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【社会福祉士試験入門講義:全15回】第11回:ミクロ・ソーシャルワーク(個別援助・集団援助の実践プロセス)

第11回:ミクロ・ソーシャルワーク(個別援助・集団援助の実践プロセス)


1. はじめに:実践プロセスを体系的に捉える意義

本講義「社会福祉士試験入門講義」は、第3部「ソーシャルワークの理論と実践技術」の2回目を迎えます。前回(第10回)では、ソーシャルワークの根底にある「世界的定義」や「歴史的変遷」、そして様々な「実践アプローチ(心理社会的、課題中心、ストレングス・モデルなど)」といった、いわば支援の「道具(レンズ)」を揃える作業を行いました。

今回学ぶ第11回「ミクロ・ソーシャルワーク」では、それらの理論や思想をベースに、目の前のクライエント個人や家族(個別援助技術/ケースワーク)、あるいは共通の課題を持つグループ(集団援助技術/グループワーク)に対して、社会福祉士が実際にどのように相談面接を展開し、どのような順序で支援を進めていくのかという「実践プロセス(展開過程)」を具体的に解剖します。

国家試験における専門科目(特に「ソーシャルワークの基盤と専門職」「ソーシャルワークの理論と方法」)では、この実践プロセスが非常に高い頻度で出題されます。それも、単なる用語の順番を問うような単純な問題ではなく、「このような状況にあるクライエントに対して、アセスメントの段階でワーカーが行うべき適切な対応はどれか」といった、各プロセスの本質的意味を問う「事例問題」として出題されるのが特徴です。

各プロセスの境界や、それぞれの段階でワーカーに求められる具体的技術(面接技術、関係構築など)を曖昧なままにしておくと、試験の選択肢で必ず迷うことになります。本講義では、相談が始まってから終結にいたるまでの全プロセスを詳細に、かつ構造的に解説し、圧倒的な情報量をもって、試験に直結する「生きた実践力」を養います。

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