躊躇もしなかった

ただ、どう撮れば、見やすいだろうか、分かりやすいだろうか
そこを考えた

写真を撮って
言われた通りに送った

それは
「恥ずかしいけれど頑張って送った」わけでもない

そもそも
恥ずかしいという感情が
そこに入ってこなかった

そうだ
こういうことなんだ

主も
恥ずかしいことをさせようとしているわけではない

私の羞恥心を煽りたいわけでもない

ただ
見たいから撮れと言う

私は
言われたから撮る

それだけ

「そんな写真を撮るなんて恥ずかしくないの」

「そんなことをさせられて、恥ずかしいね」

そんな言葉も
そんな視線も
この関係の中には必要ない

主が見たいと思う
だから私は撮る

その望みと私の行動のあいだに
余計なものが何もない

この感じが
とても心地いい

これが
私にとっての支配なんだと思う

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