私のカメラ遍歴
私が今までに使用したカメラ達を簡単な感想を交えて紹介します。
別に興味を持たれるような内容では無いけれど、自分の振り返りとして書いておこうと思う。
かなり長文になってます。
最初にカメラを手にしたのは中学生のころ。
CanonFtか、Ftbだったと思う。
知り合いからの借り物だった。
当時、望遠鏡で天体観測(というほど真剣なものではなっかたが)していて、その感動を残したいと思い、カメラが欲しいとお願いした。
長く続くかどうかわからないという事で、父が知り合いから借りてくれたのかCanonだった。
望遠鏡は、アストロ(今は無い)というメーカーの100mmF10の反射式を使っていた。
この望遠鏡は結構長い間使っていて、結婚後も暫くは持っていた。
この望遠鏡とCanonの一眼で惑星や月の写真を中心に撮影をしていた。
本気という事が分かったのか、念願の一眼レフを買ってもらえた。
機種は旭光学(現リコー)のPentax SLで、55mmF1.8のレンズが付いた中古だった。
それでも一眼レフを持つことが出来たのが嬉しくて、天体写真熱が高まっていった。
高校生になり、アルバイトが解禁になったので、同じメーカーの Pentax SP2と135mmF3.5を購入。
これで2台体制になった。
135mmを購入したのは、ガイド撮影で星雲とか星団とかの撮影がしたかったからだと記憶している。
暫くしてPentax SLが壊れてしまい、この時点で機材はPentax SP2と55mmF1.8、135mmF3.5となっている。
結局この状態のままで家族写真や運動会の撮影などもやっていた。
大学時代は写真撮影に関しては暗黒時代だったので特筆することは何も無い。全く写真を撮らなかった。
社会人になり、結婚して家族が出来ると家族写真を撮るようになったが、カメラ機材に変化は無かった。
Pentax SP2というカメラは20年以上のの間、トラブル無く写真を撮り続けられるほど丈夫なカメラだった。
その後、フィルム価格、現像、プリントなどのコストに耐えかねて、デジカメを購入。
当時、カシオのQV10なるカメラが流行っていたが、購入したのはKODAKのDC210Aだった。
選択した理由が、130万画素だったこと。
このカメラは主に家族写真や旅行写真を撮っていた。海外にも連れて行った。
当時、仕事で海外出張が多く、外国の街並みを撮影して妻などに見せるのが面白かった。
このカメラの欠点は電池。単三電池を4本入れるので結構重い。
ライブビュー撮影が出来たのだが、5分もすると電池警告が出てしまうほどの電池食い。
余程でないとライブビューは使えなかったので、専ら光学ファインダーで撮影した。
次に購入したデジカメが、ミノルタ(現ソニー)のZ-1。
これは光学10倍Zoomで300万画素機。
DC210Aからは大幅に機能アップした高性能機(だった)
このカメラも単三電池4本必要だった。
しかし、ライブビュー撮影も普通に可能で、ファインダーは光学式ではなくEVFだった。
ちょっとカメラらしくないスタイルだったが、可愛らしい感じのデザインで好きだった。
しかし、旅行中に落下事故を起こしてしまい敢え無く壊れてしまった。
3台がCanonのKissDigitalNという一眼レフ。
これは初代KissDigitalが600万画素だったが800万画素に仕様変更されてカメラだった。
カメラという機材に対して、余り興味が無かったが、デジカメを設計する仕事に従事したことで、機材としてのカメラに興味を持って購入したカメラだった。
購入の際に、NikonのD70と比較して、店頭でデモ機を比較して、結局小型軽量だったKissDigitalを選択したのだが、以外にも短命に終わる。
2年位使ったが不満が出てきてしまう。
その前に、Canonの良い点として一番が人物、特に女性の肌色のトーンときめ細やかさがその後使ったどのデジカメよりも良かった事だった。
撮って出しのJPEGの品質で肌のトーンが圧倒的に良い。
しかし、Kissは入門機。デジタルでも入門機。
マニュアルの一眼レフに慣れた体は、一眼レフはなんでも自分でコントロールしたくなる。
シャッターダイヤルが無い、絞りリングも無い、フォーカスリングはあるにはあるが、距離指標とかも無い。
モードダイヤルを「P」にしてシャッターを押せば写るという撮影が物足りなくて。
結局買い換えてしまう。
その当時思うようなデジカメは存在しなかった。しかし、近い操作が出来そうなカメラを見つけた。
それが4台目のデジカメ Pentax K10Dだった。
結構大柄なボディに1000万画素のCCDセンサー。しかもセンサーを動かして手振れ補正をするという。今では当たり前の技術を搭載していた。
絞りとシャッタースピードは前後のダイヤルで調整するが、上面の表示パネルで設定値を確認出来た。
レンズはKマウントになっていた。SP2はM42マウントというねじ込み式だったので互換性は無いが、メーカー純正でマウントアダプタがあったので55mmや135mmのレンズが使えた。
Kマウントのレンズが全て使えたので、距離指標が付いた、絞りリングの付いたレンズがたくさん存在しており、まさに求めるシステムだった。
