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あかぎれの詩(819字)

右手親指にアカギレできた。
同じ箇所に、今季2度目だ。
前回が日本海溝ならば、今回はマリアナ海溝。
いたいいたい。
傷がわずかでも圧迫されると痛みが発生する。
ズボンを履く時に軽く触れても痛い。
皿を持つと痛い。
ピックを持つと痛い。
いたいいたい!

昨日など普通に仕事をしていたら、血がにじんでいた。
痛いと思ったら、こんなに深かったのか。
本人も驚くほどの深さで、思わず広げて深さを確認してやろうかと思った。
潜水艦で海溝探検をする小説の一部が国語の教科書に載っていたのを思い出した。
きっとアカギレに潜ったら、潜水艦の水圧のように、気圧で潰されるに違いない。
アカギレって症状が進み過ぎたら、指をまっぷたつにしてしまうのではないか。
地球に穴を掘り続けたらブラジルに出るような。
そちらは不可能らしいけれど、アカギレならやりきってしまう気がする。
やつら根性あるから。

そんなライトサムくんだけれど、今日は愛車のヘッドライトバルブを交換しなければいけない。長くヘッドライトユニットを外してないので、少し固くなっているかもしれない。
指に力を入れたらまた出血するかな。
やっぱり痛いかな。
イヤだな🤢

おにぎりが食べたいんだな。
ずっとおにぎりが欲しくて、おにぎり口になっている。
というのも、コンビニおにぎりを通しておいしさの真髄に気づいたからだ。
その硬さが最大の要因の一つ。硬いとおいしくない。ゆるすぎると崩れてしまう。
その微妙な硬さがおにぎりの存在価値を高めるのだ。
そしてもちろんおいしい米。
ふんわり炊き立てのご飯の香り、甘味と噛んだ時のご飯の反応。
これらがおいしいおにぎりを支えている。
最近は常備している明太子もたっぷりと入れるようにしている。
ケチると塩むすびに負けるからだ。
塩むすび、明太子、かつおぶしが三大具。
ご飯は北からやってきたななつぼしだ。ホクホクご飯、おいしいです。
でもアカギレなんだよ。
おにぎりなんか作ろうものなら痛みで失神するかもしれない。
いたいいたい。

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