428.【WACK峮峮スピンオフ#16】峮峮(チュンチュン)怠惰の悪魔ベルフェゴールと対決!
大家好。WACK峮峮スピンオフの16回目、第2部の3回目は、怠惰の悪魔ベルフェゴールとの対決です。これは「WACK峮峮スピンオフ#15」の続きです。「WACK峮峮スピンオフ#15」は次のリンクをご覧ください。
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鈴柱(りんちゅう)電気、それはノートガルドの街にある大手家電メーカー。その工場は巨大で、清潔な施設は多くの従業員の士気を高めている。工場に隣接した南側は、市民に開放した公園となっており、遊戯施設はないものの、広々とした芝や木陰に憩う市民は少なくなかった。
峮峮(チュンチュン)は、この鈴柱公園にやって来た。地図が指し示した場所はここなのだ。
午後の仕事時間に当たり、人はいなかった。そこに一人の老人が歩いてくる。頭頂は禿げているが、側頭部は白髪が伸び放題となっており、白衣をまとったその様子は正にマッドサイエンティスト。白衣の下は、きちんとネクタイを締めており、工場の研究者のようだった。
青白い顔を向けて、老人は峮峮に言った。
「私に何か用事かな」
峮峮は応えた。
「自分から来たか、ベルフェゴール。人を怠惰にし、堕落させる悪魔!」
老人はふっと笑って言った。
「私は発明家でな、人々に快適をもたらす。文明の利器という言葉をご存じであろう。どれだけ多くの発明が、人々の生活を向上させ、世の中に便宜を与えたことか。それを、人を怠惰にして堕落させる悪魔とは……やれやれだな」
「口は達者だな」
「あなたの目が曇っていることを指摘したまでだ。そうではないかな、峮峮」
峮峮は左のバングルから聖剣を取り出すと、「伸びろ!」と命じて、青い光を老人に浴びせた。見る見るうちに、老人は変化し、蠱惑的な女性に変わった。その女性は長い髪を、官能的な衣装に包まれた豊満な胸、妖艶な尻になびかせていた。
「失敗したな、ベルフェゴール。その女の姿では、私は動じない」
炸裂……変身!
そう言って、峮峮は左右のバングルを交差させ、光チュンチュンに変身した。ベルフェゴールに向かうと、ベルフェゴールは濁った緑色のロバに姿を変えた。どよんとした波動が発せられる。
しかし、ぐったり眠らされた以前とは異なり、指輪が作った結界がその波動を遮断した。
「同じ手が二度と通用すると思うな!」
峮峮はベルフェゴールに聖剣を振り下ろす。ロバは胴体が断ち切られ、真っ二つになった。
その胴体の傷口からは血が流れない。傷口からのろのろとのたくって現れたのは、二本の角と尻尾を持つ、尖った耳、長い髭に表情を醜くゆがめるベルフェゴールだ。

「終わりだな、ベルフェゴール。怠惰の悪魔よ」
峮峮はそう告げると、必殺技を放つ。
炸裂!チュンチュン剣~!
そう言って聖剣を振り下ろすと、聖剣から透き通った青い光が放たれる。そのまぶしい青い光に打たれて、ベルフェゴールは醜悪な叫び声を上げて消滅した。
公園には誰もいない。峮峮はゆっくりと変身を解除すると、決然として言った。
「これで2人……」
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第2部の2人目の悪魔は、怠惰の悪魔ベルフェゴールでした。以前ロバの姿で出会ったベルフェゴールに眠らされた峮峮、今回はあっさりと勝利を収めます。ロバに敗北したエピソードは次のリンクから。
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今までのWACK峮峮スピンオフは次のマガジンからどうぞ。
峮峮スピンオフは、のろのろと続きます。。
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