KissDigitalを入手した後から、野鳥撮影に興味を持ったのだが、それ程真剣にやっていたわけでもなく、普段の被写体は、家族だったり町中の風景だったりだった。
K10D購入後は少しづつ野鳥を撮影する機会が増えたが、一方でツァイスのプラナーを手に入れたりしてレンズの描写を楽しむ事も覚えた。
一番最初に入手したPentaxSLに付いていた55mmF1.8は、いまで言うアトムレンズで、黄変していたが、開放で白い花を撮ると、花びらの周りに上品なフレアを発生させて、何ともいえない良い雰囲気を醸し出すので非常に気に入って使っていた。
マニュアルフォーカスで面倒ではあったが、特徴的な描写をするこのレンズはとても気に入っていて、今でも所持している。
5台目のデジカメには、同じくPentaxのK-7を選んだ。
これはK10Dよりも連射が早いという事が一番の理由。
段々と野鳥撮影熱が上がってくると、連射コマ数が早い方が良いような気がして、K-7を購入した。
K10Dは3コマ/秒だが、K-7は5コマ/秒だった。
K-7は少しスリムなボディになり、軽くなったので持ち出しの機会も随分と増えた。
野鳥撮影が第一だったが、風景、家族写真にも大いに活躍してくれた機体だった。
しかし、カワセミに魅せられてしまったことが、Pentaxから離れる原因になった。
カワセミとは、渓流の宝石といわれるほど美しい野鳥である。しかし大きさがスズメ程。警戒心が強く近づくと逃げてしまう。
もっともカワセミを撮影して面白いのは、ダイブと言われる、餌の魚を獲る為に水中に飛び込むシーン。
木の枝から、或いは空中に浮遊している体制から一気に狙いを定めて水中にいる魚に向かって急降下する姿、水中から飛び上がるときの迫力。
こんなシーンは、5コマ/秒では撮れない。AFも全然追従出来ない(PentaxはAFでは遅れていた)
一緒にカワセミを撮影しているカメラマンはNikonとCanonのどちらかをお使いだった。
中でも、NikonD300(当時最新機種)で撮影したカワセミは美しかった。
なので、Pentaxを諦めてNikonに鞍替えを検討し始めた。
6台目のデジカメはNikonのD700を選択。同時に300mmF4も購入した。
なぜD300ではなく、フルサイズセンサーのD700を選んだのかは、いまだに不明だ。
(一説によると、ペンタプリズム部が飛び出していてF3の様に格好良かったということらしい)
しかし、D700はバッテリーグリップを付けて単三電池を使用すると8コマ/秒の連射が可能だったので、連射性能はD300同等だったと記憶している。
レンズは、多くの方が70-200mmF2.8を使われていたがフルサイズセンサーという事で300mmを選択した。
ただ、F2.8は高価で手が届かなかったのでF4で我慢。おまけでテレコン1.7xも購入。これを使えば510mmF6.3の望遠レンズになる。AFも動作する。
この組み合わせで、約3年間、毎週カワセミの居る池(場所は内緒)に通い詰める。
この時期は本当に楽しかった。週末が待ち遠しく、撮影後にずっしりと思い機材を抱えて電車に乗るときの疲労感が心地良かった。
楽しい時間は案外すぐに終わってしまう。
なんと、D700のセンサーを清掃中に傷をつけてしまったのだ。
それも画面の中央付近だ。もうショックで寝込みそうになった。
Nikonのサービスセンターに送って修理依頼したのだが、修理費用を聞いて驚いた。11万円。D700は17万円で購入していた。
3年間使い倒しており、そこに修理費11万円。正直躊躇した。躊躇して修理を諦めることにした。
同時にカワセミ熱も冷めてしまった。
実はその時既にD800という新しいカメラが発売されていた。D700は高速連射機だけど、D800は高画素機で連射は4コマ/秒。亀みたいな速度でカワセミには使えない。
価格も上がっていて30万。買える価格ではないと考えていた。しかし、D700に不測に自体が発生し使用不能(傷が付いただけだが致命的)になった。
この事が、気持ちをD800に向かわせたと思う。
結局は3年愛用したD700を諦めて、D800を購入 7台目となった。
このD800は2013年6月購入で価格は24万と少しだった。
結局今に至るも、このD800は愛機として僕の傍らに居る。今もって現役で毎日シャッターを切っては作品を生み出してくれている。
その後、サブ機として同じくD800を中古で購入し2台体制にしている。
レンズも300mmF4のみだったが、今のラインナップは、広角18-35mm、標準24-85mm、望遠80-200mm、60mmマクロ、105mmマクロ、85mmPCマクロ、50mmF1.4、50mmF2、28mmF2.8と安価なレンズ中心に増えている。
多分Fマウントレンズはこれ以上増えないと思う。
そして、約3年前に出会ったカメラに一目ぼれした。
それは、FujifilmのX-Pro1。
とある量販店のショーケースに入っていた黒い四角いカメラ。レンジファインダーかと思うその姿。
