趣味しこう【第1回:「笑」「www」「草」ってどう違う?①文法編】
「趣味しこう」というシリーズを作ることにしました。
私の思考を落としていくシリーズです。
スマホを見て、無為に時間を過ごすのも好きですが、ちょっと最近その時間が長すぎるなって思いまして。何かを考えることはまぁ好きなので、だったら何かを考えて、言葉にしてみようと思い、このシリーズを始めることにしました。
そして、なにより考える人は魅力的です。性癖です。
自分の価値観ではありますが、少しでも魅力的になろうと思って。
私がここに書くことも、すでに誰かが考えて結論を出していることだってたくさんあるでしょう。だけど、誰かがすでに気づいて、ある人にとっては常識のようになっていることでも、私が自分で気づいて考えられたなら、それでいいと思うんです。
もし私の思考の終着点が間違っていたら、どこかのタイミングで正しい結論を知りたいなぁと思いますが。なので、どなたか結論を知っている方がいらっしゃったら、ぜひともコメントしてください!!あと皆様のご意見も教えていただけたら嬉しいです。いろいろな考えに出会いたいです。
早速いってみよう!
はじめに
第1回のテーマは、「笑」「www」「草」です!
そしてこのテーマで3本できてしまいました…
はい。
今ではすっかりおなじみの「草」。
起源は「www」が草に見えたからだとか。
そしてその「www」も、言ってしまえば「笑」の省略形ですよね。
「笑」から「www」が発生して、そこから「草」が誕生。
つまりどれも「笑う」という行為の表現なわけです。
ちなみに「www」をw3つにしている理由は特にありません。
さて記念すべき第1本目。今回は文法に着目していきたいと思います。
というのも、私が「笑」「www」と「草」の違いに興味を抱いたのも、文法的なところがきっかけだったからです。同じような意味を持つのに、「草」だけ明らかに違うのが面白いなって思って。
思考
では早速例文を見てみましょう。
「めっちゃ楽しい笑」
「めっちゃ楽しいwww」
「めっちゃ楽しくて草」
どれも違和感はないかと思います。
しかし、やっぱり「草」だけが明らかに文法的に違いますよね。
「笑」「www」は「楽しい」という終止形についているのに対し、
「草」だけは「楽しくて」という活用した形についています。
つまり、「笑」「www」は文字であっても文章の外にあって、記号的な役割を果たしているということがわかります。絵文字みたいな。
対して「草」は文章の構成要素として働いています。辞書に意味が載ります。多分。
でも不思議。だって最初、「草」は「草」だけで使われていたじゃないですか、「www」と同じように。なのでそこまでは記号だったはずなんですよね。笑っていることを表す記号。
誰が最初に「草」を文章に組み込んだのかわかりませんが、その時点ではもう構成要素だったんでしょうか、それとも記号的に「めっちゃ楽しい草」だったのでしょうか。
いやこれはないな。文字に起こしてみて思いましたが、最初から要素だったでしょうね。なぜなら「草」はそもそも単語としての意味が存在しているから。英語にすればgrassですかね。なので「めっちゃ楽しい草」とすると、「楽しい」という連体形に「草」が付いたように見えてしまうわけです。そうすると、「草」本来の意味でひとつの名詞句として成立してしまう。very funny grassみたいな意味で捉えられてしまいかねないわけです。
一方で、漢字一文字という共通点から「笑」と比較してみますと、そもそも「笑」という単語はないので、これを一文字で使ったところで意味をなさないんですね。ですから、「めっちゃ楽しい笑」と言っても、「笑」は文章の構成要素ではないとみなすことができます。
ほかのケースでもこれが成立するのか考えてみよう。
「泣」(「笑」「www」側)と「涙」(「草」側)でいきましょう。
「泣」は、「笑」が「笑い」というように名詞化した動詞?から来ているという理由で選出しました。「泣き」が親と考えていただければ。「涙」はそのものとしての意味がある漢字一文字ということで。
はい。例文です。
「めっちゃ悲しい泣」
「めっちゃ悲しくて涙」
というか普通に「泣」をこうやって使うの、見たことあるな。「涙」はこういう使い方はしたことないけれど。え、ありますか?
まぁとりあえずこの二つの文章は大丈夫そうですよね。
では。
「めっちゃ悲しい涙」
おぉやっぱり普通の名詞句になってしまう。
ということで、名詞として意味を持っているものを記号的に使用すると、記号として働かず名詞として扱われてしまうため、文章の構成要素として使用する必要があるみたいですね。ですから、多分、文章の構成要素ではありつつもgrassではないということを示すために、最初から文章の構成要素として働いていたんじゃないかなぁ。そこはネイティブとしての直感みたいなものが働いたんじゃないでしょうか。うーんわからん。
ここにきてメタ発言をすると、「草」はスラングなので。まぁ文法的に説明がつく存在とはあまり考えない方がいいのかもしれないですね。まじで文法編なのに何を言っているんだか。
まぁそれでももう少し考察を続けます。接続するのが形容詞ではなかったらどうなるのか。
例えば、めっちゃ頑張ってハンドボールの練習をしていたのに、雨で球技大会が中止になったとしたら。
「中止で草」って言いますよね??
「中止」という名詞に、「で」という助詞がくっつき、そこに「草」が接続しているわけなんですけれど、これも結局「て形」に接続しているということになるらしいんです。
らしいんです、というのは、インターネットの叡智に頼ったゆえの言い回しです。今回参考にさせていただいたのは、「日本語教師の広場」です。
同サイトによりますと、
「て形」は二つの文をつなげ、一つの文にまとめるときに使います。
つまり笑うことを表す方の「草」は名詞ではないと。文章扱いといってしまってもいいのかなぁ。なんか権威ある方に怒られてしまいそう。
余談ですが、最近、「○○で△△」みたいな、て形構文よく見かけますよね。
「かわいすぎて死ぬ」とか「親にばか怒られて鬱」とか「好きすぎて滅!」とか
結論
話を戻しまして。考えをまとめる時間です。
以下、私の出した結論です!
「笑」「www」は文章の構成要素外で記号的な働きをするのに対し、
「草」は文章の構成要素として働く。
「草」は名詞ではなく単文として扱われ、て形に接続する。
おわりに
こんなところでしょうか。しょっぱなからだいぶ取っ散らかった思考になりましたね。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
コメント、お待ちしております(^_-)-☆
次は意味編です。
【参考文献】
日本語教師の広場「『て形』の意味・用法(その1)」(2026年2月16日最終閲覧)https://www.tomojuku.com/blog/tekei/
