霧多布、浜中町に来たら、とりあえずここへ。「寿司ひらの」
何度お店の前まで来ても、暖簾が出ていない。それでも、また来てしまう。そういうお店が、道東にはある。
釧路から根室へ、食事できる町は少ない
釧路から国道44号線を根室方面へ走ると、厚岸を過ぎてからはほとんど町らしい町がない。根室までの間で立ち寄れるのは、浜中町がほぼ唯一だ。
浜中町といえば、霧多布岬が有名だ。ただ、町の中心地は国道沿いではない。茶内から道道599号、808号を通り、原野と霧多布湿原を南東に抜けた先の霧多布にある。
原野と湿原を抜け、海が近づくと視界がぱっと開ける。霧多布大橋を渡り少し走ると、そこがもう霧多布の街だ。その中心通り沿いに「寿司ひらの」はある。不定休なので、運よく暖簾が出ていたらラッキーだ。

何度か空振った、その先に
私はこのお店に何度か空振りをした。せっかく浜中町まで来たのに、お店は閉まっている。いささか残念な思いで引き返す。
やっと暖簾が出ているのを見たときはうれしくて、迷わず入った。
大きなネタの、本物のお寿司

「寿司ひらの」が評判なのは、そのネタのボリュームと鮮度だ。北海道の海の幸をたっぷりと使った、大きめのネタが酢飯の上に輝いている。
大きくて新鮮なネタは、北の街の、素朴だが良心の形にも見える。

初秋だけの楽しみ、生さんま丼

そして、秋に訪れるなら、ぜひ食べてほしいのが「さんま丼」だ。
さんまがたっぷりと丼の上に並ぶ。軽く炙られ、特製のだし醤油とともにいただく。箸でひと切れ口に運ぶと、さんまの甘みがじわりと広がる。脂の乗った旬のさんまならではの、繊細な甘さに驚く。
軽く炙られたさんまの甘みが、口いっぱいに広がる。道東の秋は、ここにある。
食後は、丘の上の温泉「ゆうゆ」へ

寿司ひらのでお腹を満たしたら、次は体を温めに行こう。浜中町が誇る温泉「ゆうゆ」は、丘の上にある。リニューアルもされており、中はとても清潔で明るい。見晴らしがとてもよく、お風呂からの景色も格別だ。
冬場、吹雪の中を車で訪ねたことがある。こんなところにあるのか、と思わず声が出た。そんな場所にある温泉だからこそ、湯船に浸かったときのほっとした気持ちはひとしおだ。

旅のコツ
不定休のため、事前に営業確認ができるなら確認するのがベター。ただし、それも難しい場合は、霧多布岬の観光と合わせて「ダメ元で寄ってみる」のもいいだろう。
もし暖簾が出ていたら、それはラッキーな日だ。迷わず入ろう。
行くための情報
🍣寿司ひらの
📍北海道厚岸郡浜中町霧多布東2条2丁目29
📞電話:0153-62-2002
⚠️営業時間:11:00~21:00、定休日:不定休
🅿️駐車場:あり
♨️ 霧多布温泉ゆうゆ
📍北海道厚岸郡浜中町湯沸432番地
📞電話0153-62-3726
⚠️営業時間10:00〜22:00(入浴受付は21:00まで)
定休日年中無休(臨時休館あり)
💴料金大人(中学生以上)500円、小学生250円、未就学児無料