一目ぼれして購入してしまった。買ったは良いがレンズが無い。X-Pro1はレンズ交換式のミラーレス一眼だったのだ。
早速近くのキタムラカメラに行ってレンズを購入。
XF35mmF2R WR(当時35mmF1.4もあったが安い方)を購入。
写真を撮るよりも眺めているだけで満足してしまう姿に惚れ惚れした。
光学式のファインダーとEVFの切り替え式ファインダーを持ち。1600万画素のX-Transセンサーを搭載。
シャッターダイヤルに絞りリングを搭載。
まるで昔のマニュアルカメラそのもの。
自分が求めていたカメラの姿がそこに存在していた。
Fujifilmってこんなカメラを作っていたんだと恐れ入った。
X-Pro1は1年くらい撮りに撮った。外出時は常時持っていて、兎に角楽しかった。楽しすぎて急速に不満点も増殖した。
このカメラは反応が遅い。もっさりしている。最高速が1/4000なので、F2のレンズだと露出オーバーになる事がありNDフィルターを購入した。
解像度が物足りない、D800をメインで使っていたので1600万画素では今一解像し切れていない感じがした。(これは後に誤解だったことが判明)
そこで、既に発売されていた後継機のX-Pro2と比較してみると、欠点がほとんど改良されている様だった。
しかも光学式ファインダーは倍率が変えられる、ERFと称して光学式ファインダーの右隅にEVFの一部が表示される。画素数も2400万画素に増加。
X-Pro1の外観上で唯一嫌だったAF補助光の窓が丸から四角に変更されている。
インターフェイスでは、前側コマンドダイヤルの追加、背面にAFポイントをダイレクトに移動出来るジョグスティック追加。
そしてファインダーの視度調整機能の追加。露出補正が±5に拡大など大幅な改良が実施されていた。
こうなるとX-Pro2が欲しくなり、中古で買ってしまった。
レンズはX-Pro1に35mmを付けているので、同じシリーズのXF23mmF2を選択した。
これで、標準レンズと広角レンズが同時に使える。
X-Pro2はスタイルをX-Pro1から引き継いだ大好きなカメラだが、1点不満がある。
それは、カメラを後ろから見た時の左上の部分が角張っている事。X-Pro1は少し面取りしてあって、縦に構えた時に手に当たる感触が柔らかかったが、X-Pro2は角が手に当たって優しくない。
もう一つは背面液晶が可動式だったら良かったと思う。
そして11台めにD810を中古で購入。
何故かと言うと、最初のD800が流石にくたびれてきて、SDカードのからみで事故が起こったので下取りにだして後継機のD810を購入した。
D810はD800とアクセサリーを共通に使えるメリットと、価格がこなれてきてD850程高価では無いので入手がし易かった。
このカメラ購入して驚いたのが、ベースISO感度が64になっていた。通常がISO100なので、2/3段低くなっている。
高感度が暗いところを撮影するのに有利な様に、低感度は明るいところを撮影するのに有利になる。
太陽黒点や太陽をからめた風景を撮影する際に2/3段シャッターを遅くできる、もしくは絞りを開くことが出来る。
ニコンの説明に依ると、バケツの直径を変えずに深さを深くしてより多くの電子を貯められるようにセンサーをやり直したらしい。
シャッター音も静かになり、X-Pro2よりも優しい音になったと思う。
そしてローパスフィルターを排除したので解像感が向上したとなっているが、D800と比較すると、概ね同じだった。
細かいところを見ていくと、確かにD810や優勢なのだが、この点だけで買い替える価値は無いと感じた。
以前D800とD800Eの比較でも同じことを感じたのを覚えている。それだけD800の画質が優れているということだと思う。
もしかしたら、手持ちのD800もD810に置き換えるかもしれないが、それまでは少しキャラの違う2台を共存させていく予定。
こんな感じで所有する機材の変遷があったわけだけど、結局今、どれをもっているのかまとめると。
デジタル一眼は、Nikon D800とD810の2台
ミラーレス一眼は、Fujifilm X-Pro2 1台
レンズは、Nikonの広角18-35mm、標準24-85mm、望遠80-200mm、60mmマクロ、105mmマクロ、85mmPCマクロ、50mmF1.4、50mmF2、28mmF2.8
Fujifilm XF23mmF2
Pentax 55mmF1.8、135mmF3.5
となっている。
他にフィルムカメラで、Nikon Fアイレベル、Nikon PhotomicFTn、Pentax SP2、Yashica Mat(2眼レフ)、ブロニカETRS+75mm/150mmを所有。
いずれフィルムのデジタイズの記事も書くつもりでいます。
用途では、D800+300mmF4+ND10000 太陽撮影用
D810+60mmマクロ or85mmPCマクロ 作品撮り
X-Pro2+XF23mmF2 旅行、スナップ、家族写真など
長々と取り留めもなく書いてきたけど、ここまで読んでくださるとは思わないけど、自分の為にまとめておきたかったので書いて良かったと思ってる。
