445.【WACK峮峮スピンオフ#23】結界の指輪
大家好。今回はWACK峮峮スピンオフの23回目、「WACK峮峮スピンオフ#22」の続きです。「WACK峮峮スピンオフ#22」は次のリンクをご覧ください。
六甲おろしを踊ってて、突然倒れた峮峮(チュンチュン)、一体どうなるのでしょうか?
🍒 🍒 🍒
峮峮は飛ばされた。現実世界から飛ばされ、そこは光まばゆい空間。そこには何もなかったが、峮峮に近づいてくる人影があった。それは、長い白髪と白い髭、白いローブをまとった老賢人。
「あなたは、無名なる無明」
「名前を覚えてくれて光栄だ。また会えたな、峮峮」
「今日は何?」
「君にプレゼントだ。受け取りたまえ」
老賢人はそう言うと、手にしてたものを軽く投げ上げた。それは青い光を発しながら降りてきて、峮峮の左手薬指にハマった。指輪だった。
「これは?」
「結界の指輪」
「結界?」
「この指輪は結界を作り出す。その結界が君の危機を防ぐだろう」
峮峮は指輪をじっと見た。銀製のアームはカレッジリングのように太く、センターストーンは青い輝きを放っていた。
「ブルートパーズ。そのブルートパーズにはスミレのエキスを染み込ませてある。アームの模様はスミレの文様だ」
「ブルートパーズとスミレ……」
「そう、そのパワーが君を守るだろう」
峮峮は左手薬指にピッタリの指輪を見つめて言った。
「これ、まさか、結婚指輪?」
「面白いことを言う。そう、契約という意味では正しいところもあるな」
老賢人のその言葉を聞くと、空間がゆがみ、峮峮は元の体に戻った。
「あ、大丈夫?」
「良かった。突然倒れたからビックリしたよ」
「すぐに意識が戻ったのね。良かった~」
峮峮はしばらく状況が飲み込めず、きょろきょろ見回して言った。
「あたし、何してたのかな……」
「六甲おろしを踊ってたら、突然倒れたの。でもすぐ目を開けたけど」
「すぐ?」
老賢人と話していた時間と合わないので、「あれは夢なのかな」と思いつつ、峮峮は左手を見た。そこには結界の指輪がハマっている。
「結界の指輪! あれは本当だったんだ」
峮峮の言葉に驚いて、みんなその指輪を見た。指輪はキラキラと青い輝きを放っていた。
「綺麗な指輪ね。どうしたの?」
「結界の指輪って言ってた。夢の中でもらったの」
峮峮の言葉にみんな首をかしげていたそんなとき、うさうさんが驚きの声を上げた。
「峮峮の守備力がスゴい!え、守備力だけ358に上がってる!」
「えぇっ!じゃあ、ホントに結界?」
ワディさんが興味津々で驚く。うさうさんが言った。
「試してみようか。もし守備力358だったら、私の攻撃力が333だから防げるはず」
峮峮とうさうさんが対峙する。そこで、うさうさんが魔力を放つと、峮峮の周りに薄いブルーの光の結界が張られて、それを弾いた。
「えっ、スゴい!」
ワディさんが感動して言った。そのとき、ワディさんのスマホが鳴った。
「え、じゃあすぐ行くよ」
電話を終えたワディさん、みんなに言った。
「白さんから電話で、大事な話があるからみんな来てくれって」
🍒 🍒 🍒
白さんの大事な話とは何でしょうか?大賢者ぶりを発揮して、物語を大きく動かしていく白さん、次回からよろしくお願いします。
WACKの関連記事は次のマガジンから。
今までのWACK峮峮スピンオフは次のマガジンからどうぞ。
峮峮スピンオフは、のろのろと続きます。。
いいなと思ったら応援しよう!
この記事を読んでいただき、誠にありがとうございます。今後も記事作成を頑張っていきます。noteアカウントがなくてもできますので、よろしければご支援のほどよろしくお願いいたします。