【事件簿】私が社労士になろうと思ったきっかけ(アールワン代表:濵中)
それは私の不用意な一言から始まりました
こんにちは、初めまして!社会保険労務士法人アールワンの濵中(はまなか)です。部下の久保田(SNS担当)にすっかりnoteの先を越されてしまったので(笑)今日は私の自己紹介も兼ねて、なぜ私・濵中が社会保険労務士になろうと思ったのかを語ろうと思います。ぜひお酒を片手に、またはお茶を飲みながらぜひご覧ください。
(ちなみに私はワインが大好きです、詳しくないけど…)
実は私は最初から社労士だった、とか、法律に強い興味があった、というわけではなく、大学を卒業してすぐにあるサービス業を営む会社に就職しました。
入社した会社で順風満帆にキャリアを重ね、28歳の頃にはたくさんいるアルバイトの労務管理の責任者をするようになっていました。その時にあの事件は起きました・・・
私が新しく配属された店舗に遅刻常習犯のアルバイト(Aさん)がいました。何度注意をしても遅刻をする癖が抜けません。いろいろな事情で遅刻してしまうのは頭では理解できていましたが、ある日、つい頭にきた私はAさんに対してこんな事を言いました。
「Aさん、やる気がないなら明日から来なくていいよ!」
言って「すっきりした」という気持ちもあり、Aさんも私に注意をされたときは素直に聞き入れてくれたのですが、翌日からAさんは出勤してこなくなりました。
私は「Aさんはしょうがないな、次に出勤するときにもっとちゃんと注意しないとな」と思った程度で、平常業務に集中しました。
Aさんは来なくなり、その代わりに来たものは・・・
ですが、その1か月後、私が勤務している店舗に内容証明郵便が届いたのです・・・。そこにはこう書かれていました。
「私は濵中さんに解雇をさせられたので1か月分の給与を払ってください。」
正直私はAさんが何を言っているのか理解できませんでした。しかし、このことを本社に伝えると「なんてことを言ったんだ!」と怒られてしまったのです。
今となってはご存知の方も多いでしょうが、労働基準法では従業員をクビ(解雇:労働基準法第16条あたりに詳しく記載があります)するときには1か月分の給与を払わなければならないことになっているのです。しかし、当時の私はそんなことを知る由もありませんでした。
結局、遅刻ばかりするAさんに会社は1か月分の給与を支払うことになってしまったのです。
心に火がついた
この時に私は自分の無知さにむちゃくちゃ腹が立ちました。労務管理をする立場にありながら、労働基準法という基本的な知識を全く知らなかったこと、そしてその結果会社に迷惑をかけてしまったこと、自分の不甲斐なさに猛烈に腹が立ちました。この瞬間、私の心に火がつきました。
とにかく労働基準法など雇用に関する法律をがむしゃらに勉強しました。それをしていく中で「社会保険労務士」という資格の存在を知り、どうせ勉強するなら目標があったほうがいい、ということで資格合格を目指して勉強を始めることにしたのです。
働きながらの勉強でしたが、幸い2回目の試験で合格をすることができました。
そして、アールワンへ入社
社会保険労務士になって、とにかく私のような思いをする人を減らせるようにしたいと思い、社会保険労務士法人アールワンへ入社しました。30歳のときでした。現在では30歳前後未経験職種の転職は珍しくありませんが、当時からすると遅いスタート(笑)
代表や先輩社員にとにかく仕事のABCを教わりながらがむしゃらに日々を送っていました。その話はまた後日、noteへ記したいと思います。
さいごに
以上が、私が社会保険労務士、またアールワンへ入社した理由です。早いもので社労士になり18年目、アールワンへ入社18年目、そしてアールワンの代表になり6年目となりました。
事件をきっかけに私のように知らないことで損をする人が出てほしくない、という想いが私の社労士としてエネルギーの源泉です。
ある人がこんなことを言っています。
「法律は弱い者の味方ではなく、知っている者の味方」
今は経営者にとって非常に厳しい時代です。プレイングマネージャーとして最前線で戦いながら、一方で労務管理などもしなければならない。従業員のほうが法律に詳しいことも珍しくありません。私はそんな真面目に経営をしているみなさんがあの時私のような思いをしてほしくないと思っています。そのために私たちは経営の伴走者として今日も「四角い法律を丸く」していきます。
