伝説巨神イデオン

『伝説巨神イデオン』(でんせつきょじんイデオン、英表記:Space Runaway Ideon)は、1980年5月8日から1981年1月30日まで、東京12チャンネルで全39話が放送された、日本サンライズ)制作のテレビアニメ。
放送時間は1980年9月25日放送分(第21話)までは毎週木曜18:45 - 19:15、第22話の放送日時の変更を挟んで、同10月10日放送分(第23話)より毎週金曜19:30 - 20:00(いずれもJST)。
あらすじ
西暦2300年。地球人類が外宇宙へ移民を開始して50年経過した遠い未来。地球人は2年前から移民を行っていたアンドロメダ星雲の植民星A-7・ソロ星で、異星人文明の遺跡を発掘。地球人類が外宇宙に進出して出会った6度目の異星人であることから、「第6文明人」と呼称された。
一方その時、伝説の無限エネルギー「イデ」の探索のために、「ロゴ・ダウ」(=ソロ星)を訪れた異星人バッフ・クランと、地球人の移民が接触。さらに、無思慮な行動で本隊より離れたバッフ・クランの貴人カララ・アジバを捜索に出た下級兵士の発砲と、両者の疑心暗鬼により武力衝突へと発展。第6文明人の遺跡は合体し、巨大人型メカ「イデオン」となった。
主人公ユウキ・コスモらは戦いを終結するべく「戦意はない」ことを示すために白旗を上げるが、バッフ・クラン社会でのそれは「お前らを地上から抹殺する」という逆の意味だったため、事態はさらに悪化することとなる。地球人たちはイデオンで応戦しつつ、同じく発掘された宇宙船ソロ・シップに乗り込み宇宙へ逃れる。だが、その遺跡にこそバッフ・クランの探し求める無限力「イデ」が秘められており、カララを乗せたソロ・シップの脱出により、事態は局地紛争から星間戦争、そして最終的には人類対バッフ・クランの全面戦争へと突入してしまう。安住の地を求めソロ・シップは地球人側の移民星に逃げ込むが、無限エネルギー「イデ」を求めるバッフ・クラン側は執拗(しつよう)な追跡の手を休めない。
劇中さまざまな人間模様が繰り広げられ、ソロ・シップは艦内に不和を抱えたまま宇宙を逃走し続けるが、次第に「イデ」の目覚めにより宇宙規模の異変が起こる。
最後に「イデ」が発動し、人類とバッフ・クランの双方が滅亡する。
登場人物
声 - 塩屋翼
本作品の主人公であり、イデオンAメカのメインパイロット及びイデオンのパイロットを務める。
ジョーダン・ベス
声 - 田中秀幸
地球連合軍ソロ星駐留空軍の士官候補生。
イムホフ・カーシャ
声 - 白石冬美
イデオンCメカのメイン・パイロット。
フォルモッサ・シェリル
声 - 井上瑤
第6文明人の遺跡を調査していたフォルモッサ・ロダン博士の娘。
キッチ・キッチン
声 - 鵜飼るみ子
キャラル星軍の高級将校の娘。壊滅したキャラル星の都市で子供たち数人と生き残っていたところをコスモに発見される。
カララ・アジバ
声 - 戸田恵子
バッフ・クラン宇宙軍総司令ドバ・アジバの次女。
ギジェ・ザラル
声 - 林一夫
ロゴ・ダウ調査隊の先発隊隊長。サビアの武人。
ドバ・アジバ
声 - 石森達幸
バッフ・クラン宇宙軍総司令。カララとハルルの父。
スタッフ
メカニカルデザイン - サブマリン
美術監督 - 四条徹也
アニメーションディレクター - 湖川友謙
総監督 - 富野喜幸
プロデューサー - 石川博(東京12チャンネル)、松島忠(東急エージェンシー)、長谷川徹(日本サンライズ)
制作 - 東京12チャンネル、東急エージェンシー、日本サンライズ
主題歌
テレビシリーズ
オープニングテーマ『復活のイデオン』
作詞 - 井荻麟 / 作曲・編曲 - すぎやまこういち / 歌 - たいらいさお
日本コロムビアからは、水木一郎歌唱によるカヴァー版が発売された。
エンディングテーマ『コスモスに君と』
作詞 - 井荻麟 / 作曲・編曲 - すぎやまこういち / 歌 - 戸田恵子
本放送時、一部地域ではボーカルなし・BGMのみの短縮バージョンが使用された。
劇場版
『セーリング・フライ』(接触篇)[注 7]
作詞 - 井荻麟 / 作曲・編曲 - すぎやまこういち / 歌 - 水原明子
『海に陽に』(発動篇)[
作詞 - 井荻麟 / 作曲・編曲 - すぎやまこういち / 歌 - 水原明子
「発動篇」の完成フィルムに歌は挿入されておらず、『海に陽に』は実際には使用されていない。
