初心者向け【インデックス投資】の考え方|普段の生活の中に「自動運転」の投資を増やす~投資は誰かにお任せ?
「将来のためにお金を増やしたい。でも・・」
毎日、仕事に家事に育児に追われる中で、ふとそんなことを思う瞬間はありませんか?
でも・・、その後に続く言葉は決まってこうかもしれません。
「投資なんて勉強する時間がない」
「スマホの画面を一日中見るなんて無理」
「損をして、家族に迷惑をかけたくない」
もしあなたがそう思っているなら、その感覚は正しいです。
私たち一般の生活者が、仕事中にトイレに駆け込んで株価をチェックしたり、寝る間を惜しんで経済ニュースを分析したりするのは、正直言って割に合いません。
今の生活リズムを保ったままでは、そんな生活は続けられないと思います。
でももし、「スイッチを一度押したら、あとは全自動で将来へ連れて行ってくれる投資」があるとしたらどうでしょう?
今日の夕飯の献立を考える間に、勝手にお金が働いてくれる。
そんな「自動運転」のような仕組みがあるとしたら?
それが、今回の「インデックス投資」です。
これからお話しするのは、全く知識ゼロでも大丈夫です。
少しだけお付き合いください。
◆投資は「副業」ではありません
まず最初に、一番大きな誤解を解いておきましょう。
多くの人は、「投資」という言葉を聞くと、こんな光景をイメージします。
複数のモニターに囲まれて、険しい顔でグラフを睨んでいる人
「今だ!売りだ!買いだ!」と電話で叫んでいる人
株価が暴落して、頭を抱えている人
これは、ドラマや映画の影響もありますが、正確にはこれは「投機(トレード)」と呼ばれるものです。
言ってみれば、プロのスポーツ選手や、高度な技術を持った職人の世界です。
これを普通の会社員や、子育て中のパパ・ママが儲けるためにやろうとするのは、副業を一つ増やすようなものです。
本業でクタクタになって帰宅し、子供を寝かしつけた後に、さらに別の仕事を始める。
それでは続くわけがありませんし、プロ相手に勝てるわけもありません。
私たちが目指すのは「オーナー」です
「インデックス投資」は、自分が汗水垂らして働くスタイルではありません。
イメージしてほしいのは、「優秀な選手が所属するチームのオーナーになること」です。
あなたはチーム選びと資金の提供をして開始スイッチを押すだけ。
あとは選手が勝手に動いて結果を出してくれる。
あなたはその間に仕事をしてもいいし、子供と公園で遊んでもいいし、昼寝をしていてもいいんです。
投資を労働にしないでください。
投資は、あなたの人生を豊かにするための「仕組み」であるべきです。
◆インデックス投資=「全自動洗濯機」
では、インデックス投資とは一体何なのか?
これを理解するために、家にある「洗濯機」を想像してみてください。
昔の洗濯 vs 今の洗濯
昔々、洗濯は重労働でした。
たらいに水を張り、洗濯板を使って、一枚一枚ゴシゴシと手で洗う。
「ここの汚れが落ちていない」「この生地は優しく洗わないと」と、常に気を配る必要がありました。
これは、投資の世界で言う「個別株投資」に似ています。
「A社の株は上がるかな?」「B社は経営が危ないかも?」と、一つ一つの銘柄を自分で選び、情報を集めて精査しメンテナンスし続ける方法です。
上手くいけば綺麗に真っ白になりますが、失敗すれば服が破れる(大損する)こともありますし、何より手間がすごいです。
対して、今の私たちはどうしているでしょうか?
洗濯物を放り込む
洗剤を入れる
開始ボタンを「ピッ」と押す
これだけですよね。
あとは放っておけば、洗濯・すすぎ・脱水、最近の機種なら乾燥までやってくれます。
洗濯機が回っている間、じーっとドラムの中で回る洗濯物を見つめている人はあまりいないはず・・
インデックス投資とは、まさにこの「全自動洗濯機」です。
毎月決まった日に、決まった金額を入れる設定さえしてしまえば、あとはシステムが勝手に、世界中の成長しそうな企業にお金を配分し、増やそうと努力してくれます。
あなたは、スイッチを押すだけ。
あとは、ほぼ今まで通りの時間を楽しんでいればいいのです。
洗濯機の中身はどうなっているの?
スイッチを押すだけでいいのは分かった。
でも、その洗濯機の中で一体何が起きているの? 怪しくない?
たしかに中身の動きがブラックボックスでは、大切なお金を預けられません。
この「全自動洗濯機(インデックスファンド)」の中には、何が入っているのでしょうか。
一言で言うと、「世界中の優良企業の詰め合わせパック」が入っています。
◆「選ぶ」のではなく「全部買う」
例えば、あなたがスーパーに行って、「今後一番売れるお菓子を一つだけ当ててください」と言われたらどうしますか?
ポテトチップスかな? チョコレートかな? それとも新しいグミかな?
これを当てるのは至難の業です。外したら利益はゼロです。
でも、もし「スーパーのお菓子コーナーの商品、全部入りセット」を買えるとしたらどうでしょう?
その中には、爆発的に売れるお菓子もあれば、あまり売れないお菓子もあるでしょう。
しかし、お菓子市場全体の売り上げが盛り上がっていれば、「全部入りセット」全体としてみれば価値は上がっていきます。
インデックス投資(特に「全世界株式」と呼ばれるもの)は、これと同じことをしています。
アメリカのアップルやマイクロソフト、アマゾン
日本のトヨタやソニー
ヨーロッパのルイ・ヴィトンやネスレ
こういった、世界中の何千社という企業の株を、ものすごく薄く広く、袋詰めにして持っている状態。
これがインデックス投資の正体です。
なぜこれが安全な投資なのか?
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