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ラベルは変わる

マゾヒストですか

そう聞かれても、頷けない

サブミッシブですか

それも違う気がする

言葉の意味は知っている

説明を読めば、重なる部分もある

でも、その言葉を自分に貼ろうとすると、どこかで止まってしまう

だからといって、何もないわけではない

一つだけ、否定できないことがある

私は、身分の差を感じられる世界で、自分の輪郭がはっきりする

上から与えられる言葉の中で、自分という存在を感じている

それは以前から自分の中にあった感覚だった

誰かにそう言われた時も

「そうだね」

と自然に頷くことができた

新しく気づいたのではなく

もともと認めていたものを、言葉にしてもらえた感覚だった

だから、その性質は自分のものとして認めている

でも、それはマゾヒストやサブミッシブという言葉とは少し違う

奴隷

ペット

所有物

そして今は、玩具

呼ばれ方は変わる

相手が変われば、貼られるラベルも変わる

同じ相手であっても、途中で貼り替えられることもある

でも、それで私が変わることはない

ラベルが変わっても、中身は変わらないから

私が求めているのは、名前ではない

身分の差がある世界で生きること

自分より上にいる存在の言葉を基準に、自分を感じられること

そこにいる時、自分の輪郭ははっきりする

だから私は、今も答えを探している

私は何者なのか

マゾヒストなのか

サブミッシブなのか

その答えは、まだわからない

でも、一つだけわかっている

ラベルは貼り替えられる

それでも、中身は変わらない

だから私は、名前ではなく、自分の性質を見ていたい

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