店のドアに貼った一枚 紹介制を伝える掲示物。
この note について
この note では、会員紹介制を伝えるため
店のドアに掲示物を貼った日のことについて書いています。
ネットの発信だけでは届かない、現場の一枚の話です。
こんな方に読んでほしい
予約制や紹介制のルールを、店頭でどう伝えればいいか悩んでいる方
あるいはSNSは更新しているのに現場の掲示が後回しになっている方は、この note を読むことで参考になると思います。
本編へ
それでは、本編を書いていきます。
画面の向こうと店の前
発信のあとに残る宿題
紹介制への移行に向けて発信の準備は進めていました。
公式ブログを更新する。
noteの通知をチェックする。
LINEで種をまく。
それでも、宿題が残ります。
店の前を通る人。
ドアを開けようとする人。
スマホを持たないおなじみさん。
画面の向こうだけでは届かない場所がある。
ルールを決めたら伝える場所も要る。
店頭の一枚は、そのための仕事です。
自分なりに試行錯誤する
Canvaで一枚をつくる
店頭掲示物をCanvaで作りました。
大きなアップデートがあった時期で
AIとの連携も話題になっていました。
ただ、私は自分なりに試行錯誤しよう、と思いました。
道具は使い込む。
振り回されない。
文字は詰め込みすぎない。
「完全予約制」「はじめての方はご紹介を」
一目でわかることを優先する。
理容白石の空気に合うトーン。
煽らない。
威張らない。
誠実さが伝わる一枚。
それが目標でした。
現場で持つ耐久性
ネットプリントとクリアファイル
掲示物は、ネットプリントで仕上げました。
家のプリンタでも出せますが、
店頭に置くなら、ある程度の仕上がりが欲しい。
印刷した紙をクリアファイルに封入しました。
雨の日の湿気。
ドアの開閉。
お客様の手が触れること。
紙一枚だと、すぐに傷む。
クリアファイルは小さな店の現実的な耐久策です。
派手な額縁は要らない。
読めて、保てればいい。
言葉より先に目に入る
ドアに貼る、ということ
ドアに貼る。
入店の前に目に入る。
電話の前に読める。
飛び込みの方にも一度は届く。
「また予約します」と言ってくださった方にも
次に来たとき、事情が変わっているかもしれない。
紹介制は口頭だけでは足りない日がある。
顔を合わせて丁寧に伝えることが本筋でも
掲示は沈黙の案内役になる。
店のドアに貼った一枚。
それが、紹介制を決めた日々の現場側の記録です。
外にも言葉を出す
外看板もやらなくちゃ
掲示物を貼ったあと心に残ったことがあります。
外看板もやらなくっちゃ。
店内のドアだけでは通りすがりの方に届かない。
県道沿いの小さな店だからこそ外の言葉も要る。
全部を一度に完璧にはできない。
でも、順番にやる。
小さなこともこまめにやるのが小さな店の仕事。
やれば結果がついてくると信じて、愚直に。
紹介カードを紙にしなかった話は別の note に書きました。
道具の置き方と店頭の伝え方。
どちらも同じ紹介制の両輪です。
まとめ
紹介制への移行に向け店頭掲示物を作りました。
Canvaで作成しネットプリントで仕上げ
クリアファイルに封入してドアへ。
画面の発信だけでは届かない場所がある。
ドアに貼った一枚は、沈黙の案内役です。
外看板も、これから。
小さな店は一枚ずつ進みます。
静岡県吉田町で理容店「理容白石」を営む、白石俊之です。
1967年9月1日に創業した店を妻とともに守りながら
一人で鋏を握る日々を送っています。
来年2027年には開店60周年を迎えます。
どんなことを書いているか
このnoteでは、大きく二つの柱で発信しています。
一つ目は、理容の技と店づくりの実用記事です。
完全予約制・紹介制の運用、次回予約の取り方
CurlCraft(カールクラフト)の技術解説
AGAや高齢のお客様への対応、感染症対策
小さな店の発信やAI活用まで。
「理容白石の技と知識」という無料マガジンにまとめ
検索でたどり着いた方にも役立つ形で残しています。
二つ目は、理容椅子の上で起きたことの記録です。
おなじみさんとの「いつもの」、誰かに話したかった独白
先代から受け継いだ仕事の重さ、家族や地域のこと。
解決しなくていい。
聞いた、という事実が残ればいい。
そんな温度感の文章を
「男の居場所、理容椅子。」という有料マガジンに収めています。
よく書くテーマ
記事を読み返すと、いくつかのテーマが繰り返し現れます。
理容椅子での対話 — 聞くこと、信頼、言葉の重さ、「いつもの」で迎えること
店の設計 — 完全予約制、紹介制、一人営業の現実、電話と予約の仕組み
CurlCraft — 2003年から体系化してきたアイロンパーマの独自技術。絶壁・横張り、脱力、先代の手仕事
吉田町という場所 — 地域の記録、町内会、高齢化、職人の血脈
家族 — 不登校を経験した娘、二人の母、愛猫の麦ちゃん
情報発信とAI — 3000日超のブログ継続、終業後のnote→Claude→SNSのルーティーン
継承と二代目 — 実父(町工場の旋盤職人)と義父(先代理容師)、二人と働いた経験
一つの出来事から
技術の話にも、経営の話にも、内省にも広がる。
それが私の書き方です。
何を、どのくらい更新しているか
2007年頃から情報発信を続け
公式ホームページには3000日を超える記事を積み重ねてきました。
2019年からはほぼ毎日
施術中の気づきをブログに書く習慣も続いています。
いまは note を中心に、日々の営業で得た感情や観察を投稿しています。
専門性の高い解決ガイドは公式ブログへ
気軽な記録はnoteへ、という役割分担です。
X・Threads・Instagram・Facebook・公式LINEも
ホームページへたどり着く導線として運用しています。
定休日や終業後には
Claude・Obsidian・Cursorを使って発信を整える時間も取っています。
実績と、私のやり方
理容師歴27年(転職組・婿入り・後発)
情報発信歴19年(2007年〜)、ブログ3000日超の継続
1967年創業の理容白石 — 2027年9月1日に開店60周年
資格 — 理容師、管理理容師、ヘアカウンセラー、ケア理容師
独自技術 CurlCraft — アイロンパーマを2003年から体系化。「力で押さえつける」のではなく、脱力と設計でカールを残す考え方
店の形 — 完全予約制・会員紹介制の一人営業。内向型・小心者だからこそ、予約で時間を守る設計にした
発信 — 売り込みより信頼の積み重ね。フォロワー数より先に、発信の軸を決める
月刊誌への執筆 — 2006年から
「なぜそうするのか」を言葉にする。
技術も経営も同じです。
簡単な生い立ち
私は理容の跡継ぎではありません。
事故査定員、工場勤務を経て、理容師の妻の家へ婿入りし
まっさらな状態で理容の世界に飛び込みました。
技術も経営も集客も知らないまま
自分なりの武器が欲しくて情報発信を始めた。
それが今につながっています。
実父は小さな町工場を営む旋盤職人。
義父は理容の職人で、先代でした。
珍しいことに、実の父とも義父とも、肩を並べて働いた経験があります。
二人の背中は、今も事務室の直筆と店内の写真として、店に残っています。
吉田町へ婿養子として来てから、地域に溶け込みながら
お客様に支えられて。
理容椅子は、髪を整える場所であると同時に
誰かの話を聞く場所でもあります。
技術と同じように言葉も磨き続けています。
理容師の日常と、心の記録。
気軽にお付き合いください。
白石俊之
理容白石|静岡県吉田町
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